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一緒に暮らすならどの娘?part3(何でも有り)

1 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 15:39 ID:2Uysi/G6
妄想しちゃってください

前スレ
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mor2&key=983866543

2 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 15:57 ID:7u2UST2.
希に見るなれ合いスレ発足

3 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 16:03 ID:2Uysi/G6
最初の方は書いてたけどな・・・
馴れ合いで萎える。
控えるべき所は控えた方がいいと思うんだけどね

1の言う事じゃないけど(藁

4 :コンロン : 2001/04/16(月) 16:06 ID:gZ.UDhfw
なれ合いとかどうでもいいんだよ。
俺はネタが読みてーだけだ。わかったかボケェ

5 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 16:08 ID:2Uysi/G6
>>4
応援するのはかまわねーし、書いてる奴の励ましになるだろう。
わかってるよ、ボケェ(ププ

6 :えいじ君頑張れ : 2001/04/16(月) 16:09 ID:ShpQRJvA
次は誰が書くん?

7 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 16:09 ID:MFeWMlc2
〜さんすごい!

系のレスを禁じる
会話を禁じる

8 :コンロン : 2001/04/16(月) 16:17 ID:GMw9wHkE
>>3
>>5
やっぱなかなかきつい事は言いづらいんだよね・・・
それが馴れ合いになってるのかな・・・

9 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 16:27 ID:2Uysi/G6
スレ汚ししちゃったなぁ
反省

>>7を参照にするか



10 :七誌娘。 : 2001/04/16(月) 16:39 ID:2vBHXnjI
石熊さんカンバーック!!


11 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 16:42 ID:ShpQRJvA
part3からはエロいネタは禁止です。

12 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 16:43 ID:MFeWMlc2
>>10
死ね

13 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 16:43 ID:7AQoctns
つーか書きかけ放置はやめてくれ・・・

14 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 16:44 ID:2Uysi/G6
何でもありだから、それはちょっと・・・

15 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 16:45 ID:MFeWMlc2
それから、
「〜スレでネタ書いてる〜っす」
とか言いながら他のスレッドで雑談を始めるのも禁止
他のスレッドの人は知らない場合が多いから
もし知っているとすさまじい馴れ合いが始まるし

16 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 16:45 ID:2Uysi/G6
>>14>>11

17 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 16:48 ID:2Uysi/G6
>>15
ネタスレ小説スレでの迷惑防止か

18 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 16:55 ID:SAP3adug
誰か小説書けや〜!!

19 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 17:46 ID:nwbrl.Mw
まあみんな気にせずネタ書いてよ。楽しみにしてっから。

20 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 17:49 ID:Ez75tomo
l型さんまだですか?

21 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 20:03 ID:nwbrl.Mw
オフラインまだか?

22 :オフライン作業 : 2001/04/16(月) 21:25 ID:ibSWOBa6
>>21
もうちょっと。どうやって同棲させるか思案中。

飯田リーダーかあ。長嶋監督みたいになるんかな。


23 :名無し娘。 : 2001/04/16(月) 22:13 ID:Q4x/DhO2
「ぐっもーにんっ!だ〜りぃん!」

ダニエルと迎える、朝。

24 :名無し娘。suzuka : 2001/04/16(月) 23:02 ID:we9EVQNU
皆様がんばれ

25 :名無し娘。 : 2001/04/17(火) 01:59 ID:6UNXSHg6
ジリリリリリリリリ!!目覚ましが鳴る。
朝。
(もう、こんな時間か)
ようやく慣れはじめた早起き。ようやく慣れはじめた仕事。
キッチンの方からはミソ汁の匂いがする。
(あ、朝メシ作ってくれてるんだ)
もう一度、目を閉じようとする。

「早よ起きやー!遅刻するでー」

その声を聞いて、ようやく布団から出る。
「まったく、目覚し時計の意味が無いやないの」
「おはよ」「ほんと、寝ぼすけで困るわ。朝ご飯できてるで。早よ食べやー」
「いただきまーす。・・あっ、ミソ汁うまい!」「ほんまに?」
「だいぶ料理うまくなったね」「まっ、ちょっと本気出せば軽いもんやわ」
彼女は得意そうに笑う。

「今日、仕事は?」「昼のラジオと、午後にちょっとだけ」
「じゃ、夜は空いてるね」「なんやのん?」
「外で食事でもしようよ」「どうしたのん?珍しー」
「いいじゃん、たまには」

ここで暮らし始めて一年。
出掛けに、カバンの中の小さな箱に触れる。指輪が入っている。

「じゃ」
「いってらっしゃーい!早よ帰ってきてなー」


〜〜〜〜『恋の記憶』〜〜〜終

26 :えいじ : 2001/04/17(火) 02:04 ID:6UNXSHg6
すいません。<<25は私でした。
最後にまたやっちまった。
最後の2話はオマケとエピローグと言う事で。
part2の<<805さんの言うとおり。興奮してまして。

長々とスレ汚しのような駄文スイマセンでした。
読んでくれた方、ありがとうございます。


27 :名無し娘。 : 2001/04/17(火) 02:26 ID:viJJF4vg
>>26
すげーおもしろかったよ。
またなんか書いてね。

28 :: 2001/04/17(火) 03:15 ID:UNF4z74A
>>26
最高でした。

29 :クールベ : 2001/04/17(火) 06:39 ID:xTxqxAEU
>>26
正直、中澤〜とか思ってたけどマジ面白かったです。
でも矢口がもうちょっと絡んで展開していくのかなって期待してたけど・・・
じゃあ次回作期待してます。お疲れさんでした。


30 :名無し娘。 : 2001/04/17(火) 07:24 ID:zh5kfA8c
おっはー

31 :名無し娘。人気ナンバー1は加護かな? : 2001/04/17(火) 12:55 ID:BLPr1Ohg
誰か書いてん

32 :名無し娘。 : 2001/04/17(火) 18:19 ID:VT5GEy6o
えいじくん、おもろかったよ。
またなんか書きなよ。

33 :サンダー : 2001/04/17(火) 20:08 ID:ibm9EH96
2001年4月××日 千葉県立○○高等学校

AM08:45分
朝のベルが鳴る。いつもと何一つ変わらない景色。
「お〜い、チャイム鳴ったで〜。はよ座り〜。」
担任が来た。名前は中澤裕子。28歳にして独身だ。
年齢の割には若く見え男女共に慕われている。
しかも「裕ちゃん」というあだ名付き。
中澤「え〜今日はみんなに嬉しいニュースがあります。」
自分は別に興味のなさそうな顔をしていた。
中澤「なんとこのクラスに転校生が来る事になりました。」
自分「(どうせたいしたやつじゃないだろ・・・)」
中澤「さ、入ってき。」
転校生が入ってくる。
転校生「今日からこのクラスでお世話になります。
石川梨華と言います。宜しくお願いします。」
クラス中ざわめきが出たのは言うまでもない。
なにしろいつもTVで見ていた人がこの教室にいるのだから・・・。
中澤「じゃあ、席は・・・。あの窓側に座ってる三浦の隣でええな?」
自分の所に石川さんがやってくる・・・。
石川「あの・・・三浦君。これからよろしくお願いします。」
三浦「は、はい。よろこんで。」


34 :名無し娘。 : 2001/04/17(火) 20:44 ID:mHRhNVf6
期待していいですか?

35 :えいじ : 2001/04/17(火) 21:24 ID:fh/xW90I
>>29矢口がもうちょっと絡んで
そこらへんは作者の力不足&ネタの賞味期限を考慮しまして。
>>27>>32
ありがとうございます。しかし、しばらくの間は忙しいもんで。
そのうち暇ができたら、また。ネタが浮かべばいいんですが・・・
と、会話こそスレ汚しですね。一読者に戻ります。新作も始まったし、期待ですね。

36 :ELISE : 2001/04/17(火) 23:48 ID:oU8uW3vA
俺も何か書いていいですか?

37 :ゴビンダ28号 : 2001/04/17(火) 23:49 ID:.ebYR7x6
>>36
是非お願いします。

38 :名無し娘。 : 2001/04/17(火) 23:49 ID:JINhizDo
チンコが生えてるよっすぃ〜と暮らしたい

39 :名無し娘。と同棲中 : 2001/04/17(火) 23:50 ID:WOK3DhzM
>33
期待しますよ〜
>36
どうぞ〜。書いてください

40 :名無し娘。 : 2001/04/17(火) 23:50 ID:Q4lRikZU
自分で考えろ、ばか。

41 :名無し娘。 : 2001/04/17(火) 23:51 ID:83IT83r2
やっぱ、ののちゃん。
あの性格と、あの、アホっぽさ。いいね〜。
ぜひ、生活してみたいよ。
10年待つよ!ののちゃん。(笑)

42 :信長 : 2001/04/17(火) 23:51 ID:mz3/kDvY
書くが良い、余が許す。

43 :ELISE : 2001/04/18(水) 00:01 ID:abEQszLI
「あれっ〇〇?ねぇ〇〇じゃないの?!」
 それが3年振りの再会だった。

 最初に気が付いたのは彼女の方。
 彼女の名前は『保田 圭』
 いまや日本中の誰もが知っているアイドルグループのメンバーだ。

 「えっ!保田?保田かぁ?!」驚いた俺は思わず声をあげてしまった。
 「そうだよー! 〇〇って全然変わってないからすぐに分かったよー」彼女は笑顔で応えた。
 彼女はこの3年でかなり変わった。いや、テレビなどで変化していくのは見ていたが、実際目の前で見る
 と・・・。女は凄いスピードで綺麗になっていくってのは本当の話だった。

 

44 :ELISE : 2001/04/18(水) 00:09 ID:abEQszLI
日中は皿リーマンしてるので、カキコは可能な限り努力します。
皆さんの御期待に添えるよう頑張ってみますので、どうぞよろしく。

45 :名無し娘。のおっかけ : 2001/04/18(水) 00:12 ID:KdIwglzo
頑張れー、応援してるぞ

46 :信長 : 2001/04/18(水) 00:13 ID:8XyOEBHY
働き次第によっては褒美を取らす。
精進いたせ。

47 :ゴビンダ28号 : 2001/04/18(水) 00:33 ID:Q5tldlhM
私、ここを見るのが日課になっております。
頑張ってください。

48 :うんちっち : 2001/04/18(水) 00:48 ID:gialO0I2
>>43やっすー小説期待っす
http://server2043.virtualave.net/novellover/cgi-bin/data/043.jpg

49 :名無し娘。 : 2001/04/18(水) 01:15 ID:osuJJWkc
L型、オフライン。早よ書かんと埋もれるぞ。

50 :ヒキ之進 : 2001/04/18(水) 03:25 ID:GR8EbiJ.
(#-_-)<まだか〜
(∩ ∩) 

51 :名無し娘。 : 2001/04/18(水) 03:26 ID:74b1.YoM
え、ここってGMに乗っ取られたの?

52 :名無し娘。 : 2001/04/18(水) 03:44 ID:tyzfSCLM
このスレ読むと裸の王様を思い出すよ。

53 :サンダー : 2001/04/18(水) 05:31 ID:01ln8UfM
自分は学生の身分なので更新が遅れると思います。
ご了承下さい。
三浦君の名前・後藤真希&吉澤ひとみの設定を希望があったら
書いて下さい。

54 :名無し娘。 : 2001/04/18(水) 05:58 ID:bGCoa6l6
>>53
それは作者が考える事。
展開や設定を知らないからこそ読み手は楽しめるものだ。




55 :名無し娘。 : 2001/04/18(水) 06:05 ID:QbVAEpWc
三浦君の名前:和義
三浦君の彼女:吉澤ひとみ
三浦君のセフレ:後藤真希

真希は、和義から『ひとみを殺したらオマエと付き合う』
とそそのかされ、ひとみを殺害する。
しかし、和義には真希と付き合う気など毛頭無かった。
頭の悪い真希は、うまく取り調べに応じられず単独犯と断定され、服役する。
これは全て、和義の描いたシナリオ通りであった。

晴れて自由の身となった和義は、本命の転校生、石川梨華を毒牙にかける。

56 :サンダー : 2001/04/18(水) 07:45 ID:I7Fi9Rl6
2001年4月××日 神奈川県立○○学校

AM08:10
「お〜い、優吾ぉ〜、起きろ〜」
母親の彩が起こしに来る。
「早く学校行かんと遅刻するぞ?」
「分かってるよ。うっせ〜な〜。」
「何か言った?」
「な、何も言ってないよ。行って来ます。」
まだ寝起きの状態で家を飛び出してきた。
・・・まだ眠い。
いつもの十字路を曲がり商店街に入る。
そして長い時間を掛けてようやく学校が見える道路に差し掛かる。
「プップ〜!」
車が来た。ここの道路を走るから大抵は教師だろう。
「よっ!少年。」
保健室の中澤裕子だ。
20代後半で未だ独身らしい。
学校の男女共に人気がある。
人の悩みはすぐ解決させる。が彼女のモットー。
保健室に来る人はほとんど中澤との話がメインだ。
「あ、おはよう御座います。」簡単な挨拶をする。
そして、学校に着いた。
AM08:40
担任の斎藤洋介が入ってくる。あだ名は「モアイ」・・・
斎藤「え〜今日はこのクラスに転校生が着ます。」
斎藤「じゃ、入ってきて。」
スタイルの良い女のコが入って来た。
「初めまして、今日からこのクラスでお世話になります。石川梨華です。」
斎藤「じゃ、席は・・・あの窓際の三浦の隣の席だ。」
今気付いたが隣は空席だ・・・。
石川「三浦君、これからよろしくおねがいします。」
これは今から始まる自分の恋物語の一部に過ぎなかった・・・。




57 :サンダー : 2001/04/18(水) 07:48 ID:I7Fi9Rl6
>>33は、これからの内容に相応しくないので辞めます。
一応書ける範囲で書こうと思いますのでよろしくです。


58 :名無し娘。 : 2001/04/18(水) 07:53 ID:Z9RlrRyY
三浦和義…懐かしいな。
結局有罪になったんだっけ?

59 :L型 : 2001/04/18(水) 16:21 ID:zYJ.0kbE
>>1
新スレ立てていただきありがとうございます。
自分は今、実生活の方が忙しくてなかなか続きが書けないのですが、
一段落つき次第またよろしければここで書かせていただこうと思います。

60 :石川革命21 : 2001/04/18(水) 16:39 ID:Fe4YwlpY
「あなた 早く起きないと遅刻するわよ」
「ん? んんー」
妻の声で僕は目を覚ました。

朝ご飯を食べながら朝刊に目を通す。
今日は1月・・・19日・・・。

「・・・・・・」

・・・記憶の糸が弾けるように回り出す・・・

61 :石川革命21 : 2001/04/18(水) 16:53 ID:Fe4YwlpY
彼女が喜ぶのはどんなものだろう?
そう言えば ”くま”が好きだって言ってたっけ。
ぬいぐるみ、とか? ・・・子供っぽいな。
第一、学校で渡すんじゃ目立つ。
あ! このオルゴールなんかどうだろう?
・・・”くま”が可愛くお座りしている。
うん、いいな。大きさも、値段も手頃だし・・・。
「すいません、これ、プレゼント用に・・・」

僕は彼女に放課後、教室に残るよう頼んだ。

「何? 用って」
「あの、これ・・・」
「え?」
「誕生日・・・プレゼント・・・」
「あ、え? あ、ありがとう・・・」

彼女は突然のことに戸惑っていたが、顔を赤らめて受け取ってくれた。
ぎこちないながらも嬉しさを示すため、精一杯に微笑んでくれる。
それを見ると胸の奥がカーと熱くなる。気の利いた台詞も出てこない。
何を隠そう、女の子にプレゼントを贈るなんて、生まれて初めてのこと。
しかも贈った相手が僕の大好きな女の子ということで完璧に舞い上がっているのだ。

校舎の外からは、生徒の声が聞こえる。クラブ活動・・・。
しかし、やがてそれらの声もフェードアウトしていき、沈黙だけが残る。

こんなとき、どうすればいい?
苦しくて、それでいて幸せな、そんな複雑な沈黙が永遠に続くかに思えた。

62 :石川革命21 : 2001/04/18(水) 17:06 ID:Fe4YwlpY
と、そこに、

「見ーちゃった、見ーちゃった。お熱いね」

そんな声が聞こえたかと思うと、ドアが開く。
別に疚しいことをしていたわけではないのに僕と彼女は慌てふためく。
見るとクラスでも特に騒がしい奴がにたにた、いやらしい笑みを浮かべていた。

「お前ら、そんな仲だったんだ? へー」
「・・・・・・」
「・・・・・・」

彼女を見やると恥ずかしそうに俯いている。
奴は僕らの回りを時間をかけて一回りすると、ふんっと鼻を鳴らした。

「じゃあな」

意外なことに奴はそれ以上何も言うことなく消えていく。
何かから解放されたような気がして、思わず溜息をつく僕と彼女。
その気まずい雰囲気を取り去るように彼女はにっこり笑って僕に言う。

「ねえ、開けてもいいかな?」
「え? ここで?」
「うん!」

その申し出にしばし迷ったが、結局それを拒むことも出来るはずがない。
気に入られなかったらどうしよう? がっかりさせてしまったらどうしよう?
そんな思いが胸を駆けめぐっている・・・。
ゆっくりとそれでいて丁寧にリボンをほどいていく。
包装紙までをも破らないようにと、慎重にシールを剥がして開封する彼女。
そんな一つ一つの行動を見守りながら、僕は彼女の横顔を見た。
顔をうっすらと上気させて、瞳はわずかに煌めいてる気がした。
僕はもう、それだけで良かった。
かくして”くま”のオルゴールは彼女の手によって机の上に鎮座する。

63 :石川革命21 : 2001/04/18(水) 17:15 ID:Fe4YwlpY
「可愛い! こういうの、欲しかったんだ」

頭の芯が、ぼうっとする・・・。

「音・・・鳴らしても、いい?」

上目遣いで、懇願するような目で、彼女は言った。

「あ、え、だってもう君のものだよ。鳴らしてもいいに決まってるじゃないか」
「ん、ありがとう! それじゃ鳴らすね」

しばらくオルゴールの奏でる音に、二人して耳を傾ける。
泡のように音色が浮かび・・・そして消える。
消えたあとからまた浮かび・・・消え・・・浮かび・・・消え・・・。
窓から射す冬の光は暖かく、優しく、ゆったりと僕たちを包み込む。
まるで夢の中にいるような、そんな気分。
僕と彼女の二人だけの空間が今ここにあること、それが嬉しい。

・・・告白するチャンスじゃないのか?・・・
頭をよぎった。

・・・さっきの彼女、見たろう? きっと彼女も・・・
息を飲んだ。

・・・僕が告白するのを、待っている?・・・
彼女は目をつむって、口は軽く笑みを浮かべながら聞き入っている。

・・・よしっ!・・・
そう決心したときだった。

「あーあ、音、止まっちゃった・・・」

彼女は目をパッチリ開け、残念そうにそう呟く。

「・・・・・・」
「どうしたの?」

ちょっと小首を傾げて尋ねるその仕草に胸が跳ねる。

「いや、何でも・・・ない」

僕は結局その日、彼女に告白出来なかった。

64 :石川革命21 : 2001/04/18(水) 17:21 ID:Fe4YwlpY
次の日、学校に行くと案の定、奴が絡んできた。

「お! 来た来た! 旦那様が来ましたよー」
「?」

大きな声でそう言うと、僕に近付いて来る。

「なあ、あれからあいつとキスでもしたのか?」
「何言ってるんだよ」

僕は無視して席に着く。
彼女の方を見ると不安げに僕を見ていた。

「それともそれ以上のことしたのかなぁ? 学校でよくやるねぇ」
「何もしてないって」
「家に連れ込んで? か?」

奴を睨み付けても蛙の面に小便だ。

「どうしてあいつにプレゼントなんかしたんだ? 結局お前、好きなんだろ?」
「・・・・・・」

何も・・・言えなかった。

「下心でも?」

にやけた顔に触発されてか、僕は何かが切れるのを感じた。

「ない! そんなもの、ない! ただ誕生日を知ってただけだ!
 好きじゃなくても、プレゼントあげるのが悪いのか?」

・・・あっ・・・

僕は言ってはならないことを言ったかも知れない。
急激に周囲の温度が下がったような気がした。
彼女を見る。
一瞬、泣きそうな顔になっていたがきゅっと口を結ぶと一言、彼女は言った。

「私も、貰いたくて貰ったんじゃないもん・・・」


それから彼女とは口を聞くことが出来なくなっていた・・・。

65 :石川革命21 : 2001/04/18(水) 17:28 ID:Fe4YwlpY
2月14日。バレンタイン。
この日、彼女は僕にチョコをくれた。
他のクラスメートのいる前で僕に。
本当は嬉しかった。嬉しかったけど・・・
彼女の一言に意地を張っていた僕は冷たく言い放ったのだった。

「誕生日プレゼントの、お返しか?」

あの時と同じようにきゅっと口を結ぶ彼女。

「・・・貰ったら、お返ししなきゃね」

僕に無理矢理チョコの包みを預けると、その長い髪を振り乱し走り去った。
あとには甘いコロンがほのかに香っている。
僕の手にはただ、彼女がくれたチョコの包みが残っていた。

僕は何とか彼女と仲直りしたかった。

彼女が誰かと付き合ったとか、僕を好きだという人が現れたりした。
彼女はともかく、僕は長続きしなかった。

・・・いつも心のどこかに彼女がいた。
でも時だけがあまりにも早く過ぎ去っていく。

クラス替えで彼女とは別々のクラスになっていた。

春が過ぎ、夏が過ぎ、秋、冬を迎え、そしてまた春、卒業式。
別々の大学へと進学・・・。

66 :石川革命21 : 2001/04/18(水) 17:36 ID:Fe4YwlpY
結局、僕はこどもだった。
彼女が皆の前で僕にチョコをくれたのは、彼女が精一杯に僕への好意を示したものだったんだ。
周りに、そして特に僕にその気持ちを分かってもらいたかったに違いない。

・・・好きっていう気持ちを。

なのに僕は「誕生日のお返し」として受け取り、そう思い込もうとした。

・・・本当は心のどこかで分かっていたのに。

「ふふっ」

どうしようもなく幼稚で どうしようもなく不器用で
そんな少年時代が どうしようもなく懐かしかった。


「じゃあ、行ってきます」
「あなた、鞄忘れてるわよ」
「あ、悪い」

妻は半ば呆れた顔をして、僕に鞄を手渡した。

「本当にドジなんだから・・・」
「ははは、じゃ、今度こそ行ってくるから」
「いってらっしゃい」
「あっと!」
「何? まだ何か忘れ物?」

僕は今日、妻に言うべきことがあったのだ。

「梨華、誕生日おめでとう!プレゼントはやっぱり”くま”がいいかな?」

妻ははっとしたような顔をすると、少女みたいな笑顔を浮かべ、こくん、と頷いたのだった。


・・・そう、まるで僕があのオルゴールを贈った日のような笑顔で。

67 :さっくり読めました。 : 2001/04/18(水) 17:40 ID:unuHMn6s
石川革命21 いい感じ続ききぼーん

68 :名無し娘。 : 2001/04/18(水) 18:24 ID:AMMi22Q2
いつの間に・・・

69 :名無し娘。 : 2001/04/18(水) 22:21 ID:66tqLE2s
石川革命21・・・さらりと読めて
いい気持ち。

70 :名無し娘。suzuka : 2001/04/18(水) 23:23 ID:5iQT3V0c
>石川革命21
すごーい

71 :石川革命21 : 2001/04/18(水) 23:47 ID:Fe4YwlpY
ありがとうございます。

72 :名無し娘。 : 2001/04/19(木) 00:57 ID:zBDrcTIo
>>71
もう書かないんですか?

73 :誰か書けや : 2001/04/19(木) 15:34 ID:tziSYatA
いい加減放置しないでくれ。

74 :なっちネタ : 2001/04/19(木) 17:39 ID:71Ozo0rM
…目が覚める。午前6時。
僕の横では、なつみがまだ、静かに寝息を立てている。

起きようと思い、体を起こす。
ベッドが揺れた拍子に、なつみが目を覚ましたようだ。

「ん…起きるんだべか?」
「ああ」
「まだ早いべさ…」
そう言って、僕の手を引っ張る。
言われるがまま、再びベッドにもぐりこんだ。温かい。

見つめあう二人。
なつみが、意味もなく、ふふっ、と笑う。

軽くキスを交わして、僕は再び目を閉じる。

今日もまた、二人して寝坊することになりそうだ。


75 :名無し娘。 : 2001/04/19(木) 18:16 ID:/0YXR9Pc
wノノハw
(。^〜^。) <ベーグル、たべる?

76 :天使失踪 : 2001/04/19(木) 23:28 ID:mokdDgT6
なつみがこの部屋を出て行ってから二週間が過ぎた。

なつみの友人、実家にも電話をしてみたが、居場所はわからなかった。
携帯は繋がらないし、連絡の取りようが全くない。
なつみがいないせいで、俺は紅茶のありかすらわからない。
毎朝、自分で朝食を作った。が、あまりおいしくなかった。

彼女が出て行った理由――。それは俺の浮気。いや、それは正確ではない。
今まで俺の浮気が発覚したことは何度かあったが、出て行くことはなかった。
本当の理由――。それは俺が浮気した相手が『森公美子』似のグラマラスな
女だったからに違いない。なつみは激しく嫉妬したのだろう。

俺はバカやろうだ!!なつみがいないと何にも出来ないのに……。
『大切な物は、失ってから初めて気付く』とは、まさにこのことだ。

77 :天使失踪 : 2001/04/19(木) 23:29 ID:mokdDgT6
それからさらに二週間が過ぎた。

相変わらず、なつみから連絡はなかった。
なつみがいなくなってからというもの、俺は何も手につかない。
今日は快晴の日曜だというのに、部屋でずっとゴロゴロしていた。

テレビをつけると、『笑点』がやっている。
「どうも!!こん平で〜す!!」
笑うどころか、逆にムカついた。
そう言えば、俺は元々『笑点』が面白いと思う人間ではなかった。

「ハァ…」
机の上に置いてあるなつみとのツーショット写真を眺めると、自然に
ため息が出てしまう。

笑点も終わり、時刻も18:00を迎えようとしている。
(ああ、腹減った。でも、もう今日は部屋を出る気がしないなあ……)
俺はピザの宅配を頼もうと、受話器に手を掛けようとした。

78 :天使失踪 : 2001/04/19(木) 23:30 ID:mokdDgT6
――その瞬間

「プルルルルルル、プルルルルルル」
電話が急に鳴り出した。
(も、もしかして、なつみか?いや、絶対そうだ!!)
そう直感した俺は、急いで受話器を上げた。

「もしもし」
「…………」
「もしもし、なつみか?なつみだろ!!」
「……そうだべさ」
「すまなかった、俺が悪かったよ。もう絶対に浮気しないから許してくれ!
お願いだ!なつみ」
なつみに見えるわけでもないのに、俺は土下座をしながら謝った。

「「…………」」
すぐに返事を貰えるわけもなく、気まずい雰囲気が漂う。
どのくらいだろうか、かなりの時間が過ぎ、ようやくなつみが口を開いた。

79 :天使失踪 : 2001/04/19(木) 23:31 ID:mokdDgT6
「許してやっても、いいべ……」
「え!?いいの?ホントに?ありがとう……」
俺は半泣きしながら言った。

「でも、条件があるべ」
「じょ、条件って?」
「今、なっちがどこにいるか当てられたら許してやるべ」
「そ、そんなのわかるわけないよ」
「したっけ、許してやらないべ。ちなみに答えられるのは一回だけ。もし
外れたら、わたしたちもう終わりだべさ」
「そ、そんな〜〜」

そんなのわかるはずがなかった。俺は半泣きから泣きベソに変わりつつある。
いくら考えても、全く見当がつかない。適当に答えても、多分外れる。
俺はうなだれ、涙が2、3粒カーペットにぽたぽたとこぼれていった。
と、その時、外で消防車らしきサイレンの音が聞こえた。
それと同時に、受話器の向こうからも同じ音が聞こえてくるではないか。

俺は受話器を放り投げ、靴も履かずに部屋を飛び出した。

80 :天使失踪 : 2001/04/19(木) 23:32 ID:mokdDgT6
エレベーターなんて待っていられなかった。俺は階段を駆け降りるという
よりは、飛び降りるというような感じで、全速力で一階へと向かった。

「ガタン」
エントランスの自動ドアが開く。目の前の柱の向こうから、
人影が延びているのがわかった。このあんこ型の影は、間違いない。
「なつみ!!」
大声で叫んだ。すると、柱の向こうから、なつみがひょこっと姿を現した。
俺は駆け寄り、ぎゅっとなつみを抱き締めた。

「ごめんよ、本当にごめんよ、なつみ」
「もう、いいんだべ。だいぶ反省したみたいだし、もう懲りたっしょ」
「うん、俺、もう絶対なつみを悲しませたりしないよ」
「その言葉、なっちは信じるよ」
「うん、約束するよ」

抱き締める腕をゆるめると、なつみは俺のひどい顔に気付いて、ハンカチを
手渡してくれた。俺の顔は、涙と鼻水でぐちゃぐちゃになっていた。

81 :天使失踪 : 2001/04/19(木) 23:33 ID:mokdDgT6
しばらくしてようやく平静を取り戻した俺は、なつみのある変化に気が付いた。

「あれ?なつみ、なんか太った?」
「へへ、わかる?」
「ど、どうして?あ、そう言えば、なつみ今までどこにいたの?」
「あのね、なっちはね、違う部屋にいたんだべ」
「ち、違う部屋?ま、まさか誰か他の男の部屋にいたの?」
「うん、そうだべさ」
「そ、そんな……」
「って言っても押尾川部屋だべさ」
「押尾川部屋?それって相撲の?」
「そうだべさ。アナタ好みの女になるために修行してきたべ。
森公美子には負けていられないっしょ!!」
「なつみ……」

俺は再びなつみを抱き締めた。
俺のために、そんな努力をしていたなんて……。
たまらなくいとおしくて、抱き締める腕に思わず力が入る。
「ちょ、ちょっと、苦しいっしょ……」
なつみの髪から、瓶付け油のほのかな香りが漂い、俺の鼻をくすぐっていた。


−終わり−

82 :名無し娘。 : 2001/04/19(木) 23:36 ID:CqbJcv/.
>>76-81 カナリワラタ

83 :名無し娘。 : 2001/04/19(木) 23:36 ID:5hQHrzz2
何気に笑えるな。

84 :次もたのむぞ : 2001/04/19(木) 23:40 ID:CYCy21iA
>なつみの髪から、瓶付け油のほのかな香りが漂い、俺の鼻をくすぐっていた

笑っちまったよ。

85 :うんこ : 2001/04/19(木) 23:41 ID:.C2473Cg
>76
最初の方マッキーだね。やかんを火にかけたんだね。

86 :天使失踪作者 : 2001/04/20(金) 00:29 ID:BzVH0O3E
笑ってもらえてヨカタヨ
>うんこ
その通り!気付いてもらえて嬉しい・・・

また何か思い付いたら書きます。

87 :名無し娘。 : 2001/04/20(金) 01:31 ID:KXOmSDMw
天使失踪 オモロ

88 :名無し娘。 : 2001/04/20(金) 01:32 ID:aTJR4Oq.
>>87
そーゆーことはsageて書こうよ。まぎらわしいから

89 :<(_ _)>:2001/04/20(金) 15:56 ID:mfd/MQaI
<(_ _)>

90 :名無し娘。でヌイてます:2001/04/20(金) 19:53 ID:EYvpaWb6
誰か書いてください。お願いします。

91 : :2001/04/21(土) 14:14 ID:BURNyWtw
age

92 :ポルノ:2001/04/22(日) 12:30 ID:pPHSYSuc
放置してる方かいてくれage

93 :名無し娘。:2001/04/22(日) 12:32 ID:sQu3ldeA
で、いつになったら前スレ見れるのかな?

94 :ELISE:2001/04/22(日) 13:31 ID:HVFyFYHE
44の『やっすー物語』、ただいま急ピッチで進めていますので皆さんしばしお待ちを。

95 :名無し娘。:2001/04/22(日) 13:55 ID:rnflEdtQ
>>93
はぁ?

96 :名無し娘。:2001/04/22(日) 16:23 ID:lnysyEdk
age

97 :名無し娘。:2001/04/22(日) 18:41 ID:ZRqPTxkc
age

98 :石川革命21:2001/04/22(日) 21:59 ID:osGLEFQo
「私たち、他の人から見たら恋人同士に見えるかな?」
「ん?」

ひとみを見ると真剣な顔で俺を見つめていた。

「・・・かもな」
「やっぱそう見えちゃうよね。あんたと、っていうのが気に入らないけど」
「うるさいな」

それでも安心したように、そして嬉しそうに笑うひとみ。

俺は少し後ろめたいものを感じながらも気にしないように努める。

俺はクリスマスを一人で過ごすのが嫌でひとみを呼び出していた。
ただ一人が嫌だったから。
クリスマスの意味も何も考えていなかった。
女の子にとって今日がどんな日なのか、それを知らなかったわけじゃない。

鼻歌を唄うひとみの横顔。
いつもと同じ、友達の横顔。

99 :石川革命21:2001/04/22(日) 22:22 ID:osGLEFQo
ひとみとの出会いは高校時代にさかのぼる。
同じクラスになったことがきっかけだった。
初めて見たときの印象は「大人っぽい」。
でも親しくなるにつれ、その雰囲気とは裏腹に子どもっぽいのが以外だった。
そしてまたよく笑い、どんなくだらないことにもちゃんと耳を傾けてくれた。

最初、恋愛にも似た感情があったかもしれない。
しかし、時間が経つにつれ、いつしか仲のいい友達という形に収まっていた。

俺はひとみの友達に恋をした。
そのことを打ち明けるとひとみは力になってくれると約束してくれた。
事実、いろんな面でセッティングをして貰い、付き合う所までこぎ着けた。
すっかり舞い上がっていた俺は次第にひとみの存在を忘れていった。

結局、ひとみの友達と別れることになり、かなり落ち込んだ時期があった。
寂しさを埋めるように俺はひとみにすがりついていたが、
次の恋を見つけると再び舞い上がり、ひとみを忘れていく。

俺と出会ってからひとみに恋人は出来ていなかった。
俺が誰か紹介すると言っても、決まって「私はいいの」と返してくる。
俺はいつも応援されてばかりだった。

100 :石川革命21:2001/04/22(日) 22:34 ID:osGLEFQo
「何か食いたいものあるか?せっかくのイヴだし、奢ってやるよ」
「えー?何か企んでる?」

警戒の眼差しを向けるひとみに俺は苦笑した。

「何も企んでないってば」
「奢ってくれるなんて初めてじゃない?怪しいよ」
「たまにはな」
「ふーん」
「嫌だったらもういい」
「あ、ダメ!奢って」

本当はもっと豪華でおいしいものを奢る気でいたのだが、
やたらひとみが遠慮するので、結局ファーストフードに落ち着いた。
よく考えればそんな気取ったことをしなくても、俺たちはこれで十分だった。

101 :石川革命21:2001/04/22(日) 22:43 ID:osGLEFQo
「失恋したんだね・・・あの年上の人に」

注文をして席に着くや否や、いきなりそんなことを言われた。

「うん、あっさりふられた」

開き直って言葉にすると思った以上にすっきりした。

「・・・どんな人か見てみたいな」
「別に見る必要ないじゃん」
「でも、見てみたい」

俺はオレンジジュースをズズズとすする。

「どんな人なの?」
「別に」
「美人?雰囲気いい?」

上目遣いに見るひとみに目を反らして言う。

「ひとみの方が美人だよ。雰囲気はともかく」
「そう」

俺のボテトを盗み取る。

「その人社会人なんでしょ?やっぱいろいろ奢って貰ってたわけ?」
「いいや」
「じゃ、割り勘?」
「何でそんなこと聞くんだよ」
「あんたってば、いい格好していつも奢ってあげてたんじゃないかって思うから」
「・・・・・・」

さらに俺のポテトを盗み取る。

「私には全然優しくないくせに、他の人には優しいんだね」
「別にそんなことないけど」
「この前電話してきたとき、金欠で苦しんでたじゃない?無理するからだよ」
「別に無理してないって」
「その人、社会人で年上のくせにして、よく年下の学生に奢らすよね。」
「お前は保護者かよ。喧嘩売ってるのか?」
「・・・違うよ。ただあんたが可哀想だな、って」

そう呟いたひとみの顔を見ることが出来ない。

「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・出ようか」
「うん」
沈黙がたまらなくてそう言わずにはいられなかった。

102 :石川革命21:2001/04/22(日) 23:02 ID:osGLEFQo
クリスマスの街のざわめきが鬱陶しく感じる。
俺は半ばひとみを置き去りにするつもりで早足で歩き出す。

「待ってよ!待ってってば!」
「・・・そろそろ電車の時間だから俺、帰るわ」

もうひとみと一緒にいるのが嫌だった。
早く一人になりたかった。

「帰るの?」
「ああ。今日は付き合ってくれてサンキュな」
「う、うん。あ、ちょっと待って」

ガサゴソとカバンの中から小さな包みを出すと俺に押しつける。

「はい、これあげるね」
「あ・・・」

俺はクリスマスを一人で過ごすのが嫌でひとみを呼び出していた。
ただ一人が嫌だったから。
クリスマスの意味も何も考えていなかった。
女の子にとって今日がどんな日なのか、それを知らなかったわけじゃない。
なのに気の利いたプレゼント一つ、俺は用意していなかった。

「・・・俺、プレゼント買ってない」
「いいよ、最初から期待してないから」

見ると笑っていた。ただただ微笑んでいた。
自分のバカさ加減に呆れると共に申し訳なさがこみ上げる。

「ごめん」
「いいってば。じゃ、気を付けて帰ってね」

胸の前で小さく手を振るひとみ。
そんな何でもない仕草に何故かハッとしてしまう。

バレンタインにはいつも丁寧に「義理」と言ってチョコをくれるひとみ。
浪人したら一緒に頑張ろうと言っていたのが現実になった俺とひとみ。
どんなに夜遅く電話しても、文句を言わずに聞いてくれたひとみ。
こんなイヴの日に俺みたいな男に付き合ってくれる優しいやつ。

いつも近くにいたのに近すぎて何も見えていなかったんだ。

103 :石川革命21:2001/04/22(日) 23:19 ID:osGLEFQo
「あのさ・・・お前の部屋ここから近いよな?」
「あ、うん・・・」
「行ってもいい?」
「え? でも時間的に終電無くなっちゃうよ?」
「いいよ」

少し考えていたが「散らかってても良かったら」と言う。

思った以上に俺の心の中に入り込んでいたひとみ。
気がつくといつも隣にいるひとみ。
これまでも、そしてこれからも・・・・
ひとみは俺の隣にいるだろう。

途中、ピカピカと派手に自己主張している大きなツリーの前で足を止めた。

「やっぱり一人で見るのと二人で見るのとは違うね」
「メリークリスマス、だからだな」
「そうだね」

隣でクスクスと可愛く笑う人。
恋人未満の俺たちは今日、恋人同士になった。

104 :ゴビンダ28号:2001/04/23(月) 00:01 ID:ytt6HAKU
うう、ええ話やぁ〜。

105 :名無し娘:2001/04/23(月) 02:20 ID:TaCTnTvY
ほんと。いい話だよね。

106 :名無し娘。:2001/04/23(月) 02:29 ID:GQnwUORo
よっすぃ〜マンセー

107 :名無し娘。:2001/04/23(月) 03:03 ID:TB.TJM4o
恋がしたくなってきたな・・・

108 :名無し娘。:2001/04/23(月) 11:31 ID:S.FNp2FI
春だもんね。

109 :石川革命21:2001/04/23(月) 14:28 ID:NgyWI6jg
雨が降っている・・・。
君が隣にいる・・・。
二人で一つの傘・・・。

「でね、その人こけちゃったんです」

思い出し笑いをして、クスッと微笑む。

「で、亜依ちゃんはこけなかったの?」
「やだなー、センパイ、私そこまでドジじゃないで」
「なんだ、面白くない」

肩をすくめてみせると、

「ひどいわー」

と拗ねて見せた。でも、その横顔もどこか嬉しそうだ。
亜依ちゃんはすごく照れ屋だから「雨が降っている」という名目で
僕の隣にいれることが嬉しいのだろう。
普段は手を繋ぐことすら恥ずかしがるのに、
今日はぴったりと体を押しつけて来る。
柔らかさと温もりが右腕に感じられて、亜依ちゃんの吐息がくすぐったかった。

「センパイ、もう少し歩きませんか?」
「うん」

雨が降ると君はいつも僕を町へ連れだしてくれたっけ・・・。

玄関の隅に少し大きな傘が掛けてある。
出かけ際にそれがふと視界に入って僕は足を止めていた。

亜依ちゃんとの想い出の傘。
君が去った今じゃ一人で使うには少し大きすぎる傘。

110 :石川革命21:2001/04/23(月) 14:37 ID:NgyWI6jg
梅雨入り間近のある日、僕の下駄箱に手紙が入っていた。
差出人は不明。

文面は

「放課後、正門の東にある3本目の木の裏側を見て下さい」

とだけあった。

最初、悪戯かと思った。
捨てようとも思ったが、好奇心に駆られてその場所まで行ってみることにした。

例の木の裏を覗くと紙が張ってあり、

「体育館裏のフェンスの下にある大きな石の下を見て下さい」

とある。

その場所に行き、石をどかすと

「自転車置き場にあるゴミ箱の横を見て下さい」
「1−Bの掃除用具入れのバケツの中」
「音楽室にある木琴の裏」
「美術室、入って正面に掛けてある絵の裏」

などなど・・・。

指定場所を行ったり来たりを繰り返しているうちに日は随分と傾いた。
途中、馬鹿らしくもなり、やめようとも思った。
しかし、諦めより好奇心が勝る。

その先にあるのは何なのか
一体誰がこんなことをするのか
何のためにこんなことをするのか
興味もあったから。
そして・・・。

「あなたの下駄箱をもう一度、見て下さい」

言われたとおりに下駄箱を見ると一枚の紙が入っており、こう書いてあった。

「後ろを振り返って下さい」

111 :石川革命21:2001/04/23(月) 14:44 ID:NgyWI6jg
振り向くとそこには見知らぬ女の子、亜依ちゃんがいた。

「え? この手紙の犯人って・・・君?」
「は、はい」
「どうしてこんな・・・?」
「・・・きです」
「?」
「好きなんです、センパイのこと」

蚊の鳴くような声で、俯いたままで亜依ちゃんは言った。
これが僕たちの出会いであり、始まりだった。

あとで聞いた話だが、僕を直接呼び出すのが照れ臭くてあのようなことをしたらしい。
もし途中で僕が諦めてしまうようだったら、亜依ちゃんも諦めるつもりだった、と。

ものすごく真っ直ぐなようでいて、ひどく屈折した心の持ち主。
しかしながら、そんな亜依ちゃんに妙に惹かれたのも事実だった。

そして始まりが僕にとって突然だったように、終わりもまた、突然だった。

112 :石川革命21:2001/04/23(月) 14:55 ID:NgyWI6jg
「センパイ、お話したいことがあります」
「ん? 何? 今、何か言った?」

どしゃぶりの雨の音が、こんなにも近くにいる亜依ちゃんの声をかき消した。
同じ傘の下、二人して足を止めたあと、僕をジッと見つめる。
その瞳は何か思い詰めたように、その唇はわずかに動いた。

「・・・・・・」
「え?」

そしてどしゃぶりの雨の中へ飛び出す。

「おい!」

止めるのも聞かず、亜依ちゃんは走る。
僕は追いかける。

傘のない亜依ちゃんは人波を縫うように走っていく。
傘を持ってる僕は思うように前に進めない。

信号が点滅し、亜依ちゃんが渡りきった交差点は赤になる。
走り出す車に僕は足を止めるしかなかった。

「・・・・・・」

交差点の向こうで、びしょ濡れの制服で、手を振る亜依ちゃん。
何かを言っているけれど、聞こえるのは傘に当たる雨音だけ・・・。

「何だよ! 何て言ってるんだよ!?」
「・・・・・・」
「亜依ちゃん!」
「・・・・・・」
「どうしてだよ・・・」

一つお辞儀をすると再び駆け出した。小さくなっていく後ろ姿。
信号が変わった時にはもうどこにも亜依ちゃんの影は見つからない。
当てもなく歩く先にはいつ止むともしれない雨が僕を待っているばかりだった。

「亜依ちゃん・・・」

その呟きさえ、どしゃぶりの雨音に飲み込まれていく・・・。

113 :石川革命21:2001/04/23(月) 15:02 ID:NgyWI6jg
次の日、朝一番に亜依ちゃんのクラスメートに聞いて分かったこと。
それは亜依ちゃんが遠くの学校に転校したことだった。

きっと別れが辛くて、最後まで言い出せなかったのだろう・・・。
亜依ちゃんの頬はきっと、雨だけで濡れていたわけじゃないと思う。

そのクラスメートから住所を聞き出し、手紙を書いた。

だけど・・・返事は返って来なかった。

夏休みを利用して4時間電車に揺られ、会いに行った。

だけど・・・すでに引っ越したあとだった。

亜依ちゃんの居所を知る手だてを失い、残ったのはこの傘と想い出だけ。
雨のメロディーが、想い出の傘が、記憶の波をゆさぶる。

亜依ちゃんとの想い出の傘。
君が去った今じゃ一人で使うには少し大きすぎる傘。

君がいることが、君がいる日々が、当たり前だったのに・・・。
君がいないことが、君がいない日々が、当たり前になっていく・・・。

114 :石川革命21:2001/04/23(月) 15:06 ID:NgyWI6jg


「しまった! 時間!」

感慨に耽ってしまい、すっかり忘れていた。
慌てて靴を履いてドアを開ける。

亜依ちゃんへと続く、空の雨雲の下。
透明のビニール傘をさして僕は走った。
あの日、見つからなかった影を横目で探しながら・・・。

空からは今日もまた、雨が落ちている・・・。
たくさんの喜びと、たくさんの悲しみ・・・。
何もかもを飲み込み、洗い流してゆく・・・。

亜依ちゃんとの想い出の傘。
君が去った今じゃ一人で使うには少し大きすぎる傘。
二人の想い出と共にそっと・・・しまっておくよ。

115 :名無し娘。:2001/04/23(月) 16:49 ID:nFv6Oujw
ええ話や

116 : :2001/04/23(月) 17:58 ID:B3rREieY
マシで君天才?

117 :名無し娘。:2001/04/23(月) 18:14 ID:ZERobKvA
いいです。

118 :名無し娘。suzuka:2001/04/23(月) 21:15 ID:JL044hfI
かなわねぇ

119 :石川革命21:2001/04/23(月) 21:46 ID:NgyWI6jg
>>115
ありがとうございます。
>>116
ただのモーヲタです。
>>117
ありがとうございます。
>>118
もう書かないんすか?俺あなたのファンなんすけど。

120 :名無し娘。:2001/04/23(月) 21:57 ID:kcHnzl7o
感動。
でも、素ネタ、わかっちゃいました。
それでも感動。
ふくらませてオリジナルにしてますなぁ。

121 :名無し娘。でヌイてます:2001/04/23(月) 22:11 ID:JoIo.gqY
楽しませてもらいました。いしかわれぼりゅーしょんにじゅういちさん

122 :名無し娘。:2001/04/23(月) 22:12 ID:VPP81Xuo
バカ。保田に決まってんだろ。すぐやらせてくれるぞ。

123 : :2001/04/23(月) 22:18 ID:X/G92sek
>>118
今こそあなたの作品も!

124 :名無し娘。:2001/04/24(火) 22:44 ID:JHSwtgkU
あげ

125 :オフライン作業:2001/04/25(水) 00:06 ID:EqRwVgvg
だめだ。書く暇ないっす。色々と考えてはいたんですが、
これだけ更新が遅れると読んでくれている方にも申し訳ないんではっきりしますわ。
小説の連載を断念します。すいませんでした。m(_ _)m

126 :名無し娘。:2001/04/25(水) 02:22 ID:L2G4Q0ds
>>125
残念ですが、忙しいのなら仕方ないですね。
お仕事ガンバッテ下さい。

127 :信長:2001/04/25(水) 16:24 ID:.X6Q7rME
>>125
潔し、天晴れじゃ!!

128 :石川革命21:2001/04/25(水) 21:24 ID:GQEF76cY
「わりぃ、先に行っててくれ」
俺は仲間達にそう言うと、教室に向かって走り出した。

今日は卒業式だった。
長くて短い、そんな3年間。
受験勉強からも解放され、高校生活に思いを馳せる一方で、
どこかまだ卒業したくないという気持ちがあった。

俺の席の2つ前、右斜め40度に座っている後藤真希の横顔を見ていたい。
そんな気持ちがあったから。

「後藤はどこに行った?」

教室に残っている女子に聞く。

「真希?屋上に用があるって言ってたわよ。屋上にいるんじゃない?」
「屋上・・・?」

もしかして誰かが後藤を呼び出しているのか?
だとしたら・・・。

俺にとって後藤は特別な存在だった。
卒業する前にこの気持ちをどうしても伝えたい。
一目散に俺は駆け出す。

「せんぱい!」

途中、クラブの後輩に呼び止められたが時間がない。

「わりぃ!また後でな!」

そう言って屋上に走る。

129 :石川革命21:2001/04/25(水) 21:33 ID:GQEF76cY
「はあはあ」

受験勉強でここのところ、運動不足だった体に階段の連続は堪える。
あと一階上れば・・・と、そこに階段を下りてくる奴がいた。
隣のクラスの奴だ。
すれ違いざま俺に一瞥を投げかけ、下りていった。

屋上へと続く少し重いドアを開けると見慣れた後ろ姿があった。
俺が片想いし続けていた、後藤真希の後ろ姿。

暖かみを帯びたそよ風は春の匂いを含んでいる。
そして後藤の髪をふんわり撫でていた。

「後藤・・・」

俺が声を掛けると一瞬、体を硬直させたが返事は返ってこなかった。
それ以上近付くことを拒んでるような気がして俺は立ち尽くしていた。

130 :石川革命21:2001/04/25(水) 21:44 ID:GQEF76cY
どれくらい経っただろう。後藤はぽつりと呟くように言った。

「私、フラれたんだ」

その事実とともに俺の中の何かが大きく波打つ。

「もしかして、隣のクラスのあいつか?」

震える声をかろうじて押さえて、俺はそいつの名前を言った。

「うん。どうして分かったの?」
「さっき、階段ですれ違ったんだ」
「そう」

大きく息を吸い込み、吐くのが分かった。

「ずっとね、片想いしてたの。今日卒業でしょ、最後のチャンスだと思ったんだ」

後ろを向いたまま、淡々と話す。

「別に付き合うだとか、そんなことはどうでも良かったの。気持ちを伝えられるだけで幸せだもんね・・・」

そして後藤は振り向いた。

声は平静を装ってたのに頬は涙で濡れていた。
ぽろぽろぽろぽろ・・・そんな形容そのままに、後から後から流れていた。

それでも無理に笑う後藤の笑顔が、可愛くて愛しくて切なくて・・・。

131 :石川革命21:2001/04/25(水) 22:04 ID:GQEF76cY
後藤の隣に並んでみたものの、励ます術が見つかない。

ふと屋上から見える風景に目を落とした。
同じように後藤も目を落とす。

卒業証書が入った筒を抱え、記念写真を撮る奴ら。
卒業の開放感からか、集まってふざけあってる奴ら。
今日で通うのが最後の母校が名残惜しいのか、なかなか帰ろうとしない。

横目で後藤を見ると同じように生徒達を見つめている。
そうしている間にも後藤の目からは涙の粒が、頬をつたい落ちていく。

見ないふりをした。
こんな時、何て声をかければいいのだろう。
経験のない俺には良い言葉が何も浮かばない。

思い浮かぶのは、ただ1つの想いだけ・・・

132 :石川革命21:2001/04/25(水) 22:19 ID:GQEF76cY
「俺、後藤のこと、好きだ」

出た言葉はこれだった。

「え?」

俺は後藤の顔を見ないまま続ける。

「俺、勉強嫌いだから、本当は学校来るのが嫌だったんだ。もう仲間と会うために来てた感じ。
授業もてんで頭に入らなくてさ。でも、後藤と同じクラスになってから、
なんか俺学校行くの楽しくなって・・・。お陰で高校にも受かったんだぜ。ありがとうな」
「・・・・・・」

後藤にとっては俺の存在なんて、ただのクラスメート以外になんでもなかったのだろう。
こんなこと言われても迷惑に過ぎないかもしれない。

いや・・・迷惑なはずだ。
でも、俺にとってこれはけじめでもある。

「俺、後藤のこと、好きだった」

後藤を見つめて言う。
その目から涙の影は消えていた。

「嬉しいけど、でも私・・・」

俯く後藤に俺は付け加える。

「別に付き合うだとか、そんなことはどうでも良かったんだ。気持ちを伝えられるだけで幸せだからな」

後藤は驚いたように顔を上げた。
俺は精一杯、笑顔で強がる。

「なっ!」
「うんっ!」

後藤はとびっきりの、そして最後であろう笑顔を俺にくれた。

屋上から立ち去る後藤の後ろ姿。
その後ろ姿も見納め・・・そう思うと少し胸が痛い。

133 :石川革命21:2001/04/25(水) 22:28 ID:GQEF76cY
「『人は必ず誰かに愛されていると言えるよ』、か・・・」

後藤はあの隣のクラスの奴を、俺は後藤を好きだった。
きっとその隣のクラスの奴も、違う誰かを好きだったに違いない。
そういうものなのかもな、恋ってやつは。
だったら俺を好きな奴がいるかも・・・って考える俺はかなりおめでたい。

「ふふ」

失恋したのに妙にすがすがしい。
屋上に吹く春の風が俺を優しく包んでくれるからかもしれなかった。

ガチャリ

その時、後藤が消えていった扉が再び開いた。

「せんぱい!こんなところにいたんれすか?」

さっき俺に声を掛けてきた後輩だ。
息を切らしている。

「ああ、どうしたの?辻ちゃん」
「あの〜、わたし、せんぱいにいいたいことがあるんれす・・・」

歩み寄ってくる彼女の頬は真っ赤に染まっていた・・・。

134 :石川革命21:2001/04/25(水) 22:37 ID:GQEF76cY
おしまい

135 :名無し娘。:2001/04/25(水) 22:51 ID:oucttdp2
あはっ、思わず赤面しそうな照れくさーい感じ
がいいっすね。♪はーるーのせいかーなI LOVE YOU♪

136 :名無し娘。:2001/04/25(水) 23:39 ID:l8.7KQnQ
石川革命21あんたすごい

137 :名無し娘。suzuka:2001/04/26(木) 00:26 ID:MFdmf6Ag
>石川革命21
君の時代だ。

138 :名無し娘。:2001/04/26(木) 00:30 ID:rC4jTenI
素晴らしきかな石川革命21

139 :名無し娘。:2001/04/26(木) 00:32 ID:.VJ3idyk
>suzuka
だからお前も書けって

140 :名無し娘。:2001/04/26(木) 01:13 ID:.oF6VnEI
石川革命21あんたの作品読むと涙が出てくるよ。
話変わるけどpart1,2で小説かいてた人達は復活しないのかな?

141 :名無し娘。:2001/04/26(木) 01:20 ID:EUWhqAhk
いや、だからSAS復活するってば

142 :名無し娘。:2001/04/26(木) 01:23 ID:.oF6VnEI
>>141
何度かその話でたけど全然復活しないんだもん。
俺part2で何度か復活してくれって書き込んだよ

143 :名無し娘。:2001/04/26(木) 01:26 ID:GrRz7nGM
そう。いい話書く人たくさんいたよね。

144 :名無し娘。:2001/04/26(木) 01:28 ID:N9ZSVADY
辻の家庭教師は?

145 :名無し娘。:2001/04/26(木) 12:52 ID:F0r9FoNg
>石川革命21
↓まんまパクッてんじゃん。俺はあんたを認めない。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Kaigan/8828/024.html

146 :名無し娘。:2001/04/26(木) 13:16 ID:ljCUVonU
あらら・・・

147 :名無し娘。:2001/04/26(木) 13:20 ID:.ZbG28pk
>>145
石川革命21がそこの管理人って事はないか?

148 :名無し娘。:2001/04/26(木) 13:22 ID:eYcQZnYA
ああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああ

149 :名無し娘。:2001/04/26(木) 13:43 ID:ZPqotU22
うはは、まんまだね。
まあ楽しませてもらったからいいけどさ。

150 :名無し娘。:2001/04/26(木) 14:47 ID:hPpQNkMM
>>120で書いてあったけどここまでまんまだとは思わなかった。
ある意味あのHPの登場人物を娘。のメンバーに変更して
くれている親切な人と思えばいい人ですね。(藁

でもよくよく考えてみると石川編以外は
娘。と一緒に暮らしていないような?

151 :名無し娘。suzuka:2001/04/26(木) 16:27 ID:VnENlExU
あらら、まんまだね。
元ネタとパクりは違うよね。

でもさ、単なる出来心でしょ?これは。
別にまた石川革命21がここに来ても別に構わないと思うし、
また彼(彼女か?)がここでネタを書いてもいいと思う。(パクりじゃなくてね)

他のみんなはどう思っているかはわかんないけど、俺はそう思ってる。

152 :名無し娘。:2001/04/26(木) 17:04 ID:hPpQNkMM
>>147
だったら凄いね。
もしそうなら、「運命の赤い糸」娘。版きぼんぬ。

153 :バビロン補習。:2001/04/26(木) 17:52 ID:uaPhmy06
石川革命21素晴らしい。
今度は是非長編で。


154 :名無し娘。:2001/04/26(木) 18:04 ID:nclb8gpc
俺は石川革命21を応援するぞ!
パクリだろうが何だろうが君がいなければその小説とは出会えなかったんだ!


155 :名無し娘。suzuka:2001/04/26(木) 18:55 ID:pJjl2uuQ

加護「ねーねー、お兄ちゃん遊ぼう―!」
兄「えーっ、辻ちゃんとは遊ばないのかい?」
加護「ののとは明日、今日はお兄ちゃんと遊ぶの!」
兄「ハイハイ、何しよっか?」

 私の近所には7歳年上のお兄ちゃんがいる。
 小さいころからずーっと遊んでもらっている、中学生になった今でも。

兄「でもさぁ僕なんかでいいの?同じクラスの子とかのほうがいいんじゃ…」
加護「いいの!うちはずーっと兄ちゃんと遊んでもらうの!」
兄「ずーっと?いつまで?」
加護「うーんと………………ずーっと、ずーっと!」
兄「ハハハ…いいよ、お兄ちゃんとずーっと遊ぼうな。」
加護「ホントに?約束やで、指切りしよっ!」
兄「ハイハイ、指きりげんまん……………」

 私がちっちゃいころこんな約束をお兄ちゃんとした、
 中学生になった今でも遊んでもらっているせいか
 私は今でもお兄ちゃんはこれからもずーっと遊んでくれると思っていた…


156 :名無し娘。suzuka:2001/04/26(木) 18:56 ID:pJjl2uuQ

 そんなある日…

母「なあ亜依、隣のお兄ちゃん4月になったら家を出て行くって知ってるか?」
加護「え…知らない……」
母「なんか大学を辞めたって言うし…」
加護「ウ…ウソや!お兄ちゃんがいなくなるなんて!」

 私は家を飛び出して隣のお兄ちゃんの家へ飛んでいった、
 お母さんの言っている事なんてウソだと言う事を確かめに…

兄「どうしたの、急に?」
加護「4月になったらここからいなくなるなんてウソだよね!?」
兄「………」
加護「ねえ、ウソだって言ってよ!」
兄「……ごめん、ウソじゃないんだ………」
加護「何でや!ずーっと遊んでくれるって言ったやん!」
兄「………」
加護「お兄ちゃんのバカーっ!」

 私はあまりにもの辛さに泣きながらその場を後にした、
 お兄ちゃんに裏切られたという気持ちでいっぱいだった。


157 :名無し娘。suzuka:2001/04/26(木) 18:57 ID:pJjl2uuQ

 次の日、お兄ちゃんが私の家にやって来た。

兄「亜依ちゃん、ちょっと話を聞いてくれるかな……」
加護「……」

 私はスネていてお兄ちゃんの方を向かなかった、

兄「僕ね4月16日にここを離れるんだ…もし見送ってくれるんなら…」
加護「そんなの行くわけないじゃん!うちはお兄ちゃんのことなんて
   嫌いや!」
兄「ごめん………でも…………」
加護「言い訳なんて聞きたない!出てけ!」

 私は抱きかかえていたクッションをお兄ちゃんに投げつけた、

兄「………分かった、じゃあ…」

 そう言い残してお兄ちゃんは出て行った、
 それから私はお兄ちゃんとは全く遊ばなくなった…


158 :名無し娘。suzuka:2001/04/26(木) 18:58 ID:pJjl2uuQ

 そして4月15日、お兄ちゃんがここを去る前日の夜のことだった、
 私はその間頭を冷やし、見送りくらい最後に行こうと思っていた。

加護「ねぇ、お兄ちゃんって明日何時にここを出て行くの?」
母「え?何言っているの?お兄ちゃんは今日の夜行に乗って行くよ。」
加護「え………?明日じゃあ……」
母「違うよ、確か11時くらいのやつに乗っていくって聞いたけど。」

 私はその言葉を聞いて一目散に玄関に向かった。

母「ちょっとどこ行くのよ?」
加護「お兄ちゃんのとこ。」
母「もう10時30分よ、夜遅いから止めなさい。」
加護「嫌や、うちは行く!」

 私は母親の制止を振り切ってパジャマ姿のまま外へ出た、
 お兄ちゃんの家へ行ったが一歩遅く、すぐに後を追いかけた。

加護「待って……まだ行かんといて………」

 私は何度も何度もこう呟いてお兄ちゃんのあとを追った。


159 :名無し娘。suzuka:2001/04/26(木) 18:58 ID:pJjl2uuQ

 必死に走ったおかげか、公園前の道路でお兄ちゃんの後ろ姿を発見した。

加護「お兄ちゃん待ってぇ!」
兄「(え?亜依ちゃんの声……まさか……)」

 夜遅くにもかかわらず私は腹から力一杯の声を出した、
 そのおかげかお兄ちゃんがこっちを向いた、
 それを確認するとお兄ちゃんの元に駆け込んだ。

兄「???どうしたのパジャマ姿のままで?」
加護「はぁ…はぁ………それより……どうしてウソなんかついたの?」
兄「え……」
加護「お兄ちゃん、今までうちに一回もウソなんか付いた事無かったやん…」

 私は息を整え、お兄ちゃんの回答を待った。

兄「……別れるのが辛かったんだ………」
加護「え……」
兄「ごめん、亜依ちゃんの気持ちなんて考えていなかったね…」
加護「ううん、うちこそあんなこと……」

 予期しないお兄ちゃんの回答に私は少し戸惑った、
 でも今の私には正直そんな事ドーでも良かった。


160 :名無し娘。suzuka:2001/04/26(木) 18:59 ID:pJjl2uuQ

加護「うち、お兄ちゃんから教えてもらった事とか忘れへんよ。」
兄「そう、例えば何?」
加護「床屋の3色のストライプは何やとか…ファーストフードの
   看板は赤が多いのは何やとか……」
兄「アッハッハッハッ…別にそんな事……」
加護「うちにとっては大事なことや!失礼や…」
兄「ごめん、ごめん。」

 こんな他愛も無い会話をしていたらあっという間に時間が過ぎていた。

兄「もう時間だ……じゃあ…」
加護「うん…」

 お兄ちゃんは駅へ向かおうとした。
 しかし、私はお兄ちゃんの手を握ったまま離さなかった。
 いや、離す事が出来なかった…

兄「亜依ちゃん…」
加護「………」

 お兄ちゃんを困らしているのは分かっているのだが、
 どうしても手を離すことが出来なかった。

 と、

兄「…じゃあ……目を閉じてくれない?」
加護「え…?」

 その言葉に思わず握っていた手が離れた。

加護「うん……じゃあ…閉じるよ……」


161 :名無し娘。:2001/04/26(木) 23:06 ID:qq/ULTo6
age

162 :名無し娘。:2001/04/26(木) 23:28 ID:RumzuBQM
suzuka〜!じらすな〜!!!

163 :名無し娘。:2001/04/26(木) 23:40 ID:QeGroZOk
中澤で書いてもいい?

164 :ゴビンダ28号:2001/04/27(金) 00:23 ID:Cnh.Zthc
おおおおおおおおおおっ!

>>163
ガンガン書いちゃってください!

165 :名無し娘。:2001/04/27(金) 00:31 ID:G5qgyHH6
>>157
×行くわけないじゃん
○行くわけないやん

スマソ、なーんか気になってしもたわ。

166 :名無し娘。suzuka:2001/04/27(金) 00:40 ID:annaf.Ao
>>165
(;゜〇゜)

167 :名無し娘。suzuka:2001/04/27(金) 00:51 ID:annaf.Ao

 私は素直に目を閉じた、お兄ちゃんは”アレ”をしてくれるんだと…

加護「(お兄ちゃん………)」

 私は待った、お兄ちゃんは躊躇してるんだと思って……

加護「(お兄ちゃん…?)」

 いつまでたっても何もしてくれないお兄ちゃんに私は業を煮やして、
 私は目を開けてしまった。

加護「アレ……お兄ちゃん…?」

 私の視界にはお兄ちゃんの姿は無かった……

加護「お兄ちゃん…どこ……お兄ちゃん………」

 私は公園などの周りを探し回った………………いなかった……

 私はようやく理解した。
 目を閉じている時にお兄ちゃんは去ってしまったと……

加護「………ウッ………グスッ…グスッ……」

 その場で泣いてしまった、あまりの悲しさに動けなかった。

加護「おにい…ちゃんの………バ……カ………ァ………」

 声にならない言葉を発し、私はその場で泣きくずれてしまった……


168 :名無し娘。:2001/04/27(金) 00:53 ID:WSdU6LtM
あ、あ、あいぼ〜ん…

169 :名無し娘。:2001/04/27(金) 00:53 ID:G5qgyHH6
>>166
一生懸命書いてるとこに165はよけーやったね。^^;
ホントスマソ。気にせんといて。続き楽しみにしとります。

170 :名無し娘。:2001/04/27(金) 21:42 ID:weLdEFYM
suzuka復活祭♪

171 :名無し娘。:2001/04/27(金) 23:57 ID:6I/WIaXY
age

172 :名無し:2001/04/28(土) 00:14 ID:01rrFBiw
suzukaさん復活待ち望んでました。
じっくりでいいんでいい作品見せてください。

173 :えらそでスマソ:2001/04/28(土) 00:22 ID:4tWPfiJ6
ここのネタ自体は結構おもしろかったが行き過ぎた馴れ合いでグチャグチャになった
でも最近はそうゆうのも無くなってだいぶ昔の優良スレに戻ってきた。
あとネタの質低下を防ぐためにただの誉め言葉に終わらないである程度の評価は必要だと思う。
作者もそれにめげずに更なる質向上に励んでもらいたいっす。m(_ _)m

174 :natti:2001/04/28(土) 10:19 ID:THGZV0H.
加護ちゃんでしょ!!楽しそう

175 :名無し娘。:2001/04/28(土) 10:29 ID:82RAMusc

 や す だ け い を だ き し め た い

176 :名無し娘。:2001/04/28(土) 10:33 ID:TBjGaxb2
>>173
死ね
馴れ合いの邪魔すんな

177 :名無し娘。:2001/04/28(土) 11:00 ID:.7MqZul6
age

178 :名無し娘。:2001/04/28(土) 11:08 ID:bvwXDYoo
石川革命21はもうやらないの?
コーヒーとモンブランの娘。版きぼーん。

石革21はこのスレのつんくだ!(謎

179 :名無し娘。:2001/04/28(土) 19:14 ID:TxaB7fz2
age

180 :345:2001/04/28(土) 19:31 ID:Nh3Ub29.
矢口
最後はもちろんエッチ
ムフフ

181 :名無し娘。:2001/04/28(土) 19:45 ID:JJNIl/p2
これ見た?最低だよね。
http://myroom.isao.net/room636/0000001000084636/index.cgi

182 :名無し娘。suzuka:2001/04/28(土) 21:46 ID:wRmss.62
―そして数年後、

加護「ただいま〜」

 私は外へ出かけ家に帰ってきた、

加護「(ん、なんやこの靴…)」

 玄関には見慣れない靴が置いてあった。

加護「(誰か来てんやろ)帰ったで〜」

 とその来客は……

兄「やあ亜依ちゃん、久しぶり。」
加護「えっ!お、お、お、お兄ちゃん!?」

 なんと来客はお兄ちゃんだった、玄関の靴は確か男物だった。

加護「いつ帰ってきたん〜?」
兄「今日だよ。」

 私は久々のお兄ちゃんとの会話に胸を弾ませていた、

 その時…

女「すいませんありがとうございました。」
母「いえいえ。」

 奥の方から赤ん坊を抱いた女の人が出てきた。

兄「あ、亜依ちゃん紹介するよ、この人僕の妻の裕子と娘の亜弥。」
加護「……え……………」
裕子「よろしくー、ほら亜弥も挨拶しぃ」
亜弥「ンバー」

 この赤ん坊はまだ言葉を話せないのか、なん語で話しかけてきた。
 私も愛想笑いで挨拶を返した。

加護「(結婚したんや……)」

 私はショックを隠しきれなかった、
 数年たったというのに私の心の中にはまだお兄ちゃんがいたようだった…
 

183 :名無し娘。suzuka:2001/04/28(土) 21:48 ID:wRmss.62

 お兄ちゃんたちが帰った後、私は久々にあの公園前の道路まで行った。

加護「(もう何年たったんやろ……)」

 昔と全くといっていいほど何も変わっていなかった、
 私はあれ以来、一度もここを訪れていない。

加護「(あの時……いっぱい泣いたな………)」

 私は泣き崩れた場所に立ってみた、
 延々泣いてた私を母親が探しに来ておんぶされて帰ったと言う経緯があった。
 走ったのと泣き疲れたのがあってか母親の背中で寝てしまった事を覚えている。

加護「(お兄ちゃん……)」

 私はあの時のように目を閉じた……
 なぜか分からないけど。

加護「(あの時目を閉じていなかったどうなっていたんやろ?)」

 今考えてみるとそう思うのだが仮にその時そう思っていても、
 お兄ちゃんに言われた以上、やっぱり目を閉じていたのかもしれない。

 もうここにお兄ちゃんはいない、でもまぶたにお兄ちゃんの姿が浮かぶ、
 なぜだろう?今までこんな事は無かったのに……?

 私はしばらくしてその場を後にした、
 何か何とも言えない晴れがましい気持ちになっていた、
 私の中でこの悲しい場所が変わろうとしていた………

 もう一度ここを訪れよう、
 そして再びあそこで目を閉じたら何か生まれ変われそうな気がする……

加護「じゃあね、お兄ちゃん……」

 数年前に言えなかったこの言葉が言えそうな気が……………

〜おしまい〜


184 :名無し娘。:2001/04/28(土) 23:35 ID:XRUrvIuo
いい!

185 :名無し娘。:2001/04/29(日) 00:34 ID:J.3FIlvI
suzuka文書巧くなってきておもろいよ

186 :S.A.S:2001/04/29(日) 00:51 ID:vQ4R2Mys
http://teri.2ch.net/mor2/kako/983/983866543.html の196からの続きです。

「・・・ちゃん。おにいちゃん!お兄ちゃん!」
軽く肩を揺さぶられて、僕は目を覚ました。
目を開けると、ベッドの上で上半身を起こした亜依がいた。
う、すっかり眠り込んでしまってたようだ。なにやら変な夢も見てたように思えるが、
とりあえず今は亜依の状態が心配だった。
「亜依、大丈夫か?痛むところとかないか?頭はボーっとしたりしないか?」
慌てて起きた僕は立て続けに亜依に質問を浴びせかけた。
亜依は満面の笑みを浮かべて
「うん。もうすっかり大丈夫!」
と元気よく答えた。医務室の先生に来てもらい、亜依の状態を見てもらった。
亜依が先生に診断されている間、時間を確認してみると7時半を回ったところだった。今日は僕も亜依も学校がある。亜依は仕事との兼ね合いのために久しぶりの学校だし、僕も今はテストにむけての準備期間中だから遅刻するわけにはいかない。バイクで一度家に帰り、そこから再びバイクで学校まで送ってやれば間に合うなと考えていると。
「お兄さん、いいかしら?」
と医務室の先生に呼ばれた。亜依の診断が終わったようだ。
結果は亜依の言うとおり全く大丈夫とのことだった。点滴とたっぷりの睡眠、そして何より13歳という若さのおかげらしい。亜依のベッドの方を見てみるとカーテンで閉ざされ
その向こうではなにやらゴソゴソと亜依が動いていた。普段着に着替えているのだろう。亜依の着替えを待ちながら先生と今回のことについて話した。先生のありがたいお話
(栄養のあるものをたくさん食べさせろ、たっぷりと休養させろ、無理はさせるな、などなど・・・)を聞いている間に亜依の準備も終わったらしく、先生に丁寧にお礼をしてから医務室を辞した。


187 :S.A.S:2001/04/29(日) 00:51 ID:vQ4R2Mys
入ってきたとき同様、テレビ局の裏側から出るのでその方向に向かった。
しかし、慣れていないために僕はとまどってしまった。そのとき
「ふふ、こっちだよ」
と言って亜依が僕の手を握って先導してくれた。亜依のペースに合わせてゆっくり歩きながらその横顔を見てみると、いつもの元気な(そして、少し得意そうな)笑顔だった。

「学校間に合いそうか?」
「う〜ん、ちょっと厳しいかな。でも大丈夫だよ。
 先生に言い訳するの亜依、上手だから」
と、全然自慢にならないことを亜依は言う。
時間は8時にならとうしている。確かに一度家に帰ることとかを考えるとギリギリという所だろう。
「そっか・・・。亜依が言い訳しないですむように頑張ってみるよ。」
「うん。ありがと。でも、安全運転でね!」

188 :S.A.S:2001/04/29(日) 00:52 ID:vQ4R2Mys
ようやく昨日警備員の人に連れられて入ってきた扉が見えてきた。
昨日は慌ただしい一日だったので緊張して警備員の人と歩いていたのが
だいぶ前のことのように思える。

扉を抜け、バイクを止めた所に向かった。よかった。バイクは無事だった。
「そういえば、今日は何時に帰ってこれそうだ?母さんに亜依の好きなもの作っておくよ うに言っておくよ」
最近、亜依の仕事が忙しくて家族一緒にご飯を食べる機会がない。亜依に聞くと現場で配られるお弁当ばかり食べているらしい。だから今日くらいは亜依の好きな母さん特製のハンバーグでも作ってもらおうと思っていたのだ。
しかし、亜依の返事は予想外のものだった。
「・・・ごめん。今日は学校が終わったらすぐに仕事が入ってるの」
亜依はさっきまでの笑顔とは打って変わって悲しそうな表情になった。
しかし、ここで僕まで暗い表情になるわけにはいかない。
「じゃ、今日はダメっぽいから明日にするか」
ポン、と亜依の肩に手を置いて言った。
「多分それも無理・・・。今週は仕事がたくさん入ってるから、家でご飯食べるのは無  理だと思う」
肩に置かれた僕の手に、自分の手を重ねながら亜依はそう言った。

189 :S.A.S:2001/04/29(日) 00:52 ID:vQ4R2Mys
「でも、亜依は大丈夫だよ。昨日はぐっすり寝れたもん。それに危なくなったらお兄ちゃ んがまた助けてくれるし」
そう言って、亜依が微笑んだ。
こういう風に亜依が笑うときは相手を心配させまいと、強がっているときだ。
昨日の亜依が倒れたときの想いが再び込み上げてくる。
僕は考えた。こんな時どうすべきだろうか・・・。
その時、なぜか死んだ母のことを思いだした。

母は花に例えるとヒマワリのような人だった。
いつも元気で明るくて、周りにいる人も母に連れらて元気になるような
雰囲気を持っていた。
僕はそんな母がとても好きだった。いつも母にベッタリと付いていて甘えていた。
しかし、僕が小学校の低学年の時、母は重い病にかかった。
それからというもの、僕は母にすがっていつも泣いていた・・・。
母は病にかかってからというもの外出許可などは滅多におりなかった。
しかし、一度だけ条件付きで許されたことがあった。
いつも泣いてばかりの僕を励ますためだったのだろう。

・・・・・・

「どうしたの、お兄ちゃん?学校遅刻しちゃうよ?」
すっかり考え込んでいた僕に亜依がクイクイッと袖を引っ張りながら言った。
亜依の方を見ると、死んだ母の顔が一瞬かぶったような気がした。
僕はその手を握った。亜依は少し驚いたようだった。しかし次に僕が亜依に言った
ことのおかげで、その驚きはあって無いようなものだったようだ。

「亜依、学校さぼってデートしよう」

190 :ゴビンダ28号:2001/04/29(日) 01:00 ID:NZ5ycKbs
うおおおおおおおおっ!
S.A.S.復活!
毎日このスレをチェックしてた甲斐がありました。
どうぞ末永く頑張ってくださいm(_ _)m

191 :名無し娘。:2001/04/29(日) 02:05 ID:zVhkbuWE
>>SAS
待ってました!
荒らされたくないんで期待sage

192 :信長:2001/04/29(日) 09:19 ID:BOgqLkUo
S.A.S.! 余はお主をどれだけ待ったか!!

193 :ポルノ\(^◇^)/ :2001/04/29(日) 13:08 ID:NsQ7V2Rc
いやっっったあーーーー!!!!!!!!!!!!
S.A.S復活!!!!!!!!!!
\(^◇^)/ \(^◇^)/ \(^◇^)/

194 :名無し娘。:2001/04/29(日) 13:09 ID:PkftTWH6
SAS復活マンセー!!

195 ::2001/04/29(日) 13:26 ID:kA2VDo3M
ついに復活だぁーーー!!
続き楽しみにしてます!!

196 :名無し娘。:2001/04/29(日) 13:33 ID:xYcdYUHA
(;゚Д゚)<S.A.S.が復活した!!・・・


197 :名無しさん@計:2001/04/29(日) 23:16 ID:neEAjzM6
大復活ですな

198 :名無し娘。:2001/04/30(月) 00:13 ID:3DrhN9wM
後はカテキョウが復活すれば言うことなし!!

199 :名無し娘。:2001/04/30(月) 00:41 ID:L3CrsNVg
>>186
待ったかいあった。期待してますぞ。
>>198
激しく同意。


200 :名無し娘。:2001/04/30(月) 16:59 ID:MaLpCnY.
何もない、いつまでたっても変わる事のないつまらない日常。
俺はいつもそう思っていた。
あの日までは・・・

学校から帰って、いつものように2chの羊板で
くだらない書き込みをしてたら、
久しぶりに親父が俺の部屋に入ってきた。

「なぁ、今ちょっといいか?」

多少はウザかったが、まぁいい。たまには親父と話するのも悪くない。

「父さん、再婚しようと思うんだ」

俺が小6の時にお袋が死んで、もう3年が経つ。
まぁ反対する理由も別にない。
俺は彼女もいないけど、愛する女がいるって事はすばらしい事だろう。

「あー、良かったよ。おまえがそう言ってくれて
今度、相手と会ってくれるか。飯でも一緒に食べよう」

親父の再婚相手か。どんなやつだろ?
ヒステリー婆ァじゃなきゃいいんだけどね。

「じゃ、よろしく頼むよ」

親父は俺の部屋を一通り見回すとニヤニヤしながら
俺の部屋から出て行った。

ちっ、浮かれてやがる(ワラ
つーか、そろそろ寝るか。

「おやすみ。梨華ちゃん」

俺は部屋の壁に貼っている大きな石川梨華のポスターに
そう呟いてベットにもぐりこんだ。


201 :200:2001/04/30(月) 17:01 ID:MaLpCnY.
「彼女がな、ちょっと外では会いにくいそうだ
我が家で会う事になったよ」

親父の嫁さん(予定)と会う当日、親父がこんな事を言いやがった。
なんだよ、久しぶりに上手い飯食える予定だったのに。
外で会えないって何様だよ、全く。
ぶつぶつ呟きながら彼女を待つ事1時間。

「まだ来ねーのか、嫁さん?」
「んー、仕事が押してるみたいだなー」
「『押してる』って、芸能人かよ(ワラ」

ピンポーン

「お、来たみたいだな。じゃ、よろしく頼むぞ」
「あぁ、わかってるよ」

親父が玄関まで彼女を迎えに行く。

「すいませーん、遅くなっちゃいました」
「いや、いーんですよ。
こっちこそお忙しいのにわざわざこんなとこまで
来てもらってすいません。さ、こちらへどうぞ」

なんだあの変な声(ワラ アニメの声優みたいだな
・・・・・・・・・、ん?
ちょっと待て、あの妙に甲高いアニメ声。
どっかで聞いた事あるな・・・、まさか・・・

親父がリビングに戻ってきた。

「紹介するよ。こちらが俺の嫁さんになってくれる・・・、」
「はじめましてー、石川梨華でーす」

え?????????????


202 :200:2001/04/30(月) 17:02 ID:MaLpCnY.
ちょっと待て、・・・・・・・・、石川?、梨華?
モーニング娘。の?、カントリー娘。の?
親父の再婚相手?

「おい、どうしたんだ?」
「あのー、私なんか変な事いっちゃいましたか?」
「・・・・、いや別に」
「もしかして、息子さんは私の事嫌いなんでしょうか?」
「い、いやそんな事は全然ないと思いますよ」
「絶対そーですよ。ぜんぜん喋ってくれないし、
私の事母親だなんて認めてくれないんです。
そーに決まってます。あーん・・・」
「あー、梨華さん泣かないでくださいよ。
あいつの部屋にはあなたのポスターが飾ってあるし
モーニング娘。のコンサートとかにも良く行ってるらしいから
嫌ってるはずないですよ」
「え? ホントですか。嬉しいなー」

目の前で、あのアニメ声できゃんきゃん喋りながら
ネガティブとポジティブな行動を繰り返す石川梨華。
マジかよ。マジで本物じゃねーかよ・・・
ちょっと色黒の健康そうな肌。
抱きしめると折れてしまいそうな華奢な身体。黒目がちの美しい眼。
どこを見ても、あの石川梨華がここにいる・・・

「おい、いい加減に梨華さんに挨拶しないか」

親父がどこか遠くのほうで叫んでるよう泣きがする。
石川が不安そうにこっちを見ている。

俺は・・・・、俺は、どうすればいいんだ・・・?

203 :名無し娘。suzuka:2001/04/30(月) 21:43 ID:7HrOIDIQ
たまにはage

204 :SAS復活マンセー!:2001/05/01(火) 01:56 ID:DAGacEng
>>202
とりあえず親父を殺したくなるな。
親子で3Pというのもアリか?


205 ::2001/05/01(火) 11:34 ID:60nAlXxU
石川が母親ってのもちょっといいかも・・・
いじめたくなるよな。

206 :名無し娘。:2001/05/01(火) 23:18 ID:gVgnBmlM
石川が母さんか・・・つらいなぁ・・・

207 :名無し娘。:2001/05/01(火) 23:24 ID:1OSA3Nrg
石川が母だと頼りなさ過ぎるな・・
「かーちゃん、飯まだ??」って言えなさそう。。

208 :名無し娘。:2001/05/01(火) 23:30 ID:skCinsa.
>そーに決まってます。あーん・・・

このコメント良い!

209 :200:2001/05/02(水) 00:02 ID:zCU0poxw
その後はなんかよく覚えていない。
たぶん、よろしくお願いします、とかなんとか
ごにょごにょ言ったような記憶がある。

結局、その日はそれだけで、梨華ちゃんは仕事があるらしく帰っていった。
親父も仕事が忙しいとかで出て行った。
俺は自分の部屋に戻ってベッドに倒れるように寝転んだ。
そして、こちらに向かって優しげに微笑んでいる
梨華ちゃんのポスターをぼーっと眺めてみた。

石川梨華が俺の母親・・・・・、か。
そりゃ梨華ちゃんと一緒に暮らせたらいいなと、ずーっと妄想してたさ。
けど、よりによって親父の嫁さんとは・・・

ん?! ちょっと待て、俺の親父と夫婦って事は・・・
ま、ま、まさか・・・、せ、せっくす、する、のか?
うげぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!
う、嘘だ! 嘘だろぉぉぉぉぉ!!!!!!

俺はベッドから飛び起きてこのやり場のない怒りを2chにぶつけてみる。

【俺のお袋が石川梨華になっちゃったヨ!】

スレを立ててみて、しばらくリロードを繰り返していると
「逝ってよし」・「氏ね」・「糞スレ終了」 etc・・・
いつものように脊髄反射系のレスが返ってくる。
そんな糞レスに混じって、中に一つ

49 名前: kei 投稿日: 2001/04/28(土) 23:57

秘密にしなきゃ駄目でしょ!

て、レスが。
ん? まさか、ね・・・

210 :200:2001/05/02(水) 00:04 ID:zCU0poxw
それから、数週間。

俺のやり場のない怒りは無視されたまま、時間は残酷に過ぎ、
とうとう結婚式の当日となった。

さすがに現役人気アイドルの秘密同然の結婚。
式自体は恐ろしく質素なもので、参列者はどちらからも身内が数人のみ。
これがもし普通の結婚式ならマスコミやら有名人やらで
盛大に祝福されるんだろな、と梨華ちゃんに少し同情した。

けど、ウェディングドレスを着た梨華ちゃんはすごく綺麗で、
親父と並んで立っている梨華ちゃんの横顔は、
今までに見た事がないくらいすごく嬉しそうで、
俺は少し奇妙な敗北感を味わっていた・・・

式も終わって、3人で家路についた。

「ね、梨華ちゃんはこれから俺んちに住むの?」
「うん、そーだよ。キミの母親だもん、これからよろしくね」
「ま、仕事が忙しいだろうからいつも一緒というわけにはいかんだろうがな、
お前も梨華さんにあまり迷惑かけるんじゃないぞ」
「・・・、わかってるよ」

喜んでいいのやら悲しんでいいのやら・・・。
しかし、俺には何よりも切実な問題がある。
梨華ちゃんが携帯で仕事の打ち合わせをしてるうちに
親父を引っ張って二人きりになる

211 :200:2001/05/02(水) 00:06 ID:zCU0poxw
「親父、ちょっといいか?」
「なんだ?」
「これは男として大事な問題だから率直に聞くぞ」
「ん? なんだ、何でも言ってみろ」
「そ、そのなんだ、もう梨華ちゃんとは、え、えっちしたのか?」
「ぷっ! なんだそりゃ?!」
「わ、笑うな! これは俺にとって大事な事なんだ!!」
「ははは、ま、そりゃ大事な事かもしれないな」
「笑うな! 答えろ」
「Hしたと言ったら?」
「親父を殺して俺も死ぬ」
「恐ろしい奴だな、これだからオタクってのは・・・」
「で、どうなんだよ」
「まぁ安心しろ、彼女はまだ未成年だ。俺もそこまで飢えちゃいないし、
彼女が成人するまでは大事にとっとくように二人で相談したよ。
彼女は不満そうだったけどな」
「・・・・・・・・」

「あれー、何で二人だけで話してるんですかー?
梨華も混ぜてくださいよー!」
「いや、こいつが二人きりで話したいらしいからさ」
「えー、駄目ですよ。家族はやっぱりみんなで話し合わないと」
「・・・」
「やっぱり梨華はここでも放置されるんですか・・・」

俺の気持ちも知らないでいきなりネガティブになる梨華ちゃん。

あぁ、俺は俺は俺はぁぁぁぁぁぁぁ・・・

こうして、鬱屈した気持ちを抱えたまま
俺と梨華ちゃんの同居生活が始まったのだった・・・

212 :名無し娘。:2001/05/02(水) 05:31 ID:7qbsuqGc
石川、料理はできるのか?主人公が2ちゃんねらーなのがワラタ

213 :名無し娘。:2001/05/02(水) 06:43 ID:v/j9CZQ6
>>200たん
保田はやっぱり2チャンネラーなのか…。ワラタヨ。
期待sage

214 :名無し娘。:2001/05/02(水) 22:41 ID:skOv/0U.
>>200たん
いいねぇ!石川梨華と怪しいモーヲタby2chネラー

215 :名無し娘。:2001/05/03(木) 03:15 ID:NFeGWQdw
保全sageします♪

216 :名無し娘。:2001/05/03(木) 11:16 ID:aE4U.UrY
荒らしのために救済あげ

217 :名無し娘。:2001/05/03(木) 12:48 ID:ZTzpAqjo
200age

218 :ポルノ:2001/05/03(木) 12:52 ID:ISfcUzBk
親父は何歳なんだ?Hはしてないのか。

219 :ポルノ:2001/05/03(木) 13:17 ID:ISfcUzBk
L型復活きぼーん!!!!

220 :名無し娘。:2001/05/03(木) 14:56 ID:It9XDQ1k
そうだ!L型!!すっかり忘れてた・・・何処までいってたっけ?

221 :ドロップキック:2001/05/03(木) 15:20 ID:2k.vKSK2
L型!いつまで待たせるんだYO!

222 :200:2001/05/03(木) 17:25 ID:GaO/oHTU
「ただいまー」

テレビを見てくつろいでると梨華ちゃんが帰ってきた。
ふと時計を見ると11時過ぎている。人気アイドルも大変だよなー。

「あー、疲れたー。お腹もうぺこぺこ」
「すぐに夕食温めなおすよ。
あ、そうだ。親父今日は帰るのだいぶ遅くなるってさ」

梨華ちゃんは相変わらず毎日のように仕事が忙しそうで、
帰宅するのも深夜になることもしばしばだ。
親父も親父で、仕事で帰ってこれない日もたびたびある。
そのせいで俺が料理を作ることがあたりまえになっていた。

「ごめんね、お母さんなのにご飯も作れないで」

キッチンに立っている俺に梨華ちゃんが申し訳なさそうに声をかける。

「いいよ、俺が一番暇なんだし。ほら、お待たせ」
「ありがとー、わー、おいしそーだなー。
ね、ご飯一緒に食べようよ」
「俺は先に食ってるから別にいいよ」
「ねー、そんなこと言わないででさー。
お願い、ハンバーグ半分コしてあげるから」

つか、俺もそのハンバーグ食ってるんだけど・・・
ま、いいか。
俺も小さいときにお袋亡くして、親父も仕事で忙しかったから
一人で食べる夕食の味気なさは凄くよくわかる。

223 :200:2001/05/03(木) 17:27 ID:GaO/oHTU
「・・・、でねー、加護ちゃんが言うんだよー
『梨華ちゃん寒い、寒すぎるわ。ほんまおもろないって』
ちょっと失礼だと思わないー? でも、私もちょっと外したかなー、
とは思ったんだけどねー・・・」

目を輝かせて楽しそうに今日あった事をしゃべる梨華ちゃん。
今まで家に帰っても一人ぼっちだったから、
いろんなことを話せるのが嬉しくて仕方ないのかもしれないな。

「ごちそうさま。すごく美味しかったよ。料理上手なんだねー。
私料理苦手だから尊敬しちゃう」

苦手というより作れないんじゃないの?
チャーハンに油引かなかったくらいだもんね(ワラ
というのは心にしまっておこう。またネガティブになられても大変だし・・・

「じゃあ、俺片付けておくからお風呂入っておいでよ。
疲れてるでしょ」
「いやっ! 後片付けは私がするの!」
「なんでだよ。俺がするよ」
「私がお母さんだから、するの。しなくちゃいけないの!」
「なんて理由だよ・・・」
「お母さんが後片付けするから、あなたはテレビでも見ておきなさい!」

勝ち誇ったように宣言して、
どうだ! というばかりのポーズをとる梨華ちゃん。
俺はその姿に圧倒されてすごすごとリビングに引っ込む。

「ふーんふふん〜♪」

鼻歌交じりに洗い物をする梨華ちゃん。
を、あれは「ダディドゥデドダディ」 か?
渋いの歌うなー、としばし感動に浸ってた時・・・

ガシャガシャーン!! パーッキーン!
「んきゃぁーーーーーーーっ!!!!」

224 :200:2001/05/03(木) 17:29 ID:GaO/oHTU
なんだ?! 何が起こった!
俺は慌ててキッチンへ向かう。
そこには粉々に割れている大量の食器と
呆然と床にへたり込む梨華ちゃんの姿・・・

「り、梨華ちゃん大丈夫?」
「あ、う、うん」
「怪我はない?」
「・・・・・・・、うっ、うっ・・・、うえーん」
「あれ、ど、どうしたの? どこか痛いの?」
「ひ、ひっく、ごめんなさい。ごめんなさいー」
「別にいいから。ね、ここ危ないから向こうで休もう」
「ひっく、ひっく・・・。あ、あたしぃー、お、お母さんなのに
お母さんなのにぃ・・・。ぐすっ・・・」
「何言ってんだよ。もういいからさ、後、俺やっとくから
梨華ちゃんはきっと仕事で疲れてるんだよ。さ、お風呂入りなよ。ね」
「・・・、うん。ぐすっ・・・・、ぐす」

ふぅ・・・。梨華ちゃんをなんとか風呂場へ連れてった後
キッチンに戻ってきた俺は現場の悲惨な状況にため息をつく。
中澤が目の敵にしてたのも少しわかるような気もするな・・・。
諦めの境地で俺は粉々に割れた食器を片付けた。

225 :200:2001/05/03(木) 17:36 ID:GaO/oHTU

読んでくれてる人ありがとう

今いち萌えるものがないですね・・・
んー、ちと失敗したかな?

まぁ、俺は他の作者が書くまでのリリーフだから
気軽に読んじゃってください。
面白くなければはっきり書いてくれていいっすよ。
んじゃ、夜にまた更新します。

226 :名無し娘。:2001/05/03(木) 17:44 ID:ZTzpAqjo
いや、いい!!

227 :名無し娘。:2001/05/03(木) 19:10 ID:CPuaLPUw
萌えなくても良いねぇ

228 :名無し娘。:2001/05/03(木) 19:49 ID:3Rg7sT4I
この話もすきです。

229 :名無し娘。:2001/05/03(木) 20:01 ID:zJrfklY2
十分良い。書き続けてくれい。

230 :豆。に石川梨華(カントリー娘。):2001/05/03(木) 20:58 ID:YLzaHMvs
続けてください。
すごくいいです。

231 :名無し娘。:2001/05/03(木) 21:26 ID:BXFNSPCs
いい感じですよ。他メンは絡まないのかな?

232 :>200:2001/05/03(木) 21:50 ID:AzNkWOF6
会話の内容が薄い印象を受ける。
あまり意味が感じられない。

233 :義剛:2001/05/03(木) 22:02 ID:SpqdIc4Y
>>232
俺に免じて許してくれやゴラァ

234 :名無し娘。:2001/05/03(木) 22:21 ID:3X4l0m9E
ネット放送切れまくりで駄目だ。
こりゃ雑音1350に頼るしかない(w

235 :200:2001/05/03(木) 22:43 ID:7lOCFTnM
シャブガキがまた私のことを寒いといって笑っていた。
まだ私の恐ろしさがわかっていないようね。
そんなに寒いのが嫌いなら真っ赤に焼けた鉄板の上で
裸足でミニモニダンシングでも躍らせてやろうかしら。
うふふ、シャブガキが泣き叫びながら踊る姿を想像すると
梨華、ジュン ってなっちゃうわ(はぁと)

っと、これでいいか。
後片づけを済ませ【石川の黒い日記帳】に書き込もうとしてると
俺の部屋のドアがノックされた。

「入ってもいいかな」

ピンクのTシャツをパジャマ代わりにきた梨華ちゃんが
俺のベッドに腰掛けてうなだれる。

「あの・・・、さっきは迷惑かけてごめんね。私ってだめだなー・・・」
「え、いや、別にいいよ」
「頑張ってね、頑張ってお母さんになりたいと思ってたんだけど
私じゃやっぱり無理なのかな・・・」
「何言ってるんだよ! 梨華ちゃんはちょっと頑張りすぎなんだよ。
ちょっと疲れてるだけなんだよ。
俺はさ、梨華ちゃんが俺の母さんだって認めてるよ」
「お仕事じゃみんなに迷惑かけて、家じゃあなたやお父さんにに迷惑かけて。
いいところないよね・・・」
「ねぇ、梨華ちゃん、全て完璧にするのは無理だよ。
そりゃ仕事で迷惑をかけるのはいけないのかもしれないけど、
家にいるときは迷惑とか思わないでよ。もっと俺や親父を頼ってよ」
「でも・・・」
「でも、じゃねーよ。家族だろ! 家族は支えあっていくもんなんだよ」
「・・・・・・、そうか。家族か・・・。そーなんだよね」
「そーだよ。落ち込んでないで。ポジティブなんだろ?」
「ん・・・、うん。そうだね。ポジティブポジティブ!」
「ああ、ポジティブ石川だよ」
「ありがと、優しいね」
「ば、ばか。何言ってんだよ。別に優しくねーよ」
「うふふ、照れてるんだ? かわいい」

236 :200:2001/05/03(木) 22:43 ID:7lOCFTnM
やっと嬉しそうに微笑んだ梨華ちゃんを見て俺は安心した。
が、しばし落ち着いて梨華ちゃんを見てみると、
俺の胸が急に高鳴りだした。
つややかに濡れた髪、俺をじっと見つめる少し潤んだ瞳、
風呂上りのせいかピンクに紅潮したきめ細やかな肌、
着てるのは男物の大きめのシャツのみだ。
すらりと伸びた綺麗な脚がTシャツの裾から伸びている。

や、やばい。なんて無防備なんだ。

「ねー、インターネットしてるの?」
「(ごくっ) ん、あ、あぁ」
「ふーん。ねぇ、私にもやらせてよー
娘。の間でも結構流行ってるんだー。保田さんにも
『石川、あなたもファンの生の意見見といたほうがいいわよっ』
って、言われてるんだけど、やり方よくわからないし。
ねぇ、どうやってやるの」

梨華ちゃんが俺のほうに向かってくる。

げ、まずいっ! 俺が今見てるのはモー板だ。
【石川ってうんこするの?】とか【石川梨華に対する要望を書きまくれ】
なんてのを梨華ちゃんには絶対見せられない!
どうしよう、Yahooの娘。トピか? いやあそこも濃いな。
M-Seekは、ヲタ過ぎるし・・・
んー、仕方ない。俺は嫌いだがGMに逝くしかないか・・・(この間0.7秒)

237 :200:2001/05/03(木) 22:45 ID:7lOCFTnM
気づかれないように新しいウィンドウを立ち上げGMを表示する。
これなら大丈夫だろう。

「梨華ちゃん、椅子に座ってよ」
「うん、ありがとう。この、マウスっていうのを使うんだよね」
「そう、このボタンを・・・」

濡れた髪の毛からほのかに香るシャンプーのいい匂い。
しばし陶然となって梨華ちゃんから発する香りを胸いっぱいに吸い込む。
ほえ〜、いい匂いだなぁ〜。
梨華ちゃんは真剣な顔でレスを読んでる。
ほえ〜、めっちゃかわいいなぁ〜。
ふと別のほうに目を向けると俺は愕然となった。
え・・・、ブラジャー、してないのか?
そう、背中のラインのどこにもブラジャーの線がないんだ。
もしかして、生乳・・・・・・・・・?
当然視線はTシャツを押し上げている豊かな膨らみの頂点へ。
あ、あれは。ち、乳首が透けてる・・・

ネェ、リカチャン、モシカシテオレヲサソッテルノ・・・?

い、いかん!
梨華乳を意識した瞬間、俺のちんこが急速に硬度をあげ始めた。
もちろん同時に急角度に上昇しようとしている。

ひっ、鎮まれ、俺!
梨華ちゃんは俺の母親だろ。つか、こんなの見られたら。
「ひーん、最低ですー」って泣きはじめるに違いない。
鎮まれー! 頼む、鎮まってくれー!

238 :200:2001/05/03(木) 22:46 ID:7lOCFTnM
もちろん頭ではいくらわかってても鎮まるわけがない。
俺が急に静かになって不思議に思ったのか、
梨華ちゃんが不意にこちらに顔を向けてどうしたの? って瞳で首をかしげる。
うひー、た、頼む。俺を見ないでくれー。
俺は視線を合わせないように目を伏せる。
梨華ちゃんは不審に思うかもしれないが仕方ない。緊急措置だ。
が、そこに飛び込んできたのはTシャツの裾からすらりと伸びる生脚。
や、やばい逆効果だ!
俺のちんこはもうギシギシいうくらいカンカンに硬くなって天を仰ごうとしている。
心なしかカウパー液も滲み出しているようだ・・・
いかん! こ、このままでは暴発してしまふ!!

「見て見てー、
ほら、ファンの人が石川最近頑張ってるね、って誉めてくれてるよー」

GMの糞レスなんてこの際どうでもいい。
頼む、梨華ちゃんこっちを振り向かないでくれ。
振り向いた拍子に、あぁ、生乳が、生乳がぶるんと揺れるんだよぉ〜!!
このままではマジ暴発の危機だ。考えろ、考えろ俺。
この窮地を脱出するのは・・・、そうだ! あれなら!
俺はすがるように彼女の顔を必死に思い浮かべた。

239 :200:2001/05/03(木) 22:48 ID:7lOCFTnM
    , , 、、、、、、、、
  〃 | | | | | | | | | | |
 /彡l l | | | | | | | | | l
 |彡|            |
 |彡|    \   / |
 |彡|   (・)   (・)|
 |. (6      つ   |
 | |.    ___ |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ゝイ     \__/  | < 落ち着きなさいよっ!!
   |\.   ・    /  \_________
 /    ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ

(保田のリーゼント 保田のリーゼント 保田のリーゼント)
(保田のリーゼント 保田のリーゼント 保田のリーゼント)
(保田のリーゼント 保田のリーゼント 保田のリーゼント)
(保田のリーゼント 保田のリーゼント 保田のリーゼント)
(保田のリーゼント 保田のリーゼント 保田のリーゼント)
(*繰り返し×3)

よし、少しずつ勢いがなくなってきた。
もう一息だ。頑張れ、俺。

(保田のリーゼント 保田のリーゼント 保田のリーゼント)
(保田のリーゼント 保田のリーゼント 保田のリーゼント)
(保田のリーゼント 保田の・・・・

「ねー、どうしたの? 気分悪い? 顔が真っ赤だよ?」

俺が(保田のリーゼント)に気を取られるうちに
梨華ちゃんが不意に上目遣いに俺を見上げ額に手を当てる。
柔らかくて少しひんやりとした冷たい手。
ふ、ふぁあ、いかーん!!!!!!!!!!!!!!!!!

(びくぅっ!)

・・・・・・・・・・・・、あ。ちょこっと逝っちゃったみたい・・・・・・・・(ナミダ

240 :200:2001/05/03(木) 22:49 ID:7lOCFTnM
「り、梨華ちゃん! 俺なんか飲み物取ってくるわ!」
「あ・・・・」

梨華ちゃんが何か言いかけようとしたが、俺は何も聞かず
脱兎のごとく部屋を出てトイレに駆け込んだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ふぃー。梨華ちゃん気づいたかな。
まずいなー、どうしよう・・・。
パンツを洗濯機に放り込んでこれからのことを考える俺。

「あれ? こんなところにいたんだ。どうしたの」
「ん? いやちょっとついでに洗濯物取り出しておこうかな、と・・・」
「なーんだ。そっかー、気分悪くなったのかと思って心配しちゃった」
「い、いや大丈夫だよ。そろそろ寝なきゃ。明日も仕事だろ。
俺も学校あるしさ」
「あ、そうだ。ごめんねー、遅くまでつきあわせちゃって」
「別に謝らなくてもいいよ。じゃ、おやすみ」
「うん。おやすみなさい」

241 :200:2001/05/03(木) 22:50 ID:7lOCFTnM
はー、これでやっと解放される・・・。
疲れた。もう疲れた・・・・。

と、その時、不意に頬に暖かいものが触れた。

チュッ ♥

「あ、・・・・・・・・・・・」
「これは今日励ましてくれたお礼よ。嬉しかった。
ありがとう、おやすみー」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
結局、その場で石のように固まった俺がその場から
動けるようになるまで、実に30分以上かかったのだった。

これからもこんな毎日が続くの?
リカチャン・・・。オレ、ツライヨ・・・ (ナミダ

242 :200:2001/05/03(木) 22:56 ID:7lOCFTnM

結構読んでくれてて嬉しい。
他の娘。は出したいんだけど、腕がない(ニガワラ

>会話の内容が薄い印象を受ける。

実は俺もそうなんじゃないかと思ってたよ・・・
ちっと散漫な感じがしてたんで、今回は意味があるように
作ってみたんだがどうかな?

243 :名無し娘。:2001/05/03(木) 23:09 ID:ZTzpAqjo
すごくいい!
2ちゃんが絡んでいるのも。
続けてください。

244 :名無し娘。:2001/05/03(木) 23:14 ID:zJrfklY2
保田でワラタ。っつーか急に下の方に行ってるね。
おもろいど。期待するわ。

245 :名無し娘。:2001/05/03(木) 23:40 ID:V7YoOqS.
主人公が焦ってる様子が凄い面白い!

246 :名無し娘。:2001/05/04(金) 00:03 ID:bHNMeSY6
面白かったです。続きが楽しみです。

247 :高校教師:2001/05/04(金) 01:29 ID:l3XP/YzY

「ん、んんー・・・。はぁー、あれー、先生もう起きたの?
まだ5時だよぉー」

少女が一人で眠るにはいささか大きすぎるベッドの布団から、半分だけ
顔をこちらに向けた真紀が、寝ぼけ眼で俺を非難するように呟く。

「今日はさ、校門で生活指導をしなくちゃいけないから
早めに学校行くんだよ」

俺はワイシャツを羽織ながら、
全然寝たりなさそうな真紀に向かって微笑みかける。

「ふーん、先生も大変なんだねー。うんうん」
「まだ学校まで時間あるだろ。もう一眠りしとけよ。
また授業中に寝ないようにな」
「むー・・・。うるさぃ。チクったの中澤の婆ぁでしょー。
あいつ煩いから嫌いだよぉー」
「中澤先生を悪く言うなよ。いい先生じゃないか。
クラスの子にも人気あるみたいだぞ」
「むー。そりゃぁ、他の奴よりかはましだけど・・・。
てゆーか先生、中澤に惚れてんの?」
「ばーか、何言ってんだよ。俺はだなぁ・・・」
「あー、むきになって否定するところが怪しいー。
てか、もしほんとなら中澤の婆ぁ刺すけどねー」
「・・・・・、おいおい。何朝っぱらから物騒な話してんだよ。
そんなことあるわけないよ。俺が愛してるのは・・・」
「えへへぇー、愛してるのは?」

「真紀だけだよ」

248 :高校教師:2001/05/04(金) 01:31 ID:l3XP/YzY

いまだに眠そうな眼をこすりつつ、
真紀はベッドから身を乗り出して、にへらぁーと微笑む。

「せんせぇー、おはよーのキスしてよぉー」
「なんだ、もう寝ないのか? また学校で居眠りするぞ」
「もー、眠くないよぉ。それに先生と朝ご飯一緒に食べたいしねー。
そんなことより、ほら先生。んー」

そう言って真紀は、目を閉じてピンク色した唇を
物欲しそうにこちらに突き出す。
普段は大人っぽいけど、化粧を落としたあどけない顔立ち。
俺は少々欲情を感じながら、軽く唇を合わせる。

「ほら、早く顔洗ってこいよ。ご飯食べるぞ」
「えー、たったそれだけー?
もっといっぱいキスしてくれなきゃ姫は目覚めないよぉー」
「なに馬鹿なこと言ってんだよ。一人でご飯食べちゃうぞ?」
「あーん、待ってよぉー。先生のけちー」

恨めしそうな顔でこちらを睨みながらも、
パタパタと洗面所に向かう真紀。
いつもの朝の儀式に、少し苦笑いしながら俺は朝食を作り始めた。

249 :高校教師:2001/05/04(金) 01:32 ID:l3XP/YzY

後藤は需要ないかな・・・

250 :豆。に石川梨華(カントリー娘。):2001/05/04(金) 01:38 ID:orFbK13g
真紀→真希かと・・・。

251 :名無し娘。:2001/05/04(金) 04:45 ID:bbW/yl8M
高校教師さんガンバです。(w

252 :名無し娘。:2001/05/04(金) 09:28 ID:o9jR.Zxw
高校教師も悪くはないが・・・巻じゃなぁ・・・
石川母物語つづけてくれぇ〜ハァハァ

253 :高校教師:2001/05/04(金) 09:35 ID:3fEA.P22
>>250

うひー。痛恨のミス・・・。
ヲタ歴短いのがばれてしまった。

この上は腹掻っ捌いてお詫びいたします。
設定ちょっと代えてM−SEEKにでもアップするか・・・。

254 :名無し娘。:2001/05/04(金) 13:15 ID:p9H74qLI
>高校教師さん
続くんですか?

255 :どう?:2001/05/04(金) 16:43 ID:f.JTxjH6
>>253
別にちょっとしたミスで辞めんでも
ここで辞める方がヘタレでむかつきますが

256 :名無し娘。:2001/05/04(金) 19:33 ID:H42yheDY
S.A.S続きはじめます

257 :200:2001/05/04(金) 21:17 ID:MmcjhIfw
「ねぇ、確か明日誕生日だったよね」

いつものように親父が出張で家にいないので、
今日も梨華ちゃんと二人で夕食を食べている。

「あー、そっか。そーいや明日誕生日だわ、俺。
すっかり忘れてたよ。
ありがと、梨華ちゃん覚えてくれてたんだ。すげー嬉しいよ」
「へへーん。こー見えても私、物覚えいいんだよー」

相変わらず意味のないことで威張る梨華ちゃん。
ウソつけ、公式プロフィールに『短所 記憶力がないこと』って
書いてあるじゃねーかよ(ワラ
ていうのは心の中だけにしまっておいて、と。

「明日はオフだから一緒にいられるよ。
ねーねー、誕生日プレゼント何がいい?
何でも言っていいよ。お母さんにどーんと任せなさーい!」

梨華ちゃんはきらきら光る瞳で、今か今かと
希望のプレゼントの答えを待ち構え俺を見つめる。
おいおい、梨華ちゃん。あんた自分が何言ってるのかわかってんの?
この俺が『G-SHOCKのMRG』とか素直に言うとでも思ってんの(ワラ
ま、そーゆーところもかわいくていいんだけどね・・・。

つか、欲しいものかー。んー・・・・・・
とりあえず『梨華ちゃん!』ていうベタな希望もあるのだが、
言ったところで梨華ちゃんのギャグより寒い結果に終わりそうだな。
他には、『梨華乳揉み券10回分』・・・。
これなら多少ギャグになるかもしれないな。
よし、これを第一希望にしとこう。
あとはー、『メイド服着てもらって首輪を俺に引かせる』とか、
まぁ、「コスプレしてよー」ってノリで頼めばなんとかなるかもしれないな。
これが第二希望で・・・

258 :200:2001/05/04(金) 21:19 ID:MmcjhIfw
「ねー、まだ決まらないの?」
「・・・・・・・・・、えっ?」
「欲しいものいっぱいあるんだ。結構欲張りやさんなんだね」
「え、いや・・・。あ、そうかも・・・」
「じゃあ、私があなたの欲しいもの当ててあげようか?」
「はぁ?」
「この間、飯田さんに読心術教えてもらったから
結構当てる自信あるんだよー」

つーか、飯田の読心術って何?
ひょっとしてただの電波の事?

俺の思惑を脆くも崩し、
自信満々であれこれ自分勝手な想像を繰り広げてる梨華ちゃん。
いくら頼れる先輩だからって、お願いだから
飯田を見習わなくてもいいよ・・・。

「じゃじゃーん。
では、あなたの誕生日プレゼントの希望を発表しまーす!
じゃかじゃかじゃかじゃーん♪・・・」

一人でドラムロールの物マネを繰り広げる梨華ちゃん。
あっけにとられて呆然としてる俺。

259 :200:2001/05/04(金) 21:20 ID:MmcjhIfw
「プレゼント希望の品は・・・
『お母さんの手料理が食べたーい』でーす!」
「はぁ〜?」
「あれ? 違った?」
「・・・・・・・・・・・・・・」

ちょっと待て!
梨華ちゃんこの間「料理は苦手」って言ったんじゃねーか!(>>223参照)
おまけに、あの後の惨状を覚えてないというのかよー!!
ってのは心の中にしまっておこう・・・。
絶対ネガティブモード全開になるに違いない・・・。

「ねー、ほんとは当たりでしょー?」
「あ、えーと、その・・・、当たり、だと思う・・・」
「やったー! ほらー、すごいでしょ。ねー、すごいでしょー!!」
「・・・・・ん、うん・・・。すごいねぇ・・・、梨華ちゃん・・・」
「へへー! お母さんはあなたのことなんでもわかるんだよー!! 」
「ハハハ・・・、スゴイヤ・・・」

狂喜乱舞して、別の世界へ逝ったかのように
一人で盛り上がってる梨華ちゃん。
笑顔で喜ぶフリをしても、頬がぴくぴく引きつるのを隠せない俺。

明日、俺は何を食わされるんだろう・・・
つか、無事に料理はできるのだろうか・・・

あぁ、俺はどうすればいいの?
オシエテヨ・・・、リカチャン・・・・・・・(ナミダ

260 :200:2001/05/04(金) 21:28 ID:MmcjhIfw

あら、S.A.Sさん書くんだ。
楽しみにしてます。やっぱ萌え系の正統派だもんね。

で、ひとつお願いが・・・。

作品中の加護をちょこっとリンクさせてもいいっすか?
ま、俺の方は下品な話なんで、
あまり良い使い方しないと思うんで(ニガワラ
ダメならはっきり断って下さい。

261 :名無し娘。:2001/05/04(金) 21:56 ID:/M6Bc/Ag
石川のキャラがおもろいね

262 :名無し娘。:2001/05/04(金) 22:19 ID:m9.daSC6
>>200さん
最近なかなかオモロクなってきたYo!
頑張ってくれYo!

263 :S.A.S:2001/05/05(土) 00:14 ID:DvQc3.nc
>>200さん
上のは私じゃないですけど、OKですよ。
リンク大歓迎です。
楽しみに読ませてもらってます。

264 :高校教師:2001/05/05(土) 01:35 ID:mWDFF.xE

>>255
すいません、いきなり名前をミスって鬱入ってました。
初心に戻って頑張ります。


後藤の需要は少なそうだけど、見てくれてる人もいるようなので
とりあえず、明日から続き書きます。

265 :羨ましい・・・:2001/05/05(土) 01:46 ID:/5W7y2K6
みんななんでそんなに書けんの?
はー俺に文才があれば・・・

266 :名無し娘。:2001/05/05(土) 01:47 ID:c9aV9LUY
200さんむっちゃ良いっす。

267 :それでこそ!:2001/05/05(土) 04:07 ID:GJqUBLMQ
>高校教師

ならば応援させていただきます。

268 :名無し娘。:2001/05/05(土) 11:11 ID:7sDJ4C1k
あの話は何処行った?
吉澤の引越しを手伝って食事に行くものの、余計な事を喋ったばっかりに吉澤が怒って帰った奴。

269 :名無し娘。:2001/05/05(土) 12:17 ID:SR1GYvoo
>>268
そう言えばあったね・・・結構そうやって自然消滅してしまう
小説ってあるよな。その小説書いてた人はどうしてるのだろう?

270 :名無し娘。:2001/05/05(土) 21:11 ID:cSgI3NCc
age

271 :名無し娘。:2001/05/05(土) 21:58 ID:gZmbGi6w
続きを希望。

272 :名無し娘。:2001/05/06(日) 00:53 ID:uUr9kY8I
 

273 :高校教師:2001/05/06(日) 01:18 ID:l9T3XPp.

「先生、また朝ご飯は味噌汁と梅干なのー?
たまにはパンとか食べようよぉ〜」
「日本人はご飯に味噌汁と梅干って決まってんだよ。
嫌なら俺より早く起きて朝飯作れ」
「Boo Boo !! ったく先生ってまだ20代のくせにどこか爺むさいんだよね〜」
「煩いよ。黙って食べなさい」
「もぉー、すぐそうやって子ども扱いするんだから〜」

俺を睨みつけぶつぶつ文句をいいながらも、ご飯を平らげる真希。
髪をお下げに束ねて少しすねた顔がたまらなくかわいくて、
少し見とれてしまう。

「せんせぇ〜、どうしたの? ごとーの顔になんかついてる?」
「え、いや。なんかさ、
真希と一緒にご飯食べてるとすごく幸せで、つい、な」
「な、なにくさい事言ってるの。ちょっと〜、テれるよぉ〜」
「はは、ほんとの事だし。
じゃ、俺学校に行くから。真希も行くか?」
「無理無理。
今学校に行っても誰もいないからつまんないよ」
「そっか、その代わり遅刻するなよ」
「は〜い。いちおー先生の期待に応えられるよう努力はしま〜す」
「はー・・・。
真希がそう言って期待に応えてくれたことは一度だってないんだけどな」
「へへへ。先生、よくわかってるじゃん」
「・・・、期待しないで待ってるよ」

274 :高校教師:2001/05/06(日) 01:20 ID:l9T3XPp.
「ねー、今日は早く帰れるの?」

玄関で靴を履きかけた俺に、制服に着替えた真希が声をかける。

「んー、今日は学年会議だからちょっと遅くなるかも」
「えーーーーーーー! やだぁ、早く帰ってきてよ〜」
「あのなー、無茶言うなよ」
「えへへ、ごめんなさい。言ってみただけだよ」
「ったくもう。じゃ、行ってくるよ」
「ちょっと待った。先生忘れ物してるよ」
「ん、何かあったっけ?」

ちゅっ ♥

「んふ〜。行ってきます、のキス、忘れてたでしょ」
「ははは、そうだったね。じゃ、もう一度。
真希、愛してるよ」
「ごとーも、先生のこと大好きだよぉ」

ちゅっ ♥♥

こうして、二人の朝の儀式を全て済ませ、俺は学校へ向かった。

275 :高校教師:2001/05/06(日) 01:24 ID:l9T3XPp.

>>267
ありがとうございます。がんばってみます。

読んでくれてる方へ

えーと、続きなんですがどうでしょう。
感想などありましたらよろしくお願いします。

276 :名無し娘。:2001/05/06(日) 01:43 ID:wnsNkmT2
>275
お下げの後藤イイ感じです。

277 :名無し娘。:2001/05/06(日) 02:10 ID:IFinozks
前スレで少し書いてたんだけど更新できないでいたら新スレ立っちゃったんでまた最初から書いてもいいですか?

278 :名無し娘。:2001/05/06(日) 02:11 ID:IFinozks
すいません、sage忘れてました

279 :名無し娘。:2001/05/06(日) 02:58 ID:eaYivgUY
>>277
イイヨ!ガンガレ!

280 :名無し娘。K:2001/05/06(日) 03:17 ID:IFinozks
「なあ、今週の土曜に久しぶりに音合わせしないか?」
俺は友達に電話で話した。
「いいけど土曜は彼女と約束してんだよなぁ・・・」
受話器の向こうで友達の声が聞こえる。
「頼むよ、土曜しかみんな都合合わないみたいだしさ。」
俺は一応バンドをやってる。
バンドっていうよりはたまに友達と演奏するっていう方が合ってる。
楽器はギター。それなりに前からやってるだけ合ってそれなりには弾ける。
「それよりさぁ、お前まだギター練習して音楽関係の仕事に就けばモー娘。に会えるって思ってんの?」
受話器の向こうで呆れた声がした。
「そんなわけないだろ、それより土曜な。じゃ、また」
そう言って俺は受話器を置いた。
確かに「音楽関係の仕事に就けば〜」っていうのがギターを始めた切欠でもあった。
まあ始めた頃は俺もガキだったからな、無理だって解りつつもギターを始めてた。
今は違う、多分・・・。
「さ〜て、春休みだし、明日は外行ってなんか見てこようかな。」

281 :名無し娘。K:2001/05/06(日) 03:17 ID:IFinozks
次の日、俺は渋谷に行く事にした。
「やっぱり混んでるなぁ、人多すぎ」
まあ春休みだから当たり前なのか。
それにしてもカップルでごった返してる中、一人身は居心地が悪い。
「特に用無いし、早めに帰るか・・・」
まだ昼を過ぎたくらいだったが、俺は駅に向かうことにした。
道路の方を眺めながら歩いてると誰かにぶつかった。
「あ、すいません・・・」
女の子だ。ぶつかったせいで帽子を落としたらしい。
「大丈夫ですか。」
「あ、はい」彼女が俺の方を見た。
「・・・あの・・もしかして、石川梨華さんですか?」
俺がそう尋ねた瞬間周りにいた大勢の人達がこっちを向いた。
「え、あ・・・ちょっといいですか」
彼女は俺を引っ張って近くにあった喫茶店に駆け込んで俺を席に座らせた。
「すいません。あんなこと聞いちゃって・・・。ってことはでも本物なんですか?」
「・・・はい。」
当たり前だが俺は夢ではないかと疑った。
しかし、このまま彼女とここに居るわけにもいかないだろう。
「すいません、色々と。お金は俺が払っとくんで・・・」
そう言って俺は席を立った。
「あの、良かったら一緒に行きませんか?」
突然彼女がそう言いだした。
「え?」俺は思わずそう口に出してしまった。

282 :名無し娘。K:2001/05/06(日) 03:18 ID:IFinozks
「え、・・・あの、俺と石川さんが一緒に行くってことですか?」
まさかとは思うが一応聞き返す。
「やっぱりダメですよね。お金は私が払っときます。」
彼女はそういってレジの方を向いて歩き出した。
「どこに行こうか?」
もっと一緒に居たい、そう思って俺はとっさにそう言っていた。
「え?」彼女は驚いていたがその後少し照れくさそうに笑った。
彼女がどうしてもと言ったので結局コーヒー代は彼女に払わせる事になってしまった。
「そういえば名前はなんて言うんですか?」
俺は名乗るのを忘れていた事に気がついた。
「あ、俺は佐藤亮です。それでどこ行きます?」
俺は緊張し早口で尋ねた。
「うーん、お買い物に行こう、原宿に。」
彼女と一緒に居る事が出来れば何でも良かったので俺はもちろん反対しなかった。
原宿に向かってる間、俺は彼女と何度か話をしたがあまりにも緊張していたせいで内容は覚えていない。
「あ、あのお店カワイイ!あそこ行こうよ。」
駅から出た瞬間俺は彼女に腕を引かれた。
正直彼女の印象がテレビで見た時とあまりにも違っていたので驚いた。
店に入ると彼女は色々な服を見たり試着したりしてる。
(結構活発なんだな・・・)

283 :名無し娘。K:2001/05/06(日) 03:18 ID:IFinozks
そう思い俺は店の中でただ彼女を眺めていた。
「ねえ、この服どうかな?」
彼女が試着を済ませて俺に尋ねた。
「よく似合ってるよ、いいんじゃない?」
(周りから見ればカップルみたいに見えてるのかな?)と思って俺は少しにやけた。
彼女の気に入った服も見つかり、購入したので二人は店から出た。
「次どの店行きます?」
「亮君が決めていいよ。」
「いや、石川さんの好きなとこでいいよ。」
二人がそう言ったので会話がしばらく途絶えてしまった。
「・・・ねえ、梨華って呼んで。」
彼女が突然言い出した。
「あと、歳も同じなんだから敬語も使わなくていいよ。いい?」
「・・・うん、OK。・・・梨華。」
「はは・・・」照れ笑いする俺を見て梨華も少し笑っていた。

284 :名無し娘。:2001/05/06(日) 15:34 ID:AgbqIlf6
早く続ききぼ〜〜〜〜ん

285 :名無し娘。:2001/05/06(日) 15:59 ID:BrEk5Vu6
(・∀・)イイ!!

286 :名無し娘。:2001/05/06(日) 17:08 ID:UWDjupN.
じつに良い!!

287 :ポルノ:2001/05/06(日) 17:11 ID:oPbwbU..
今だに家庭教師の復活を願っているのは、オレだけか??

288 :名無し娘。:2001/05/06(日) 17:11 ID:Sik.WQzM
ちょっと無理ない?

289 :名無し娘。:2001/05/06(日) 18:10 ID:milx/FV2
>>287
いやいや、そんな事無いぞ。

290 :名無し娘。:2001/05/06(日) 19:01 ID:Zbv9r37U
俺もカテキョ復活キボーン

>>200も早く続き書いてくれ

291 :名無し娘。:2001/05/06(日) 22:28 ID:boCrO/ZE
あまり急かしてはいけないYO!
納得逝くモノを書いて欲しい

292 :名無し娘。:2001/05/07(月) 00:16 ID:NUhs6M6.
マロンのいたづら萌え

293 :名無し娘。:2001/05/07(月) 00:21 ID:TyVmXvgo
>>292
カテキョウの中で出てきた
辻が飼っている犬の名前ね

294 :糞ったれ娘。:2001/05/07(月) 00:26 ID:DiTp/P.A
ののたん娘。 裕子オカン 知イモ ダーヤス姉 亜依乳

295 :名無し募集中。。。:2001/05/07(月) 01:08 ID:YqtJzi/6
愛父マンセー

296 :200:2001/05/07(月) 01:54 ID://I6etOQ

>>263
無理なお願い聞いてもらってすいません。次回の話で使わせてもらいます。

あとは、カテキョさんにもコンタクト取りたいんだけど・・・
もうここには来ないのかな。勝手にリンクさせちゃまずいっすよね・・・
俺もカテキョさんの続編読みたいんでぜひ復活して欲しいんですが。


えー、読んでくれてる人すいません。ちと詰まってます。
セットアッパーのくせに申し訳ないっす。
お詫びといっては何だけど、ここに書く時4本設定考えてて
結局止めちゃったヤツのさわりだけ、逝っときます。

これはそのまま進めてったら、やばそうなんで止めたんだけど(ニガワラ

297 :200:2001/05/07(月) 01:57 ID://I6etOQ
僕の目の前に、二人の女の子が眠ってる。
15の誕生日にパパがくれたプレゼント。

ずーっと欲しかったんだー。
いい子にしてるから、って何度もおねだりして
やっと手に入れることができた。

あ、長い髪の女の子が目覚めたみたい。
寝起きは良くないのかな?
まだ自分がどんな状況にいるのかわかってないみたいだね。
なぜ自分に手錠が掛けてあるのか、戸惑ってる。
隣に寝ている髪の短い女の子にも気づいたみたいだ。
無理無理、その子には君より多めに睡眠薬を飲んでもらったから
ちょっとやそっとじゃ起きないと思うよ。

あ、そんなに慌てて駆け寄ると危ないっ!
ほら、首輪のロープが邪魔でそれ以上近づけないんだから。

ん? ははっ、ようやく僕に気づいてくれた。
おびえた子猫みたいな表情で僕を見てる。
けど、テレビで見るより実物のほうが何倍もかわいいね。

「あの〜、ここは、どこなんですか? あなたは誰なんですか?
ひとみちゃんは大丈夫なんですか? 私たちはどうしてここにいるんですか?

・・・、そして、どうして石川が首輪と手錠を掛けられてるんですか?」

梨華ちゃん。
僕、バカだから、そんなにいっぺんに質問されても答えられないんだけど。
でも最後の質問だけ答えてあげる。

それは、君たちは今日から僕の『奴隷』だから・・・

あれー、梨華ちゃんもう半泣きになってるよ。
あははははー。中澤に突っ込まれる時もいつもそんな顔してたよね。
でも、泣き顔の梨華ちゃんも素敵だよ。

298 :名無し娘。:2001/05/07(月) 11:09 ID:5MNb3gzM
もぇー

299 :名無し娘。:2001/05/07(月) 13:50 ID:i7pL1UWQ
200こっち続けろ

300 :名無し娘。:2001/05/07(月) 19:45 ID:QVgoWHlk
>>283
どっかで見たことあるんだけど・・・・・
気のせいかな・・・・

301 :名無し娘。:2001/05/07(月) 20:36 ID:qeJT3y5A
>>300
だろ?俺もそう思ってた。けど、どこか思い出せない。

302 :名無し娘。:2001/05/07(月) 20:42 ID:9JfvlqHE
「お兄さん、突然ですけどののと一緒に暮らしてくらさい。
 ワケは聞かないでほしいのれす」

A「いいよ」
B「ダメだ」

303 :ポルノ:2001/05/07(月) 20:50 ID:/VxKd/gw
な、なんだ!?

と、とりあえずA

304 :名無し案山子:2001/05/07(月) 20:51 ID:/Bp2CW3E
200がんばれよ

305 :名無し娘。:2001/05/07(月) 21:06 ID:5XmF50R.
「いいよ」
「本当れすか!ありがとうございます!ののはとても嬉しいのれす」

こうして俺は「のの」と名乗る女の子と一緒に暮らす事になった、
まあ人生どうにでもなるか。

「早速れすけどお揃いのハブラシを買いに行くのれす、
 ついでにアロエヨーグルトも買うのれす」
「アロエヨーグルト?」「ののの大好物なのれす」
俺は・・・
A・ハブラシとヨーグルトを買うためにスーパーに行くことにした
B・アロエヨーグルトが嫌いなので一緒に暮らすのをやめた。

306 :ポルノ:2001/05/07(月) 21:11 ID:/VxKd/gw
わ!続きが出た!!!
もちA

307 :名無し娘。:2001/05/07(月) 21:18 ID:XeBvsdU6
スーパーに行くとののは早足で食品売り場に向かった、
様々なデザートがびっしりと並ぶ棚で一際輝くアロエヨーグルトを
彼女は手に取り始めた。
一個・・・二個・・・六個・・・まだ取る気だ!!
このままでは彼女の小さな腕では支えきれない。

A・「俺が持ってあげるよ」
B・「そんなに買うの?太っちゃうよ」

・・・ところで私、もしかして200さんの邪魔になってますか?
だったら次で無理矢理終わらせるよ。

308 :名無し娘。:2001/05/07(月) 21:20 ID:dH6vBVzM
B

309 :ポルノ:2001/05/07(月) 21:22 ID:/VxKd/gw
e?
終わるの?邪魔にはなってないと思うが・・・・
こればっかは200さんに聞かないとね

310 :名無し娘。:2001/05/07(月) 21:32 ID:v4Hdd9os
>>300
>>301

http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mor2&key=../kako/983/983866543
の498だね。

311 :名無し娘。:2001/05/07(月) 21:42 ID:AJFMU.b2
「そんなに買うの?太っちゃうよ」
「い、一日に一個ずつ食べるのれすよ!プンプン!女の子にそんな事言うなんて
ひどいのれす!のの傷ついたれす!」
そう言ってポカポカと彼女は俺の胸を叩き出した。
・・・なんだか、可愛いな・・・
(中略)
「そういえば、どうして俺と一緒に暮らしたいの?」
「え!?そ、それは・・・その・・・あの、お兄さん・・・」
「ん?」
「お兄さんは一目ぼれって信じますか?・・・のの、お兄さんに一目ぼれしたのれす」

恥ずかしいのか彼女は地面にしゃがみこみ顔を両手で隠す、
そんな仕草が俺には可愛くてしょうがなかった。
ついさっき会ったばかりなのに・・・

「一目ぼれ、信じるよ。俺もののが好きだ」
「えっ・・・嬉しいのれす・・・」

こうして俺達は末永く一緒に暮らしました。終。

312 :名無し一匹狼:2001/05/07(月) 21:44 ID:mmdhLHhE
いい話だな

313 :ポルノ:2001/05/07(月) 21:46 ID:/VxKd/gw
ありゃ、終わっちゃたい

314 :名無し娘。:2001/05/07(月) 21:49 ID:mkXeF5x6
>>312
同意

315 :名無し娘。:2001/05/07(月) 22:59 ID:T./q.ork
・・・テレホタイムまでなら200さんの邪魔にならないかな。

〜ののの新婚生活〜

「ののは愛する旦那様の為に手料理を作るのれす、楽しみに待っててくらさい」
数分と経たない内に台所からガシャーン!パリーン!という何かが割れた音や
「熱いのれすー!」というののの悲鳴などが聞こえてきた。
俺は台所に行き、意味も無く駆け回ってるののに優しく声をかけた。
「無理しなくていいよ」
「う・・・うう・・・」
あ、泣きそうだ・・・と思ったが、ののは突然自分のほっぺをピシャンと叩く。
「こんな事では泣かないのれす、ののは頑張るのれす!」

数時間後、出来た料理はこの世のモノとは思えないモノだった、が
俺は泣きながら食べたよ。
「のの・・・不味いけど美味しいよ・・・愛がいっぱい詰まってるね」
「沢山食べてくらさい、おかわりはまだまだあるのれす」
明日の会社はきっと休みだ・・・

316 :名無し娘。:2001/05/08(火) 03:15 ID:OBtQcMPY
>>315
面白いじゃないか。続けてくれ。

317 :名無し娘。:2001/05/08(火) 03:29 ID:EwztQrlQ
>>302

やめんでくれ〜たのむ〜

318 :名無し娘。:2001/05/08(火) 18:26 ID:HRRk14oU
あげ

319 :ミニ合宿娘。:2001/05/08(火) 19:05 ID:6CBgZjP6
矢口「ミニモニもプッチみたいに合宿するのだぴょん!」
ミカ「合宿デスカー?」
辻・加護「いいですねー!楽しそう!」
矢口「コラ!お泊まり会じゃないんだぞ!ミニモニをもっとレベルアップ
   させる為に訓練しに行くんだからね」
辻・加護「ふぁーい」
ミカ「デモ年頃ノ女ノ子ダケデ泊マルノッテコワイデース」
辻「変質者が来たらどうしようなのれす」
加護「大変や!うち可愛いから一番に狙われるわ!」
矢口「そうだなぁ、用心棒は欲しいかも・・・」

数時間後、ミニモニは一人の青年を拉致し合宿所へ連れ込んだ。

矢口「そういうワケだから二日間だけミニモニに付き合ってくれよ」
辻・加護「お願いしまーす!」
ミカ「日本男児デショ、カ弱キ女ノ子ヲ守ルデース」

・・・きっと断っても帰してくれないだろう、
俺は首を縦に振った。

合宿一日目スタート

320 :ミニ合宿娘。:2001/05/08(火) 19:53 ID:09QdZ9NI
4人が自主トレに励んでる間、俺は部屋の掃除を頼まれた。
何だか用心棒というより家政夫だな・・・

一通り掃除が終わりボーっとしているとミカが近づいてきた。
「オ疲レ様、ドリンク差シ入レニキタヨ」
「ありがとう」

ゴクゴクゴク・・・
ジィーーーーーーーーーー
「あ、あの・・・じっと見られると恥ずかしいんだけど」
「ウフッ」
可愛らしい笑みを浮かべたかと思うと、ミカが俺の耳元に
唇を近づけ始めた、いっ一体何故こんな行為を・・・?
「ミミミ、ミカちゃん!?」
訳が分からず動揺してる俺にミカは・・・
「晩御飯、ヨロシクネ」
そう呟いた。

〜合宿一日目の夕方、まだ俺の家政夫生活は始まったばかり〜

321 :名無しさん@計:2001/05/08(火) 23:16 ID:yHybBTiY
おぉ〜、新たな切り口ですな。

322 :名無し娘。K:2001/05/09(水) 00:13 ID:z5m/SAa6
「そういえば梨華は何で渋谷に来てたの?」
歩いている途中梨華がクレープを食べたいと言い出したので並びながら聞いてみた。
「友達と買物行く約束してたんだけどね、すっぽかされちゃったみたい・・・」
梨華はクレープを食べながら少しうつむいた。
俺は予想もしてなかった答えだったので回答に戸惑った。
「へえ、芸能人でも約束すっぽかされることあるんだ。」
「でもその友達も用事があったみたいだから・・・」
梨華は相変わらずうつむいたままクレープをくわえている。
「そうだ、友達と見に行く予定だったんだけど映画のチケットあるんだ。見に行かない?」
梨華はバッグの中からチケットを二枚取り出した。
「随分都合よく二枚あったもんだね。」
「うん、よかった。」
そのまま梨華に手を引かれ、俺と梨華は近くの映画館に入っていった。
「それでどの映画見るの?」
梨華の方を向いた。
「あれだよ。」
俺は梨華の指差した方の看板を見た。
最近カップルにやたらと流行っている映画だ、アクションあり恋愛要素ありと感じだ。
俺は別に映画好きではないが近頃CMで見た感じではそんな内容だった。
俺が看板を眺めてる間にも沢山のカップルが映画館の中へ入っていく。
「友達って男?」
「女だよ。」
「女同士でこの映画見ようとしてたの?」
俺は少し笑いながら聞いてみた。
「うん・・・だって一緒に見に来る人居ないから。」
梨華は少し顔を赤くした。
『一緒に見に来る人が居ない』と梨華が言ったので俺は少し安心した。
「それじゃ入ろうか。」
「うん。」
俺と梨華は映画館の中に入っていった。

323 :名無し娘。K:2001/05/09(水) 00:13 ID:z5m/SAa6
sage忘れました。すいません

324 :名無し娘。:2001/05/09(水) 23:25 ID:Svy3ZuM6
>>323
気にすんなよ♪頑張ってくれ!

325 :名無し娘。:2001/05/10(木) 00:22 ID:XXa82p3U
誰か書け

326 :名無し娘。:2001/05/10(木) 05:49 ID:qWnU/B6s
続きが読みたいのですが。

327 :ミニ合宿娘。:2001/05/10(木) 19:00 ID:ik4fHFtk
「カレーが食べたいのれす」
晩飯のメニューに悩んでる俺の前に突然辻が話し掛けてきた。
「ミカちゃんから聞きました、晩御飯作ってくれるんれすよね?」
「ああ・・・」
「優しいのれすね〜♪大好っき!なのれす」

「ところで話は戻るけどののはカレーが食べたいのれす、あいぼんは
 シチューがいいと言ってましたけど」
「カレーかシチューか・・・」
「どっちを作ってくれるのれすか?どきどき」

A「カレー」
B「シチュー」

328 :ミニ合宿娘。:2001/05/10(木) 19:01 ID:ik4fHFtk
ここってsageなきゃダメなの?

329 :名無し娘。:2001/05/10(木) 19:05 ID:e2NolOis
A

330 :ポルノ:2001/05/10(木) 19:18 ID:t97Mpf82
A

331 :ミニ合宿娘。:2001/05/10(木) 19:27 ID:7HPZrtkQ
「カレーにするよ」
「やったー!ありがとうなのれす!えへへへ♪」
辻はよっぽど嬉しかったのだろう、ピョンピョン跳ねて両手を叩いている、
しばらくして大人しくなると、先程のミカみたくジッと俺を見つめだした。
「お兄さん、これはのののお礼なのれす」

チュッ

「てへてへ・・・それではお料理頑張ってくらさいね」
「あ・・・うん・・」

13歳の子にほっぺにキスをされて不覚にも胸が高鳴った、
家政夫もいいなと思い始めた合宿初日。

332 :ミニ合宿娘。おまけ:2001/05/10(木) 19:32 ID:T5YvQzhQ
「シチューにするよ」
「そうれすか・・・残念なのれす・・・」
辻はよっぽど悲しかったのかがっくりと肩を落としている、
しばらくして元気を取り戻したのか、先程のミカみたくジッと俺を見つめだした。
「お兄さん、これはのののお礼なのれす」

ザシュッ

「てへてへ・・・それではお料理頑張ってくらさいね」
「・・・・・・・・」

辻「残り、3人」

333 :名無し娘。:2001/05/10(木) 22:28 ID:qWnU/B6s
続き希望!

334 :ミニ合宿娘。:2001/05/10(木) 23:11 ID:ctGznxsw
深夜、用を足して部屋に戻る途中台所でガサゴソ音がする・・・・
何かいるのか?確かめてみよう。

「きゃ!」
「か、加護ちゃん!?」
イキナリ現れた俺にビックリして加護は尻餅を突いてしまった、
そんな加護を助け起こす為に手を差し伸べる。
「おおきにー、あービックリしたー!」
「こんな時間に台所で何やってたの?」
「夜食やー、うちあんまり晩御飯食べなかったからお腹ペコペコやねん」
そういえば夕食のカレーを残してたな。
「でもカレー以外残ってなくて困ってたんだ、あ!そうだ、
 一緒にコンビニ行ってよ!男の人が一緒なら夜道も怖くないわー」

A「いいよ」
B「でも女の子2人残して夜出歩けないよ」

335 :豆。に石川梨華(カントリー娘。):2001/05/10(木) 23:23 ID:acxEASRw
A

336 :名無し娘。:2001/05/10(木) 23:34 ID:cSqjBB6Y
A

337 :ミニ合宿娘。:2001/05/11(金) 01:07 ID:bEciZ5WA
「いいよ」
「おおきにー!じゃ、早速行ってみよー!」

「はー、夜の空気ってヒンヤリしてて気持ちええなぁー」
「そうだね、ところで何買ったの?」
「サンドイッチとタコヤキや、ねぇ、外で食べてもいい?」
「ああ、じゃあそこの木の株で座って食べなよ」

パクパク・・・

「夜中に外でご飯食べるのって何か新鮮ー、いつもより美味しく感じるわ」
「よかったね」
「これもボディガードさんのお陰や、ありがとう。これ食べて、あーん」
「え?あ、あーん・・・」
パクッモグモグ。
「美味しい?うち結構このタコヤキ好きやねん。あ・・・唇にソース付いてる」

ペロッ

「・・・・・!」
「ん、美味しい。さぁーてお腹もいっぱいになったしそろそろ帰るかー」

またもや13歳の子にキスされて
また不覚にも胸が高鳴ってしまった。

そんな合宿初日、無事終了。

338 :名無し:2001/05/11(金) 01:28 ID:/oxvvMHc
ミニさん最高っす。マジで。

339 :ミニ合宿娘。:2001/05/11(金) 01:31 ID:nW70kmHk
>>334
>深夜、用を足して部屋に戻る途中台所でガサゴソ音がする・・・・

変な文章。
正しくは「部屋に戻る途中、台所からガサゴソという音が聞こえた」

340 :豆。に石川梨華(カントリー娘。):2001/05/11(金) 01:50 ID:dNuLTqWY
ホント最高っすよ。

341 ::2001/05/11(金) 02:54 ID:Qu7/WqMk
>>1
>>1
>>1
>>1
>>1
>>1
>>1

壺飛び職人

342 :名無し娘。:2001/05/11(金) 12:51 ID:903EXaEQ
>ミニ合宿娘。
マジで面白いです

343 :名無し娘。:2001/05/11(金) 20:40 ID:/j6PGBeg
あげ

344 :名無し娘。:2001/05/12(土) 00:10 ID:6A2e5jaU
見えない、あげ

345 :ポケットの中の妖精:2001/05/12(土) 02:18 ID:EsdFlyv2
ったく、今日も残業かよ・・
誰もいなくなった事務所で、いつものようにキーボードをたたく俺。

はー、こんなことしてるからいつまでたっても彼女ができねーんだよ・・・
くそ、眠くなってきた。
でも、これ明日の会議に間に合わせなきゃいかんしなー。

「おーい」

あれ? 誰かいるんか? あたりを見回すが誰もいない。
ふぁ、幻聴か・・・。早く家帰って寝たいな。

「おーい。ここだよー! こっち見ろよ!」

へ? 俺、だいぶ疲れてるな。矢口が目の前にいるよ・・・

「きゃはは、なにびっくりしてるんだよ!」

な、なんだこりゃぁー!
俺のPCの脇から、全長10cmくらいの小人が顔をのぞかせている。
ははっ・・・、俺だいぶ疲れてるな。幻覚まで見えてら。

346 :ポケットの中の妖精:2001/05/12(土) 02:20 ID:EsdFlyv2
「こらー、無視すんなよー」

自分の頬っぺたをつねってみる。・・・・・、痛い。
幻覚、じゃないよな・・・
机の上で威張ってる小人のような物体にそーっと手を伸ばしてみる。

「わ、わ、なにするんだよー!」

潰れないようにそーっと両手で持ち上げて、目の前に運んでみる。

「こらー、おろせー! おいら高いとこ苦手なんだよぉ」
「なぁ、お前は何なんだ?」
「へへへ、おいらのこと知らないの?
モーニング娘。の矢口真里に決まってるじゃん」
「・・・・・・、はぁ?」

目の前の、矢口が俺の手のひらの上で「ふふん」てポーズをとっている。
いや、そりゃ知ってるけど。
つーか、なんでこんなに小さいんだ?
しかもなんで俺の職場に突然現れるんだ?

347 :ポケットの中の妖精:2001/05/12(土) 02:36 ID:EsdFlyv2
「おいらお腹減っちゃったよ。なんか食べるものないの?」
「・・・・・、ない、けど」
「じゃ、ご飯食べにいこう! おいらピザ食べたいな」
「あ、ああ。ピザか・・・」

頭の中には?マークがいっぱい飛んでいたんだけど、
あまりにも非現実的で、頭が麻痺してて、
とりあえず、矢口にせかされるまま、
俺は胸ポケットに矢口を入れて会社を後にした。

「なぁ、矢口、さん」
「ん? 真里でいいよ」
「じゃあ、真里。真里はどうしてこんな姿になったの?
どうして俺の会社に現れたの?」
「んー、おいらも良くわかんないんだよね
テレビの収録して、楽屋でうとうとしてたらさ、
いつのまにかあんたの机の上にいたんだ」
「・・・・、なんか、えらく楽天的じゃない?」
「きゃははは、そりゃ最初は驚いたけど、で
もさー、なっちゃったもんはしょうがないじゃん?」
「・・・・・・・・・・」
「それより、早くご飯食べようよ!」

ポケットの中から俺を見上げてけたけた笑う真里。
なんかこれもかわいいじゃん。
俺は胸の中の暖かさを感じながらファミレスに向かった。

348 :名無し娘。:2001/05/12(土) 03:07 ID:5grb1Ncw
きゃー!矢口矢口矢口ー!!
めちゃかわいいー!

349 :名無し娘。:2001/05/12(土) 04:21 ID:7OMoC2Ag
おおっ、新シリーズスタート! 期待します。

350 :名無し娘。K:2001/05/12(土) 04:24 ID:riyLnWug
「席はどの辺にする?」
「まん中辺りがいいな。」
俺と梨華は席に着いた。
席に着き、しばらくパンフレットを見てると場内が暗くなった。
「始まるね。」
「うん」
春休みのせいかほぼ満席の劇場で映画が始まった。
人気の通り内容としては面白い映画なのだろうが、
あまり恋愛ものが苦手なので、俺はスクリーンから目を離し椅子に深く腰を沈めて右隣に座っている梨華の方を見る。
スクリーンから反射するチカチカとした明かりが顔に当たっている、映画に夢中で俺には気付いていない。
俺は顔を正面に戻し背もたれに背中をつけた。
「・・・・。」

「・・・ん?」
スクリーンの方に目をやるとさっきとシーンが変わっている、
大きなスクリーンの中で主人公とヒロインが抱き合ってキスをしていた。
後ろを見てみると女の人が泣いている。
右を見てみると梨華もうっすらと涙を浮かべていた。
「あれ?」
しばらく現状を把握できずにスクリーンをぼうっと眺めていた。
すると主人公とヒロインを乗せた車がズームアウトしていき、エンドロールが流れる。
「やべ、寝ちまったのか」
やっと現状を把握できたがもう遅い、場内には明かりが点き始めていた。
「いい映画だったね。」
「え、う、うん。良かったね。」
とりあえずその場だけは茶を濁し映画館から出た。

351 :名無し娘。K:2001/05/12(土) 04:24 ID:riyLnWug
道を歩いていても梨華は映画の感想を聞いてきた。
「ねえ、どのシーンが良かった?」
と俺の顔をじっと見つめている。
「えーとね、あの・・・主人公の・・・ね・・・あれが・・・あの・・・。」
内容が分からないので俺には答えようが無かった。
「ねえ、どこ?」
「あー、ごめん。途中で寝ちゃって内容分かんないんだ。」
これ以上ごまかせそうに無いので素直に打ち明けた。
「えー!寝たたの。」
「いや、ホントにごめん。」
とりあえず謝るしかないので謝った。
「もー。『どのシーンが良かった?』とか話したかったのに〜。」
梨華は脹れっ面をした。
「ごめん〜。」
もう一回謝ったが梨華は許す素振りをしなかった。
何も喋れぬまま、少し歩くと俺はいいことを閃いた。
「そうだ、ちょっと来て。」
「え、何。」
今度は俺が梨華を引き店に入った。
店の中にはピアスや指輪などのアクセサリーが並べられている。
「どれがいい?」
ペアリングのコーナーの前で梨華に尋ねた。
「え?」
梨華は正直困っている様子だった。
「あ、これなんかいいんじゃない?すいません、これ下さい。」
俺は店員を呼んで一つのペアリングを指差した。
「これ結構高いよ、私半分出そうか?」
梨華が心配そうに尋ねてきた。
「はは、ペアリングの割り勘なんて聞いた事無いよ。それに俺だってこの位の金はあるし。」
俺は笑いながら店員に代金を渡し、店を出てリングを梨華に渡した。
「・・・・。」
「やっぱり俺となんかじゃ嫌だった?」
と梨華に尋ねた。
「そんなことないよ。ただこんなもの貰った事無かったから・・・。」
「そっか、良かった。」
俺は少しほっとした。日も沈みかけてきたので海辺の公園に行くことにした。
ペアリング効果あってか公園に向かう間は会話が弾んだ。

352 :名無し娘。K:2001/05/12(土) 04:25 ID:riyLnWug
「いいの?ここで」
「うん、今日はどうもありがとう。」
「いや、こちらこそどうも。」
俺は梨華に買物袋を渡した。
「それじゃまた逢う事はないと思うけど、またね。」
「うん、またね。」
俺は家の方角へ歩き出した。
「あ、忘れてた。」
と梨華の声がし、パタパタとこっちに向かって走る音が聞こえてきた。
「どうしたの?」
俺が振り返って聞いた。
「今日のお礼。」
梨華が買物袋を横に置き、俺にキスをした。
「またねっ。」
梨華は買物袋を拾い、急いで走っていった。
夕日のせいもあってか梨華の顔が赤く見えた。
梨華の姿が小さくなっていくのを確認し、俺は少しだけ笑みを浮かべながらまた家の方へ歩き出した。

353 :名無し娘。K:2001/05/12(土) 04:25 ID:riyLnWug
「・・・・・」
「・・・ん・・・?」
俺が気付くと自分の部屋のベッドの上に寝ていた。
電気のついてない暗い部屋の中でテレビだけがチカチカと映っている。
「ああ、夢か・・・」
考えてみれば当たり前だ、街を歩いていて梨華になんて会えるわけがない。
「寝過ごしちまったのか、無駄な休日過ごしたな。」
とりあえず友達に電話をかけることにした。
「あ、もしもし。俺だけど。いや〜どうも今日一日寝過ごしちまったみたいなんだよな。」
「何言ってんだよ。昼にお前の家行ったら隣の人にお前が出かけてるって言われたぞ。」
「えっ、おかしいな。まあいいや、また電話する。じゃあな」
俺は受話器を置いてベッドに寝転がった。
テレビの画面の中で夢の中ではさっきまで一緒に居た梨華が歌っている。
「惜しい夢だったなあ・・・・。・・・あれ?」
歌っている梨華が俺があげたのと同じ指輪をしている。
「偶然か・・・。」
俺が寝返りをうつとポケットに何かの感触があったのでポケットに手を突っ込んだ。
するとポケットの中には梨華とペアで買った指輪があった。
(夢じゃなかった・・・。)
俺は仰向けになり天井を見た。

「『明日は明日の風が吹く』か・・・。」

Fin

354 :名無し娘。K:2001/05/12(土) 04:27 ID:riyLnWug
最後の方まとめて書いたんでめちゃくちゃですね。
まあとりあえずこれで終わりです。
もし最後まで読んでくれていたらありがとうございます。

355 :名無し娘。:2001/05/12(土) 05:37 ID:Pu5ZqxuQ
良かったです。ご苦労様でした。

356 :200:2001/05/12(土) 21:43 ID:V9FACxVA
>>259からの続き

「誕生日おめでとう。
俺は仕事で帰れないが、梨華に祝ってもらえ。
お前もそっちの方が嬉しいだろ。
ただ、誕生日のプレゼントに『梨華』なんてベタなことは言うなよ」

学校からの帰り道、親父からメールが届いた。
親父、さすがだ。俺の事をよくわかってやがる(ワラ
しかし、今日も梨華ちゃんと二人か・・・。
いやまぁ、嬉しいんだけど、手料理はどうなるんだろーなー。
【梨華の時間】にも「料理:できません」て<strong>で囲ってあったぞ。
梨華ちゃんが作ってくれるのなら
チキンラーメンとクノールカップスープだけで俺的には充分なんだけどな・・・

「ただいまー」
「お帰りなさーい」

俺が玄関のドアを開けると、
梨華ちゃんが満面の笑みを浮かべて出迎えてくれた。
髪はお下げにしてバンダナでくるっと包んでる。
ジーンズとTシャツの上には、子猫のイラストのピンクのエプロン。
はう〜、なんつーかもうこの世のものとは思えないほどかわいいっす。
・・・、俺はもう氏んでもいいよぉ・・・。

357 :200:2001/05/12(土) 21:45 ID:V9FACxVA
「今ね、料理作ってる最中なんだー。もう少し待っててね」

をぉっ、あの、あの石川梨華が俺のためだけにーーーー!
神様すいません、昨日僕は梨華ちゃんの手料理と聞いて
少しでも不安になったことを悔い改めます。
そしてできることなら、梨華ちゃんが素晴らしい料理を作れるよう、
神のご加護を。

「ねー、梨華ちゃん。キッチン行ってもいい?」
「んーん。こっちきちゃダメだよ〜。いい子だからおとなしく待ってなさい!」
「そんなこといわないでさー、ちょっとだけいいからさー」
「えー、なんか恥ずかしいよ」
「お願い!」
「もー、しょーがないなー。甘えんぼさんなんだから」

目の前に広がる目くるめく光景。
梨華ちゃんが包丁握ってる。お皿並べてる。お湯沸かしてる。
あぁ、神様! この世に天使は存在しました。
我が生涯に一片の悔いなし!!!
俺は感涙に咽びながらもせっせと料理を作る梨華ちゃんを見守る。

「梨華ちゃん、一人で大丈夫?」
「うん、この日のためにね、
ひとみちゃんに料理のやり方特訓してもらったんだよ。
どーんと任せといてね〜」

おぉっ、いしよしかよーーー! めちゃ萌えるぅー!!!
【●(#´▽`)´〜`0 )Love〜いしよし●】のブラインド・ウォッチメイカーが
作るような、妖しいいしよし世界を想像して俺の脳内妄想が爆発する。

「梨華、こんなこともできないの?」
「・・・・、ひとみちゃん、ぐす、ごめんなさい・・・(すでに半泣き)」
「ふふっ、そんな顔しないでよ。虐めたくなるじゃん」
「いや、やめてっ!」
「かわいいね、梨華。お仕置きだよ。ほら、服を脱いで」
「いやぁっ! お、お願い、ひとみ・・・、ちゃん・・・ひぁっ!」

俺の脳内で、両手を縛られ吉澤の執拗な愛撫を受けた梨華ちゃんが、
涙目になりながらも熱い吐息を漏らしはじめた時・・・

358 :200:2001/05/12(土) 21:46 ID:V9FACxVA
「できたー!」

次々に料理をテーブルの上に並べる梨華ちゃん。
なんかすげー料理の数なんですけど。
さらに中央には誰が食べるのかというくらいでかいケーキが
どーんと置かれてる。
んー、見た目にも完璧だし。問題は味ですな。
俺がそう思って箸を伸ばしかけたとき・・・

「まだ食べちゃダメ!」
「へ?」
「えーっとね、これからお祝いの歌歌うの」

も、もしかして・・・、あれか? あれなのか?

「へやぁっぴばぁーしゅでぇぃ ♪
はぁっぴぃヴぁーすどゅえぃ ♪
はぁっぴばぁーすでぇいっ! いえーぃ♪」

くぅーっ。アカペラの生ハピバスだよぉー(感涙)。
これだけでも最高のプレゼントだよ。
ヲタ心に火がつき俺のテンションも一気に盛り上がる。

「あぁーっしったはあーっしたぁのかぁーっぜがっふくっ♪」
「っひゅっひゅ〜♪」

ライブの時のように叫び声を張り上げる俺の身体に
少しずつ異変が起こり始めてることに気づく。
あれ、なんか俺変だぞ。背中に嫌な汗が流れてる。
頭もぼーっとしてきた。

359 :200:2001/05/12(土) 21:47 ID:V9FACxVA
ま、まさか。梨華ちゃんの歌声のせいなのか・・・?
再び【梨華の時間】でも「歌唱力:音痴な歌手はたくさんいます」と
<strong>で囲ってあったっけ・・・
俺は絶望的な気持ちで飛び跳ねながら歌う梨華ちゃんをうつろに見守る。
考えてみれば、本体のソロパートは「ほいっ!」みたいな
飛び道具の扱いしか受けてないわけだし・・・
うぜぇよと思ってたあさみやりんねは梨華ちゃんの歌声の緩衝材として
必要不可欠な存在だったわけだ・・・

ちびまるこ並みのどろどろ線を背中にしょって
そろそろ薄れ逝く意識も限界に差しかかろうかという頃。
ついに、例のフォークダンスのように輪になって
ぐるぐる回る振り付けとともに梨華ちゃんの歌声が止んだ。

「えー、次はアンコールにお答えして『理解して!>女の子』を歌いまーす」

げ、冗談じゃねー。これ以上は俺の身に危険が・・・

「り、梨華ちゃん。あの、そろそろご飯食べないと冷えちゃうよ」
「あー、そっかー。ごめんねー。じゃ、食べようか」
「うん、そうして。お願い・・・」
「? ワインも買ってきたんだよ。乾杯しようよ」
「え、俺ら未成年なのにいいの?」
「今日だけは特別だよ。お母さんが許します」
「はは、ま、それじゃいただきまーす」
「お誕生日おめでと」

「「かんぱーい」」

360 :200:2001/05/12(土) 21:48 ID:V9FACxVA
「梨華ちゃん、すげーうまいよ。プロみたいだ」
「へへへー、そーでしょ。私、今日のために頑張ってたんだからねー」
「いやマジ美味い。見直したよ」
「何それ、『見直した』って! さては私の事馬鹿にしてたでしょー」
「いや、そーいうんじゃないんだけど・・・」

誰だって心配するよな、と独り言を呟きかけた時、
今まで気にもとめなかった梨華ちゃんの細い指先に
バンソウコが無数に巻かれてあるのに気づいた。

はっとして目を上げると、ちょっと照れくさそうにはにかむ梨華ちゃんの顔。

「あ、あのね、これ・・・、私料理得意じゃなかったから、
ひとみちゃんに教えてもらってる時にいっぱい失敗しちゃって・・・」

・・・・・・・、梨華ちゃん・・・・・、ありがとう。
俺のためにこんなになるまで努力してくれたんだね・・・
俺、俺、世界一の幸せものだ・・・
涙で目が曇って料理が見えないや・・・・・・・・

「もう、何泣いてるの? 料理合わなかった?」

ふわっとした春風のような笑みを浮かべて俺を見つめる梨華ちゃん。
ちくしょーちくしょー! 俺の親父の嫁さんじゃなかったら・・・・
やりきれない怒りを胸に押し殺し、
俺はいきなりワインをぐびぐびと飲み干した。
かーっと腹に熱いものがこみ上げてくる。
と同時に目の前の梨華ちゃんの顔がぐにゃぐにゃ揺れ始める。

「あーっ、ダメ!!。そんなに一気に飲んじゃー・・・・」
「きゅー・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

梨華ちゃんのびっくりして泣きそうな顔を視界のふちにとどめながら俺の意識はゆっくりと薄れていった。

361 :200:2001/05/12(土) 21:49 ID:V9FACxVA
・・・・・・・・・・・・・・

んー、頭痛て・・・。あれ、俺どうしたんだろ・・・
辺りをふと見回すと、
どうやらあのままぶっ倒れてソファーに寝かされてたみたいだ。
梨華ちゃんは俺の傍らでソファーもたれ掛ってすやすやと眠ってる。
その寝顔はまさに天使のように穢れなく美しい。
日頃あんなに忙しいから、疲れたんだろうな。

「んー、むにゅむにゅ・・・・、飯田さん、ごめんなさい・・・・」

ふふふ、夢の中でまで怒られてるのかな?
梨華ちゃんらしいな。
俺は自分に掛けられてた毛布を梨華ちゃんにそっと掛けなおし

「梨華ちゃん、今日はありがと」

そう呟いてほっぺにキスをした。

362 :200:2001/05/12(土) 21:54 ID:V9FACxVA

>>315

遅レスになって申し訳ない。
俺なんて気にしないでがんがん行っちゃって下さい。


えー、誕生日編終了です。ちとオチが甘かったか。
合宿娘。結構好きです。がんばってください。

363 :名無し娘。suzuka:2001/05/12(土) 21:59 ID:dCdDUP1s
>>200
(・∀・)イイ!

364 :豆。に石川梨華(カントリー娘。):2001/05/12(土) 23:11 ID:lLGrcXaI
>>200
最高っす!!

365 :名無し娘。:2001/05/12(土) 23:26 ID:Pu5ZqxuQ
すばらしい・・

366 :名無し娘。:2001/05/13(日) 00:29 ID:X.x7Mc9w
>>200
(;゚Д゚)<お、俺はその程度では萌えんぞー!!ゴ、ゴルァー!!

367 :ななっすぃー:2001/05/13(日) 01:16 ID:UUdgItuI
>>357
>【●(#´▽`)´〜`0 )Love〜いしよし●】のブラインド・ウォッチメイカーが
>作るような、妖しいいしよし世界を想像して俺の脳内妄想が爆発する。
激しくワラタ

368 :名無し娘。:2001/05/14(月) 00:30 ID:yZjqm892
まだか

369 :名無し娘。:2001/05/14(月) 02:37 ID:KY3wBzKs
誰も書かんのか・・・

370 :名無し娘。:2001/05/14(月) 20:56 ID:cTIVBd06
まだですか・・・

371 :名無し娘。:2001/05/15(火) 00:46 ID:7FdxfWm2
合宿娘とミニミニ矢口の続きが読みたい

372 :名無し娘。:2001/05/15(火) 02:30 ID:/iIEMvGk
矢口の話、萌えるのか?
ありゃもう、「一緒に暮らすなら・・・」の話じゃねーじゃん。
どっちかっつーとmeicos系・・・

200はウケ狙いに走りすぎだし・・・

S.A.Sにsuzuka、早く次の書いてよ。
L型やえいじはもう戻ってこないのかな。

373 :武藤:2001/05/15(火) 12:14 ID:QEwaR9V6
>>354
小結とか言って馬鹿にしてたけどアイムソーりーだよ。訂正する。
お前もモーニング娘。を愛してたよ。LOVEを感じた。
何回でも読みたくなるね。

374 :名無し娘。:2001/05/15(火) 14:28 ID:HbQMarTg
とにかく放置はすんな

375 :ポルノ:2001/05/15(火) 15:47 ID:XGEd6Mgg
矢口の話、続ききぼーん

L型さーんCOME BACK PLEASE!

376 :名無し娘。:2001/05/15(火) 23:23 ID:FOK4/BmA
あげ

377 :ふぁーすと。:2001/05/16(水) 01:41 ID:g.HyQ942
S.A.Sさん、L型さん 戻ってきてください。

378 :名無し娘。:2001/05/16(水) 02:27 ID:v024n9To
(゚д゚)ウルセー

379 :名無し娘。:2001/05/16(水) 07:15 ID:gJdEYwVw
続き希望

380 :名無し娘。:2001/05/16(水) 22:46 ID:gJdEYwVw


381 :200:2001/05/16(水) 23:34 ID:5Al235KI
「今日は久しぶりに早く帰れるから外で食事でもしようよ〜
授業終わったらメールしてね。待ってるよ ( ^▽^)」

昼休みの時間に梨華ちゃんからメールが入った。

たまには外で食べるのもいいけどマスコミとかは大丈夫なのかな・・・
もしも見つかったら、安倍のときのように
「プレステしてただけなんですぅ・・・」なんてコメント流して
モ板で「石川ってプレステするの?」 「しないよ」みたいな
糞スレが乱立する事にならなきゃいいけど・・・

でも、二人でディナーかー・・・
こ洒落たフレンチとか食ってたら、
どうみても俺たちは普通の恋人に見えるんだろうな。
周りのヤツうらやましがるだろな。
あーっひゃっひゃっひゃっ!!!

「梨華ちゃん、君の瞳に乾杯」とか言って、ワイン飲みながら
いろいろ話して、「ごめん、なんか酔っちゃったみたい・・・」とか
言って梨華ちゃんが俺を熱っぽい眼差しで見つめて、
「大丈夫? 少しその辺で休んでいこうか?」とか言って
梨華ちゃんの肩を優しく抱いて暗闇に妖しく光るネオン街の方へ
足を進めて、「わ、私そんなつもりじゃないのに・・・」とか梨華ちゃんは
口で入ってるのに身体は全く嫌がってなくて、「親父には黙って
おくから」とか言って許されぬ禁断の愛にのめり込んでいって・・・

とか相変わらず激しい脳内妄想を展開しているうちに、
あっという間に放課後になった。

382 :200:2001/05/16(水) 23:36 ID:5Al235KI
「授業終わったよ! どこで待ち合わせする?」

俺がメールを送り終えた瞬間、
間髪いれず梨華ちゃんからTELが入った。

「今、学校? ・・・ごめん。外でお食事は中止なの・・・」
「学校だけど。え、食事なしなの?」
「ごめんねー。あ、それでね・・・(うん・・・、わかってるよ・・・)
今すぐ帰ってこれる?」
「あ、ああ。今帰るとこだけど・・・」
「(・・・うん・・うん)それでね。帰りにアロエヨーグルトとナタデココ
買ってきてほしいんだけど・・・」
「はぁ? 梨華ちゃん、そんなの好きだっけ?」
「(・・・え? あげパン?)あげパンもね、買ってきて・・・」
「なんだよそれ? わけわかんねー」
「ほんとにごめんね・・・」
「ちょっとむかついた。つか誰かいるの? そこ」
「(がたがたいうとらんと早よ帰って来いって言えや!)
(ったく、使えない女れすね〜)
(・・・、だって・・・)・・・・・・・・・・・・・」
「おーい、梨華ちゃーん。どーしたのー!」

ブチッ ツーツーツー

はぁ? と言う間も与えられず唐突に電話が切れた。
なんだか要領を得ない電話だなー。
は! まさか、梨華ちゃんの身に何かあったのか?

いかん! 一大事だ!!!
俺は自転車のペダルを漕ぐ足に力をこめ、
夢中で自宅までの道のりをひた走った。

383 :S.A.S:2001/05/16(水) 23:44 ID:zQwwVPyg
続きは出来てることはできてるんですけど、もう少しお待ちを・・・。
今は第二話を考えております。

384 :200:2001/05/16(水) 23:45 ID:5Al235KI

すまん。ここまで・・・
今回は前フリみたいなもんだからダメダメか・・・
週末にはなんとかしたいが・・・(願望)

suzukaさんも他所で小説書いてないで、こっちにもなんか書いてください。
お願い。

>>367
あのスレ好きなのよ。俺はレズの世界書けないから
ブラインド・ウォッチメイカーさんソンケーする。

>>372
ウケ狙いか・・・。確かにそうかも。
ただ、俺としてはごく一般的なモ板ヲタをベースにしたつもりなんだけど・・・
ま、気軽に読んでね。

385 :200:2001/05/16(水) 23:47 ID:5Al235KI

やた、S.A.Sさん続き書くんだ。
楽しみに待ってます。

今回、加護の設定使わせていただきます。
下品になっても許してね・・・

386 :名無し娘。:2001/05/17(木) 01:44 ID:HYgv0hsQ
(;´Д`)<ふーみんな放置したのかと思って焦ったよ。

387 :豆。に石川梨華(カントリー娘。):2001/05/17(木) 04:14 ID:N39zpQJA
おお、ののの登場か?

388 :名無し娘。:2001/05/17(木) 05:59 ID:6Yh4J8YA
背後にちらつく辻加護の暗躍・・・

389 :名無し娘。suzuka:2001/05/17(木) 18:09 ID:bUBpDC0k
>>384
ネタがありませんので勘弁。

390 :名無し娘。:2001/05/18(金) 00:12 ID:hySE2Ob6
あげ

391 :名無し娘。:2001/05/18(金) 12:16 ID:SjAEWD2A
最近、あげぱんネタがよく辻に使われるけど、どうして?

392 :名無し娘。:2001/05/18(金) 21:07 ID:3vxcqmcc
辻は最近揚げパンが大のお気に入りなんだYO!

393 :名無し娘。:2001/05/18(金) 22:39 ID:7id6IGjQ
>200
新たな展開ですね。今回もおもしろかったです。

>>391
Musixでメンバー中一番早く揚げパンをたいらげたから。

394 :ポルノ:2001/05/19(土) 12:24 ID:uPkIwSFc
200さん、L型さん、S.A.Sさん、ポケットの中の妖精さん,
ミニ合宿さん、みんな続き期待。

カテキョはいずこへ?

395 :名無し娘。:2001/05/19(土) 14:20 ID:GpOqGLfY
L型〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

396 :名無し娘。:2001/05/20(日) 00:03 ID:hYEYvSFg
ついでにかてきょ〜〜〜。

397 :名無し娘。:2001/05/20(日) 00:57 ID:PNE126R.
書きかけたまま放置、の話が多すぎる。
なんとかしろ、つー感じ。

398 :ミニ合宿娘。:2001/05/20(日) 11:42 ID:HlJH738c
見つけた・・・
最後の「一日目終了」から3日ばかりこれなかったんだけど
その内にこのスレ見失っちゃってさ。ブクマしてなかったんだよ。
ハンパに途切れちゃってゴメンね、これから書くよ。

399 :ミニ合宿娘。:2001/05/20(日) 11:58 ID:WDsD0lss
外から小鳥の鳴き声が聞こえる、朝か・・・?腕時計を見るとまだ6時だった。
もうちょっと寝るか、それとも今起きて朝飯でも作るか、
・・・何だか目が冴えてきたし、朝飯作るとするかー、そうと決まれば早速。
俺は布団から身を乗り出した、すると
「うう〜ん・・・寒いなぁ〜」と矢口さんが呟いた。
「あ、ゴメン。はい布団」
「ありがと〜・・・スヤスヤ・・・」
「・・・・・・・」

矢口さん!?
どうして矢口さんが俺の布団で寝てるんだ!?

朝っぱらから問題発生、そんな最終日スタート

400 :名無し娘。:2001/05/20(日) 13:29 ID:ClkuexWs
ミニ合宿娘。 まっとりました。

401 :豆。に加護亜依(あいぼん):2001/05/20(日) 14:13 ID:FSQBEp66
おお。戻ってこられましたか!!

402 :S.A.S:2001/05/20(日) 15:55 ID:zF.gje2.
>>189  の続き

僕らはとりあえず、朝食をとるために近くのファミレスにバイクで移動した。
僕の学校には、『妹が倒れたので看病のため欠席する』と電話で伝えて置いた。
入学して以来、一度も欠席したことがなかったのであっさり信用してもらえたようだ。
亜依の学校の方には『体調がすぐれないので欠席する』と、伝えた。

亜依はモーニングセットのトーストを美味しそうに食べている。
「亜依、僕のも食べていいぞ」
おかわり自由のコーヒーを飲みながら言うと
「へへ、太っちゃうからいいよ」
「そんなことないよ。育ち盛りなんだし」
「ほんと?う〜ん。じゃ、少しもらうね」
そう言うと亜依は僕のサラダとハムエッグを食べはじめた。
それにしても美味しそうにたべるな・・・。こうやって亜依が美味しそ
うに食べるのを見ているだけで僕自身もお腹が膨れてくる気がした。
僕は亜依とは逆に、まずいコーヒーに少し顔をしかめながら、
さっきのことを思い出した。

403 :S.A.S:2001/05/20(日) 15:55 ID:zF.gje2.
「亜依、学校さぼってデートしよう」
そう言ってから、勢いに任せた自分の発言に愕然とした。
亜依は仕事の都合上、学校にいけない時が多い。だから、亜依は学校に行ける日を
凄く楽しみにしている。友達も多く、勉強もそんなに苦ではないようだ。
そんな亜依に、「学校をさぼろう」と言った挙げ句、「デートしよう」などと
誤解の与えるようなことを言ってしまった。亜依の様子をうかがうと、ぽかんと
したまま微動だにしない。
「おい、亜依?」
ペシペシと亜依の頬を軽く叩いてみたが反応が無い。相当ショックだったのだろうか。
「いや、亜依。なんていうか・・・気にしないでくれ。
 さっきのは軽い冗談みたいなものだから・・・」
慌てて、僕はフォローした。しかし、亜依は僕のフォローは全く聞いていなかったよ
うだ。亜依は僕と繋いだ手をさっきよりもギュッと強く握って言った。
「お兄ちゃん、デートにつれてって」

404 :S.A.S:2001/05/20(日) 15:55 ID:zF.gje2.
・・・・・

「お兄ちゃん?」
さっきのことを回想していた僕に亜依が話しかけてきた。
「どうした?」
「うん。デートのことなんだけど、行き先とか決まってるの?」
「あぁ、決まってるよ。亜依が喜んでくれるかはわからないけど」
「亜依は・・・お兄ちゃんと一緒ならどこでもいいよ」
少し顔を赤らめながら、でも真剣に言ってくれる亜依が愛おしい。
本当に亜依と家族になれて良かった。

ファミレスについて40分ぐらいが経った。
僕も亜依も美味しい朝食と、少しまずいコーヒーを堪能できた。
「さて、そろそろデート場所にいくか」
「うん!でも、場所はどこなの?」
「それは着いてからのお楽しみだよ」
「えー!教えてよ〜」

行き先は最初から決まっていた。母さんが病気にかかってから一度だ
け連れていってくれた、あそこだ。
場所を聞き出そうとする亜依を適当にあしらいつつ、僕らはファミレスを後にした。

ここから、30分程バイクで行けばあそこに着くはずだ。

405 :ふぁーすと。:2001/05/20(日) 17:45 ID:J/DthJjY
S.A.S さん、お帰り!
L型さん戻ってきてくれ!

406 :名無し娘。:2001/05/20(日) 17:46 ID:AjziRtrU
http://green.jbbs.net/music/862/dotemaru.html
このサイトの管理人です。

2ちゃんねるの人へ

今回の事はかなり頭にきています。
けれど、相手の挑発に乗ったらさらに付けこまれるよと助言があったので
その後は我慢しているつもりです。ここには、本当にこのHPを見たくて来てくれた人もいるはず。
その人たちに迷惑をかけてしまって申し訳なく思ってます。
なぜ、僕がこんなに叩かれなきゃいけないのかは分からないけど、あなたたちはひどいよ。
通り魔だ。
最近、よく事件が起こってるけど、きっとあなたたちのような人が事件を起こすんだ。きっと。
確かに加護ちゃんの写真の件は行き過ぎだったかもしれないけど、叩かれたこととは無関係だと思う。
きっと僕のプロフィールを見て、外見で判断したんだろう。
きっとプロフィールを出さなければ叩かれなかっただろう。
僕にとって、真実をさらけ出すのはものすごく冒険だったけど、 それを踏みにじられた。
ずるいよ、2ちゃんねるの人たちは。
僕は負けないよ。ほかの同じ境遇の人たちのためにも。

407 :名無し娘。:2001/05/20(日) 17:55 ID:dHS9893U
HPが荒らされたの?
まじうぜぇんですけど

408 :名無し娘。:2001/05/20(日) 19:29 ID:j1HbXuOg
SASいいね!あとはカテキョ〜〜

409 :名無し娘。:2001/05/20(日) 19:41 ID:hTliUTfg
もういい加減カテキョは忘れろ

410 :名無し娘。:2001/05/20(日) 23:03 ID:RxsfvMgo
ミニ合宿娘。さん続きが楽しみです。

S.A.Sさん今回も良かったです。

411 :S.A.S:2001/05/20(日) 23:48 ID:zF.gje2.
>>404 の続き


予想通り30分程バイクで飛ばすと、目的地に到着した。
僕が亜依とのデート(?)の場所に選んだのは都心から離れた郊外の遊園地だった。
ここに来るのは実に8年ぶりになる。それにしても、ここはあの頃と全く変わって
いない。8年前のままだ。ジェットコースターや観覧車も最近の遊園地にあるような
大きく、綺麗なものではない。赤錆が浮き、今にも崩れそうな雰囲気すらある。
こんな寂れた遊園地でありながら、挙げ句に今日は平日だ。客などほとんどいない。

駐車場にバイクを止め、僕らは入場ゲートのあるところに向かった。
「お兄ちゃん、デートの場所ってここ?」
「うん。ディズニーランドとかの方が良かったか?」
「ううん。ああいう人がたくさんいるとこもいいけど、
 ここみたいな遊園地も好きだよ。貸し切りみたいだもんね」
「そっか・・・」
亜依の心遣いが嬉しかった。

入場切符売り場の受付には若いお姉さんではなくパートのおばちゃんの様な人がいた。
「学生二枚下さい」
「はいよ。創立記念日かい?いいね〜」
おばちゃんは疑ったりもせずに切符二枚とお釣りをくれた。
そして、僕の後ろにちょこんと控えていた亜依を見ると
「おや、可愛い彼女だね。大事にしてやりなよ」
そう言って、僕にニヤリと笑いかけてきた。
亜依はそれを聞いて顔を赤らめて照れているようだった。

気の良いおばちゃんに礼を言って、僕らは遊園地の中へと入っていった。

412 :S.A.S:2001/05/20(日) 23:48 ID:zF.gje2.

いざ、遊園地の中へと入ると外から見たとき以上に寂れていた。
しかし、亜依にとってはそれがかえって新鮮に感じたようだ。
いつも以上にはしゃいでいる。
僕は亜依のせがむまま、色々な乗り物に付き合った。

まずは遊園地の定番とも言えるジェットコースターだ。
赤錆の浮いた、朽ちかけのジェットコースターはガタンゴトン!
最新の遊園地では味わえない音と揺れを演出し、死の恐怖を思い知らせてくれた。
亜依はこのジェットコースターが気に入ったらしく、僕はこの後、3回も乗る
はめになった。

ジェットコースターの次は、これまた定番のコーヒーカップだ。もっともこれは
調子に乗ってグルグルと回しすぎたため一回目にして亜依も僕も気分が悪くなり
ジェットコースターのように何度も乗ることはなかった。

その後も、色々な乗り物で遊んだ。客は本当にまばらで、人目を気にすることなく
2人ではしゃぎまくっていた。
怪しいゲームコーナーには、昔なつかし『平安京エイリアン』や『スパルタンX』等があり、50円をつぎ込んでやりまくった。しかし、このゲームコーナにはレトロゲーばかり
ではなく、最近のゲームセンターには定番のUFOキャッチャーもあった。

413 :S.A.S:2001/05/20(日) 23:49 ID:zF.gje2.
「亜依、なんか欲しいのあるか?」
「え、なんでもいいの?」
僕はUFOキャッチャーに関しては、かなりの自信を持っていた。
一時期、はまりまくって部屋中にぬいぐるみがあふれたときもあった。
(今は、友達にあげてしまってほとんど無いが)
「じゃあ、あのスヌーピーがいいな」
中央付近にある可愛いスヌーピーのぬいぐるみを指さして亜依は言った。
位置的に悪くない場所だ。ぬいぐるみの角度も悪くない。
「OK。見てろよー」
そう言って僕は本気モードに入った。上下ボタン、左右ボタンを押して
アームを自分の身体の一部のように操る。まず左右の位置を決めた。
(よし、バッチリだ!)
ブランクを感じさせない自分の手腕にほれぼれした。しかし、この自惚れが
仇になったのだろうか。上下の位置を決めるときにミスをした。スヌーピー
のある位置より、少し奥の方に行ってしまったのだ。
「あ、しまった!」
気づいたときには遅く、アームは既に落下し始めていた。
何もとれないと思っていた僕はさっさとあきらめて財布から小銭を取り出し、
リベンジしようとしていた。
「あ、お兄ちゃん!なんかつかんでるよ!」

414 :S.A.S:2001/05/20(日) 23:49 ID:zF.gje2.
予想に反して、アームは景品をつかんでいた。
もちろん、スヌーピーではない。運良く、スヌーピーの奥に隠れていたものを
つかめたようだった。正体のわからないその物体は途中で落ちることなく無事、
手に入れることができた。
亜依が景品取り出し口から、取ったぬいぐるみを見てみると、
なんとそれはゴンタ君だった。
(www.asahi-net.or.jp/~IA3T-KND/gonta02.jpg)
僕は小さい頃によく見ていたから知っているが、さすがに亜依はこのキャラク
ターを知らないだろう。
「ごめんごめん。失敗しちゃったな。もっかいやるから。
 今度こそ、スヌーピー取ってやるから」
そう言って、再び小銭を入れようとした僕の腕をそっと亜依は握った。
「亜依はこの人形でいいよ。お兄ちゃんが初めて取ってくれた人形だから
 大切にするね」
そういって亜依は嬉しそうにギュッとゴンタ君を抱きしめた。
その亜依の姿を見て、僕はドキッとしてしまった。
今までにないくらい可愛く思えたからだ。

ドキドキしたこの状態を知られるのが恥ずかしかったので
僕は照れ隠しのつもりで言った。
「・・・こんな人形くらい、いつでも取ってやるよ」
「うん。お兄ちゃん、ありがと!」
亜依はまだ嬉しそうにゴンタ君を抱きしめていた。

415 :名無し娘。:2001/05/21(月) 02:35 ID:YnD1fHfU
S.A.S マンセー!!

416 :名無し娘。:2001/05/21(月) 03:18 ID:rTudIcFI
今の子はのっぽさんやゴンタ君を知らないのか…。
それにしても加護かわいいな。ロリの気持ちが解らなくもない…。

417 :名無し娘。:2001/05/21(月) 03:36 ID:hAh8NI.U
やはりS.A.Sはいいな。

418 :名無し娘。:2001/05/21(月) 03:45 ID:k.OP4e8Y
マンセー!!
年齢のギャップネタ使われるようでしたら、
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=mor2&key=990041328
こちらをご参考に。

419 :名無し娘。:2001/05/21(月) 05:33 ID:oVWVwjAQ
>>399
ミニ合宿娘。復活めでたい

420 :ミニ合宿娘。:2001/05/21(月) 15:31 ID:ucj4X5Bo
〜前回のあらすじ〜
矢口さんが俺の布団で寝てた。

「や、矢口さん・・・?」
「んぅ・・・スースー・・・」
矢口さんは気持ち良さそうにスヤスヤ寝てる、何故ここにいるのか聞きたいが
起こしてしまうのは可哀想かな。
・・・それにもう少しこの無防備で愛くるしい寝顔を見ていたい。

「スー・・・スー・・・」
薄っすらと開いてる唇が妙に色っぽく感じる・・・
「・・・・・・・」
プックリと柔らかそうな唇に触れたい、という気持ちが頭をよぎる。
(ダ、ダメだぞそんな!例えキスだけでも寝てる相手にそんな卑怯な事!)
俺は頭を激しく横に振り、変な事を考えないようにした。

「そんなにブンブン振ってだいじょ〜ぶ〜?」
「えっ?あ・・・起きたの?」
「ん〜?起きてるよぉ〜・・・」
目がトロンとしてる、まだ半分寝てる状態だろうか?
「ねぇ〜」
「は、はい?」
「君も一緒に寝るのだピョン〜」
「は、はい?ってうわ!」
矢口さんに引っ張られた俺はバランスを崩し布団に倒れこみそうになった、が、
間一髪倒れこむ前に両手でバランスを戻す。
「あ、危ないじゃないか矢口さ・・・あ・・・」

よく見ると俺の両手は矢口さんの顔の横、両足は矢口さんの足の横・・・
他の人から見たら押し倒してるようにしか見えない格好だった。

421 :名無し娘。:2001/05/21(月) 15:37 ID:A.yhs8Dc
も、も、萌へ〜

422 :豆。に加護亜依(あいぼん):2001/05/21(月) 19:38 ID:aySgFADk
つ、続きを・・・・・

423 :ミニ合宿娘。:2001/05/21(月) 20:33 ID:5pSCmwcA
思わぬ事態に頭がパニックに陥る、どければいい事だが緊張と動揺のあまり
体が動かない。
矢口さんは相変わらずトロンとした目で俺を見ている、
その目は止めてくれ・・・間違いを起こしそうだ。

矢口さんの視線から逃れるため目を下に向ける、すると今度は少し乱れた
パジャマから首筋と鎖骨が見えた。
その色っぽさに思わず唾を飲む、う、いかんいかん。
更に視線を下に向けると柔らかそうな二つの膨らみが・・・

ヤバ、ちょっと下半身が痛くなってきた、
このままこうしてると理性が吹っ飛んでしまうかもしれない、早くどいて・・・
そうだ朝食作るんだった、よし行こう。



体が動かなかった、いや、動く事は動くんだが俺の何かが
ここに留まらせてる・・・
いかんぞ、ダメだぞ俺・・・ダメだって・・・くそ・・・

ガチャ!
「おはよーなのれす!朝れす・・よ・・・・・・!?」
「!!」

424 :名無し娘。:2001/05/21(月) 23:22 ID:fridGE7Y
良い!矢口ヲタじゃないけどこれは萌えた!

425 :名無し娘。:2001/05/22(火) 00:30 ID:dKutN1GY
いいっす!

426 :S.A.S:2001/05/22(火) 00:38 ID:DsgHnFks
ゲームセンターを出て、軽く昼食を取った。安っぽい焼きそばやたこ焼きが
やけに美味しかった。亜依はデザートとしてソフトクリームを食べている。
昼食の後は、ブラブラと園内を歩いた。もちろん、おもしろそうな乗り物などが
あればそれに乗ったりもした。
(しかし、食後というだけあってハードな乗り物は避けたが)

客もまばらで、従業員ものんびりとした雰囲気だったから油断していたかもしれない。
僕は亜依がどういう立場なのかということや、自分達が学校をサボってここにいるということをすっかり忘れていた。それだけに、事件が起きた時はかなり自分の不手際を悔やんだ。

「ちょっと君たち」
そう背後から声をかけられ、何事かと振り向くとそこには中年の女性が立っていた。その女性を見た瞬間、イヤな予感がした。鋭い視線で僕らをチェックし、コツコツと近づいてくる。
「私はこういうものだけど、学校はどうしたの?住所と電話番号教えてくれるかしら」
警察手帳を見せられた時点で予感が見事的中したことを思い知った。
頭の中で警報が鳴り響く。僕はともかく、亜依はモーニング娘。の一員だ。学校サボってこんな所に来てるのがばれたら間違いなくスキャンダルの種になるだろう。しかも、血の繋がってない兄がいることまでばれてしまう。亜依をあの後藤真希の二の舞にするわけにはいかない。とりあえず、亜依だけでも逃がすかなどと考えていると、
「おばさん、後ろ!!」
と、大きな声が響いた。その声に反応して警察のおばさんは後ろを振り向く。
何事かとおばさんの背後を見ようとした僕の腕を誰かがきつく引っ張った。

427 :S.A.S:2001/05/22(火) 00:38 ID:DsgHnFks
「お兄ちゃん、早く!」
亜依だった。
僕は亜依に引っ張られるまま、一緒に逃げた。
「こら!待ちなさい!!」
気づいたおばさんが、必死の形相で追いかけてくる。
「いくぞ、亜依!」
いつの間にか亜依に引っ張られていたはずの僕が、逆に亜依を
引っ張っている。亜依も女の子とは言え、現役中学生だ。
なかなかいい脚を持っている。僕の早いペースにも負けずに付いてくる。
(もっとも、亜依の安全を最優先させてから走っていたが)

若さの勝利か、角を曲がったところでなんとかおばさんを振り切ることができた。
しかし、ホッとしたのもつかの間、そこは行き止まりだった。
古びた観覧車がそびえ立ち、僕たちの行く手を塞いでいるのだ。
「待ちなさーい!!」
先ほどと同じ、鬼気迫るような声が聞こえてきた。
相手も思ったより速いようだ。
やばい・・・。
完全に追いつめられた。前には観覧車、後ろは鬼婆。
絶体絶命だ。

428 :S.A.S:2001/05/22(火) 00:38 ID:DsgHnFks
どうしようかと悩んでいると、亜依が観覧車の係りのおじさんの所に駆け寄った。
「おじさん、変なオバサンに追いかけ回されてるの!かくまって!」
亜依は両手をギュッと握りしめ、目をキラキラさせている。
これはいつぞや見た、 「VTRお願い!」 のポーズに似ている。
亜依のお願い攻撃が効いたのか、おじさんは快く引き受けてくれた。
「おうよ!まかせろ。さっ、この観覧車に乗りな」
そういうと、おじさんはギギッと鈍い音を立てて観覧車の扉を開けた。
僕と亜依は観覧車に乗り込み、外から見えないように屈み込んだ。
間一髪、乗り込んだ瞬間に警察のおばさんはやってきた。
「確かに、ありゃ変質者に違がいねぇや」
鬼のような形相のおばさんを見て、おじさんは亜依の言っていたことを確信
したようだ。

おばさんがおじさんに詰め寄って何か聞いている。しかし、観覧車はどんどん高度を上げていき2人の会話は全く聞こえない。
「ふ〜、危なかった・・・」
僕の心臓は未だにドキドキしている。
こんなスリリングな一時を味わったのは久しぶりだ。
「へへへ、でも結構面白かったね」
僕の正面に座った亜依は満面の笑みを浮かべて楽しそうだ。
「おいおい、捕まったら一大事だったんだぞ。怖くなかったのか?」
「うん。亜依は全然怖くなかったよ。だってお兄ちゃんが必ず助けてくれるって
 信じてたもん」
臆面もなく亜依は言ってくる。実際、僕は助けるどころか亜依に助けられっぱなしだったのだが。

429 :S.A.S:2001/05/22(火) 00:39 ID:DsgHnFks
観覧車はドンドン高度を上げていく。
おじさんも、おばさんも、豆粒のようだ。
僕は外の景色を眺めた。さっきまで亜依と2人ではしゃぎ回っていた遊園地が一望
出来る。ここから見る景色は前来たときと、全く変わっていなかった。

前に(といっても8年近くも前になるが)この遊園地に来たときも2人だった。
しかし、その時は今回のように2人ではしゃぎ回るような事はなかった。
僕が一人で走り回り、母にねだっては色々な乗り物に乗せてもらっていた。
母は病気のため僕といっしょに乗ることはできなかった。ベンチに座り
楽しそうに乗っている僕を優しく表情でながめていた。

ただ、この観覧車だけは違った。大して揺れるわけではなく身体に負担も少ないこの
観覧車だけは母と一緒に乗ることができた。僕は未だにその時のことを覚えている。

母の隣に座った僕は、嬉しくなってずっと喋っていた。

なんてことのない学校での話や、テレビ番組の話。
普段、病院にいる母と話す機会がなかなかないため僕は
ここぞとばかりに母と話した。母はそんな僕の頭を優しくなでながら
僕が疲れて話し終わるまで聞いてくれた。
しかし、話し続けていたせいか時間はあっという間に過ぎ去った。
『お母さんの病気がなおったら、また来ようね』
僕は最後に母と約束して観覧車から降りた。

430 :S.A.S:2001/05/22(火) 00:58 ID:DsgHnFks
結局、観覧車での約束は果たされることが出来なかった。
その後、母の様態は悪化し遊園地どころか、病院から外出することすら許されることが
なかったからだ。

「お兄ちゃん?」
昔の思い出に浸っていた僕は亜依の不安そうな声で現実に引き戻された。
「ど、どうした?」
「それはこっちのセリフだよ。その・・・お兄ちゃん泣いてるよ?」
亜依に言われて初めて気づいた。
僕は泣いていた。ボロボロと涙を流して。

「あれ?おかしいな。なんでだろ」
僕は必死に涙を拭う。しかし、拭いても拭いても涙はあふれてくる。
母と居た時の思い出は楽しかったことも、悲しかったことも全部忘れよ
うと胸の奥に閉まった。楽しい思い出でも、悲しい思い出でも思い出すと
辛くなるから。
しかし、この遊園地に来たことで今まで胸の奥に閉まっておいた昔の思い
出が一気に開放されてしまった。

僕は嗚咽を漏らして泣いていた。

431 :S.A.S:2001/05/22(火) 00:58 ID:DsgHnFks
その時、僕の頭を暖かくて柔らかいものが包み込んだ。
僕はびっくりして目を開けると、そこには亜依がいた。
亜依が僕の頭を胸と両手で優しく抱えてくれていたのだ。
昔、泣いている僕を包んでくれた母のように・・・。

「なにがあったか知らないけど、思いっ切り泣いていいよ」
亜依は何故泣いてるのかなどと聞かずに、優しくそう言ってくれた。
僕は亜依の前だということも、忘れて亜依の言う通り思いっ切り泣いた。

僕は亜依を精神的苦痛から助けてやるためにここに連れてきたつもりだった。
しかし、それは違った。助けを求めていたのは僕の方だった。
死んだ母の雰囲気を持つ亜依にいつの間にか助けを求めていたのだ。

そんな僕を観覧車から降りるまで亜依は優しく抱きしめてくれた。

432 :S.A.S:2001/05/22(火) 01:00 ID:DsgHnFks
-第一話 完-

433 :豆。に加護亜依(あいぼん):2001/05/22(火) 01:05 ID:O8A3OZfE
うおお・・・・・
あ、あいぼん・・・・・

434 :S.A.S:2001/05/22(火) 01:05 ID:DsgHnFks
長々とすみませんでした。3スレッドにも渡ってかかせてもらいました。
また機会があれば第二話を書かせてもらいたいと思います。

ちなみに、遊園地の設定はとあるライトノベルを参考にしました。
それと、かなり最初の方に母親が死んだのが3年前と書いてますが
7年前の間違いです。行き当たりばったりで書いてたので設定滅茶苦茶です。

では、もし第二話があればまたお会いしましょう

435 :名無し娘。:2001/05/22(火) 01:29 ID:lMWeVa6w
おにばば、まんせー

436 :名無し娘。:2001/05/22(火) 01:32 ID:tNGK8E0g
>>434
お疲れ様。

437 :モー娘。板に名無しさん(羊):2001/05/22(火) 02:22 ID:U7t1sF.U
>>434
お疲れ。楽しく読ませていただきました。

438 :( ;´D`;)<うわぁーん:2001/05/22(火) 02:27 ID:08mj4Tpo
第二話必ず書いて下さいね。待ってます。

439 :ゴビンダ28号:2001/05/22(火) 02:38 ID:IFt3goE2
長い間楽しませていただきました。
本当にありがとうございます。

440 :ポルノ:2001/05/22(火) 04:55 ID:e/4B1luk
>>434
本当におつかれ様でした。一時は放置されて泣きそうになりました(w)が
ちゃんと終わらせてくだっさってうれしい限りです。
第2話、是非書いて下さい。

>>423
momomomomo萌えーーーー!!!!!!!!

441 :名無し娘。:2001/05/22(火) 10:13 ID:OhvXw2qc
終わっちゃった・・・

442 :名無し娘。:2001/05/22(火) 13:10 ID:ovQ0mSiQ
切ない胸に風が吹いてた
帰らぬMy Old Days…

443 :代打名無し娘。(背番号88):2001/05/22(火) 14:12 ID:LfgKhuIU
ありがとうございました。
第二話楽しみにしてます。

444 :名無し娘。suzuka:2001/05/22(火) 20:03 ID:VMGmqiSE
>S.A.S
いいねぇー………

445 :名無し娘。:2001/05/22(火) 23:06 ID:ywbq1q2E
>S.A.S
ええ話や・・・長い間お疲れさま。また書いて下さい。

446 :名無し娘。:2001/05/22(火) 23:13 ID:DsgHnFks
リンクの冒険

447 :ふぁーすと。:2001/05/23(水) 13:54 ID:fZO15JoQ
>S.A.S
切ない話でしたが、きちんと話を終わらせえくれてありがとう!
次回は、なっちを主人公にお願いしたいです。
待ってます。

448 :名無し娘。:2001/05/23(水) 13:57 ID:5zzGqbD2
sas復活してね

449 :豆。に加護亜依(あいぼん):2001/05/23(水) 18:34 ID:vw9VdnnI
S.A.S最高でした。

450 :名無し娘。:2001/05/23(水) 23:20 ID:uBsyg7.g
何か書いていいっすか?

451 :名無し娘。:2001/05/23(水) 23:35 ID:WuousykY
>SAS
第1話完、というのは、
このキャラクター構成の話が終わりということ?
それとも、まだ主人公と妹・加護の話が続くの?

452 :S.A.S:2001/05/24(木) 00:47 ID:b4HuHN2.
>451
妹・加護の設定のまま、他のメンバーが絡んでくるという感じです。
例えば、
・主人公に興味を持った矢口が急接近。そしてそれに嫉妬する加護

ってな感じです。ベタベタです

453 :名無し娘。:2001/05/24(木) 00:57 ID:01s4AOV2
ヤグかぁその名前聞いただけで萌えるなぁ

454 :豆。に加護亜依(あいぼん):2001/05/24(木) 01:34 ID:Bvz5FPz.
>>452
それ読みたい

455 :名無し娘。:2001/05/24(木) 01:43 ID:fAqNAHSM
>>452
続編面白そう。是非お願いします。

456 :モー娘。板に名無しさん(羊):2001/05/24(木) 03:45 ID:JDlr9EG6
S.A.S、期待して待ってるぴょん。

457 :ポルノ:2001/05/24(木) 11:57 ID:QP8ZxZSw
>>452
めっちゃ読みたい。
是非書いて下さい!

458 :代打名無し娘。(背番号88):2001/05/24(木) 13:44 ID:5Rtioe3o
>>452
お願いしまっす!
楽しみにしてます。頑張ってください。

459 :ポルノ:2001/05/24(木) 17:27 ID:PZjO4WmM
L型ーーーーーーー復活きぼーん!!!!!

460 :名無し娘。:2001/05/24(木) 18:44 ID:onCRmf2I
まだですか?

461 :名無し娘。:2001/05/24(木) 18:48 ID:Q1kEhPQQ
ミニモニ合宿まだ?

462 :名無し娘。:2001/05/24(木) 20:11 ID:mA85ml1Q
>>S.A.S
ぅぅぅ。。泣きました。ええ話やぁ・・
妄想バンザイヽ(;Д;)ノ

463 :ミニ合宿娘。:2001/05/24(木) 20:50 ID:5F6YEA1U
>>461
日曜日にまとめて書きます。

464 :名無し娘。:2001/05/25(金) 23:23 ID:AchiKcGU
待ってます。

465 :ミニ合宿娘。:2001/05/26(土) 14:16 ID:vkno8hn6
大したモンじゃないけど続きモノって頭使うんだよー、
脳みそ少ないから大変。
ちょっと息抜きに短編小説書かせてね。

466 :ファンタジー娘。(ミニ合宿):2001/05/26(土) 14:50 ID:E/v1MoCg
勇者「いよいよ明日は最終決戦、奴を倒せば世界に平和が訪れるな」
辻 「そうれすね、とうとう明日なのれす。ののワクワクします」
安部「ワクワクだなんて不謹慎だべ?緊張感ないなぁーモグモグ」
辻 「干し肉をさっきから沢山食べてる人に言われたくないれす」
安部「魔王も食べてやるべさ」
辻 「そ、そうれすか・・・・ところで勇者様」
勇者「何だ」
辻 「この戦いが終わったらのの達は、もうこうして一緒に寝れないのかなぁ」
勇者「え・・・?」
安部「・・・・・」
辻 「のの達は魔王を倒す共通の目的があったから今まで一緒に旅をして来ました、
   でもその目的が無くなったら・・・もう・・・お別れなんれすか・・・?」
勇者「・・・そうだな、俺達には帰りを待ってくれてる人がそれぞれいるんだし
   その人達の所に帰ってあげなきゃな、でもお前達の事は忘れないぞ?」
辻 「ののも忘れないれす!絶対忘れないれす!う、うぇぇん・・・グスッ」

467 :ファンタジー娘。(ミニ合宿):2001/05/26(土) 14:51 ID:E/v1MoCg
安部「お馬鹿ねー、何泣いてるのモグモグ」
辻 「あ、安部さんは悲しくないんれすか!?」
安部「あたりまえだべ?パクパク」
辻 「ひどいれす・・・!今まで一緒に旅をしてきたのにそんな・・・」
勇者「安部・・・」
安部「会えばいいだけだべ」
辻 「え?」
安部「魔王を食べ・・・じゃなく倒した後村に帰って、落ち着いたら会いに行けば
   いいべ。今みたいに皆で一つのテントで泊まりたかったら泊まればいいべ。
   故郷は皆バラバラだけど会えない距離じゃないんだからさ、
   誰もこの旅が終わった後会っちゃいけないなんて言ってないべさ?」
辻 「・・・そうれすね、そうれすよね!えへ!えへへへへ♪」
勇者「安部・・・」
安部「はい!これにて辛気臭い話は終わり!これ以上話したら食うぞ?」
辻 「きゃ〜!嫌なのれすアハハハハ」
勇者「アハハ、勘弁してくれよ安部。痛っイテテ・・・おい、勘弁してくれよ!」

主人公・勇者
辻  ・グルメマスター見習い
安部 ・グルメマスター

最終決戦前夜の出来事でした・・・。

468 :ファンタジー娘。(ミニ合宿):2001/05/26(土) 14:54 ID:LSqijaiM
スレ違いかもしれんが一応一緒に暮らし(泊まる?)てるから勘弁してください。

469 :豆。に加護亜依(あいぼん):2001/05/26(土) 21:19 ID:WyL5ltpM
いいんじゃないっすかね。
こーゆーのも、好きです。

470 :名無し娘。:2001/05/27(日) 00:26 ID:moGtuJaM
保全age

471 :名無し娘。:2001/05/27(日) 00:52 ID:0cm50H8s
つづききぼーん

472 :名無し娘。:2001/05/27(日) 01:19 ID:mTmkuOyw
S.A.S第2話はじまるよ

473 :名無し娘。:2001/05/27(日) 08:31 ID:iKLA36Jg
>>468
面白かったよ。

474 :名無し娘。:2001/05/27(日) 16:52 ID:FpeNKtu.
まだか?

475 :ミニ合宿娘。:2001/05/27(日) 18:14 ID:4/.JWkNs
ごめんなさい、今日まとめて書くのは無理そうです。

476 :豆。に加護亜依(あいぼん):2001/05/27(日) 19:36 ID:Wk.hHQk6
無理っすか。
まあ、みなさん自分の生活がありますからね。

477 :名無し娘。:2001/05/27(日) 21:11 ID:mTmkuOyw
保田が姉だったら・・・。

なんかかなりリアルですね

478 :名無し娘。:2001/05/28(月) 00:25 ID:q8CoYLCQ
>>468
短いけど凄く好きだ。
なっちを貶しながら持ち上げてるのが微妙で最高!

479 :名無し娘。:2001/05/28(月) 17:43 ID:7Xz3Y6R6
保全age

480 :名無し娘。:2001/05/28(月) 17:47 ID:7Xz3Y6R6
ゴルァ!ageてんだろーが

481 :名無し娘。:2001/05/28(月) 19:51 ID:GN8aCApc
保全sage

482 :ポルノ:2001/05/28(月) 19:55 ID:BTHI2pyk
>S.A.S
待ってます!

483 :名無し娘。:2001/05/28(月) 20:23 ID:N2SlkJQk
これはもうあがらないのか?

484 :名無し娘。suzuka:2001/05/28(月) 22:22 ID:uGuhUVig
みんながむばれ

485 :某作者:2001/05/29(火) 11:50 ID:NuyMlngQ
ずっと休んでいてすいませんでした。
2週間後、復活します。

486 :名無し娘。:2001/05/29(火) 14:44 ID:osiOlpXg
>>485
どれなんだ?
復活して欲しいのが、たくさんありすぎて解らない…。

487 :名無し娘。:2001/05/29(火) 16:45 ID:dM/ZvHW2
>>485
カテキョ

488 :名無し娘。:2001/05/29(火) 19:49 ID:etYxv51w
>>485
200か?

489 :名無し娘。:2001/05/29(火) 22:04 ID:iL/781Tk
期待上げ

490 :名無し娘。:2001/05/29(火) 22:22 ID:jyyYLGdU
ここでホモ小説書いたらどうなるの!?

491 :すげ〜ジャングルTVにタモリがでてる。:2001/05/29(火) 22:23 ID:y8OoCbAo
ぬおおおおおおおお!!
まさに、娘。ヲタのためのすんげ〜〜〜〜〜〜あ×こらをみつけちまった〜〜〜〜〜
どうしたらよかと?
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/4413/annie1.htm
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/4413/annie2.htm
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/4413/annie4.htm
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/4413/a09.htm
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/4413/a02.htm

さらに、きょうれつなものは、これだ!!
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Theater/4413/an4.htm

492 :名無し娘。:2001/05/29(火) 22:25 ID:RKQTZa1E
>>485
L型だと嬉しいが

493 :名無し娘。:2001/05/29(火) 22:25 ID:SgZKxhVw
あう

494 :名無し娘。:2001/05/29(火) 22:30 ID:sbVzUHMw
( ´D`)<作者さんたちがんばってくらさい

495 :某作者2:2001/05/30(水) 01:04 ID:3gg/VK4E
いいアイデア思いついたので簡単にまとめていきます。
今回は結構自信あるかも。でも時間はもっとかかるかも

496 :名無し娘。:2001/05/30(水) 06:41 ID:FCzCVyd.
>>495
期待してます。でもどの作品を書いていた作者さん?

497 :495:2001/05/30(水) 14:10 ID:OQhZoEp.
>>496
どの作者だといいですか?

498 :名無し娘。:2001/05/30(水) 17:29 ID:Tg7zId6.
>>497
カテキョ

499 :496:2001/05/30(水) 21:45 ID:XPiAHjmE
>495
カテキョ、S.A.S、ミニ合宿、200、石川梨華がそばにいる生活、とか。

節操無いな俺(w

500 :名無し娘。:2001/05/30(水) 23:25 ID:dX.N8ZRM
500ゲット

501 :名無し娘。:2001/05/31(木) 00:21 ID:SivSBAB.
誰かここの小説まとめてクレクレ。
そして、おすすめ教えてクレクレ

502 :名無し娘。:2001/05/31(木) 21:59 ID:q9dW84IA
>>501
全部読め。全部名作だ。

503 :名無し娘。:2001/05/31(木) 23:07 ID:qIyjte/6
HONDAのスクーターのCMみたいに飯田を縛りたい…

504 :名無し娘。:2001/06/01(金) 01:54 ID:TpMUHHJI
ここ、一気に寂れたね・・・

505 :ミニ合宿娘。:2001/06/01(金) 02:31 ID:32tnBkQA
>>504
そう思うなら書け、いや、書いてください。(私の続きを)

506 :名無し娘。:2001/06/01(金) 03:00 ID:TpMUHHJI
>>505
じゃあ、俺の続きもお願いしたい(w

507 :ミニ合宿娘。:2001/06/01(金) 03:05 ID:Wh7hgmPc
>>506
どの小説だかわからんので却下。

508 :名無し娘。:2001/06/01(金) 03:25 ID:TpMUHHJI
>>507
スマソ

ところで、俺。カテキョのアナザーストーリー作ってみたい。
まー、あそこまでの萌えは無理かも知れんが・・・

怒られるかな・・・

509 :ミニ:2001/06/01(金) 09:46 ID:/OTiGXMY
テストage

510 :名無し娘。:2001/06/01(金) 10:03 ID:9OM4qaI2
りぃぃぃぃぃっか!!

511 :名無し娘。:2001/06/01(金) 14:14 ID:hmVKDo.Q
SASの第1話終了でみんなバーンアウトしてるな…
>>508
とりあえず書いてみれば?

512 :名無し娘。:2001/06/01(金) 17:05 ID:6orq/faY
>>508
とりあえず書いてみ。
よければ賞賛、悪けりゃ罵倒、ここはそんな所。恐れるな気楽に行け。

513 :名無し娘。:2001/06/01(金) 21:13 ID:6EDetAbY
>>512
ところが罵倒勢力はなかなかいないのよ。

514 :名無し娘。:2001/06/01(金) 21:17 ID:EerKuHSU
>>513
まー確かにね。でも心配するな、俺が的確に批評してやるよ。

515 :名無し娘。:2001/06/01(金) 22:43 ID:xEt2aRYM
よし、俺が罵倒勢力になってやる。ガンバッテ罵倒するぞ。

516 :名無し娘。:2001/06/02(土) 04:42 ID:v9SPZjxo
あげ

517 :石沢常光:2001/06/02(土) 16:03 ID:ZJKQ6T8w
このスレにも書いて見ようと思うのですがよろしいでしょうか?

518 :ポルノ:2001/06/02(土) 17:34 ID:y0xzr7Z2
>>517
御自由にどうぞ

519 :suzuka:2001/06/02(土) 18:11 ID:G3.Qk96A
>>517
書こうと思ったけど書かなくていいか。
君が書くのなら。

520 :名無し娘。:2001/06/02(土) 19:00 ID:N2NGFVCk
suzukaさん 書いてくださいよ

521 :名無し娘。:2001/06/02(土) 19:58 ID:8xb/5PWo
>>519
別に誰が書く書かないは関係ないだろ。
書きたいなら書け、書きたくないなら書くな。以上

522 :名無し娘。:2001/06/03(日) 00:11 ID:hNVwibF.
ネタはあるんだけど、文章にできない、このもどかしさ

523 :ポルノ:2001/06/03(日) 00:13 ID:GWj/RS0Y
suzukaさんだ!
是非書いて下さい!

524 :名無し娘。:2001/06/03(日) 00:15 ID:oCBbh1W.
>>522
とりあえず、そのネタをここに書いてみよう!

525 :名無し娘。:2001/06/03(日) 01:48 ID:u8edp2Yc
あげよう

526 :名無し娘。:2001/06/03(日) 02:20 ID:cco5MukQ
10人全員妹とかどうだ?
もしくは中澤石黒は姉にして残りを全部妹とか

527 :名無し娘。:2001/06/03(日) 11:37 ID:hNVwibF.
ここって小説多いけどおもしろいのか?
ここの小説みんな読んでる?

528 :名無し娘。:2001/06/03(日) 13:15 ID:OoYkb3fo
>>527
ハキーリ言って、以前のほうがオモシロカターヨ

529 :ポルノ:2001/06/03(日) 13:42 ID:mVi.7186
>>528
つーか、放置してる人が多い(糞

530 :名無し娘。:2001/06/03(日) 14:54 ID:kIMvaEAc
カシンは矢口とデートの作者だYO!
書いてくれ!!

531 :豆。に加護亜依(あいぼん):2001/06/03(日) 16:06 ID:7uWy4cNE
文章にするのって難しいね。
上手く書けないよ。。。

532 :名無し娘。:2001/06/03(日) 17:01 ID:CLPf/TKs
>>530
あの作者か!期待できそう・・・
そういえばそのスレどこいった?

533 :名無し娘。:2001/06/03(日) 17:38 ID:3MaXv99g
一緒に暮らすならどの娘?
http://teri.2ch.net/mor2/kako/982/982416193.html
一緒に暮らすならどの娘?part2(何でも有り)
http://teri.2ch.net/mor2/kako/983/983866543.html

最初は妄想スレだったんだよね

534 :名無し娘。:2001/06/03(日) 20:21 ID:oCBbh1W.
>>533
おお、懐かしい・・・
今更だが、この頃に戻るってのは無し?だよな・・・

535 :名無し娘。:2001/06/03(日) 20:55 ID:dhBUAhOk
>>534
小説が更新されるまでとかはアリなんじゃない?

536 :放置作者A:2001/06/03(日) 21:05 ID:9qu4sUqo
>>534
いや、積極的に戻るべきだと思う。
あーいう妄想からインスパイアされて生まれる小説もあったはず。

俺は初期に書いてたロッテ野郎の神田川風のが好きだった。
ここで書き始めた理由の一つも、あれを読んだからだしな。

537 :名無し娘。:2001/06/03(日) 21:09 ID:cFBUVtgk
でも小説は辞めて欲しくないなー
両立できれば良いんだが・・・無理?

>>536
(;´Д`)<こら放置すんな!書いてくれぃ・・・

538 :名無し娘。:2001/06/03(日) 21:20 ID:oCBbh1W.
結構賛成してくれてる人がいるみたいだね。
更新されるのを待つだけじゃおもしろくないもんね。
たまには妄想大爆発させるのもいいか?でも、前スレであれだけ
書かれたら被るネタ多数かな?

539 :名無し娘。:2001/06/03(日) 21:32 ID:dhBUAhOk
>>539
被っても良いと思うし、意外とそんな完全に被ることは無いと思われ。

540 :元1風に:2001/06/03(日) 21:34 ID:uDG/Yt1.
俺はののたん。一緒にお風呂に入りたい。

「わ〜いれす!!」ザバッ!!
「こらっ10数えるまで上がっちゃだめ!!」
「・・・ へ〜〜い」チャプン・・・
「じゃ数えるよ」

 ( ´D`) 1〜2〜ブリ〜4〜5・・・うんこもらしちゃったのれす・・・

だ、だめっすか・・・
 

541 :539:2001/06/03(日) 21:43 ID:dhBUAhOk
>>539>>538さんへのレスです
誰にレスしてんだか・・・逝ってきます。

>>540
おぉ!妄想復活ですね。
お風呂でおもらしとはダメージでかそう(w

542 :名無し娘。:2001/06/03(日) 21:47 ID:oCBbh1W.
>>540
即、そっちの方かよ!(W
そう言えば、飯田ってこの手の妄想ネタ聞かないな・・・
でも最近は飯田スレを良く見かけるからその内あるかな?

543 :名無し娘。:2001/06/03(日) 21:52 ID:g06juLpg
なんか楽しくなって来たっす!!

544 :名無し娘。:2001/06/03(日) 22:12 ID:jPPP00dM
あげんの? さげんの? どっちでやんの?
小説は禁止?

545 :名無し娘。:2001/06/03(日) 22:16 ID:oCBbh1W.
あげたらあげたで、「妄想カコワルイ」とか言われるしな。
>>535みたく、更新されるまでの、書き手へのネタ振りとして
はどうでしょう?

546 :名無し娘。:2001/06/03(日) 22:46 ID:QdyY4YOo
じゃ基本的にはさげと言う事で
小説が更新されるまでのお遊びと言う事でいいっすかね。
ほたらさっそくネタでも考えますか。

547 :ポルノ:2001/06/04(月) 14:35 ID:OrkeM2Pc
「あれーー?どこいったのかなー・・・・」
家の中を真里がなにかを探し回っている
「真里、何探してんだ?」
「ぷうさん・・・」
「ぷうさん?あのお前が寝る時抱いてる奴か?」
「うん・・あれがないと寝れないよお・・・・」
「明日にでも新しいやつ買ってやるよ」
「ん・・・」

その夜・・
布団を並べて寝る真里とオレ。
「んじゃ、電気消すぞー」
「うん・・」
「おやすみ」カチャ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・ねえ・・・・、もう寝た?」
「ん?起きてるよ。トイレか?」
真里に背を向け答えるオレ。
「うんうん、違うの」
「じゃあ、なんだ?」
「そっちいっていい?なんか寝れなくて・・」
「・・・・・・ああ、いいよ」
「ありがとー」
オレの布団に入る真里。
「ぷうさんみたいに抱いていい?」
「オレは一日ぷうさんかよ。まあいいけど・・」
オレを後ろから抱く真里。
「あったかーい。」
こうして夜はふけた

次の日、オレはすぐに新しいぷうさんを買ってやった。
真里は、それ以降また、ぷうさんを抱いて寝ている。
時々、オレんとこに来るようになったが。

548 :名無し娘。:2001/06/04(月) 17:35 ID:pZEaU.hE
おーー懐かしいじゃないか。 昔を思い出すわい。

549 :名無し娘。:2001/06/04(月) 17:59 ID:PWMnut1g
>>547
(・∀・)イイ!!

550 :名無し娘。:2001/06/04(月) 20:40 ID:/LQwur42
飯田でこの手の妄想ネタは無しですか?

551 :名無し娘。:2001/06/04(月) 20:54 ID:gS59FpHo
ありだべさ

552 :名無し娘。:2001/06/04(月) 21:15 ID:/LQwur42
なんでか知らないけど、保田とは親友になりたい。
親身になって相談にのってくれそう。相談の最後の方になると、
相談したこっちより熱くなってたりして。
俺、保田ヲタじゃないんだけどなぁ・・・

553 :part1風に再び・・・:2001/06/04(月) 22:43 ID:EelSJmeI
俺はののたんと暮らしたい。
んで外から帰ってくる度に犬や猫のウンコを
拾ってくるののたんを優しく叱り付ける。

   λ  
   ( ヽ
  (´∀`)
 (____)
  ( ´D`)<わーいうんこだいすっき〜!!てへてへ

うんこネタばっか・・・スマソ・・・

554 :名無し娘。:2001/06/04(月) 23:29 ID:FQAsVH0s
>>553
君って・・・

555 :名無し娘。:2001/06/05(火) 00:38 ID:hBlTkB8g
ののたんと言えばうんこ、これ定説

556 :名無し娘。suzuka:2001/06/05(火) 10:26 ID:MbS3PkBE
今週中には新作をあげようかと思います。(予定)

557 :名無し娘。:2001/06/05(火) 15:38 ID:DGPuL20Q
了解、まっとります。(延期は嫌よ)

558 :名無し娘。:2001/06/06(水) 18:58 ID:dl.Y16XU
 @ノノハ@
  ( ‘д‘)<上へ参りむぁ〜す

559 :名無し娘。suzuka:2001/06/06(水) 23:03 ID:S4.Ja/ZY

俺の名前は田仲昌(たなかまさし)
至ってフツーの高校生だ。(2年)

今日も普通に学校から帰ってきて普通に夕食を食べていると、

父「なあ昌、大切な話があるんだ。」

 何か改まった感じで俺に話し掛けてきた。

昌「何?」
父「実はな父さんの親友が火事で亡くなってしまってな……」

 そういえば最近、親父は葬式があるって言って出て行った記憶がある。
 親父の親友だったのか……

昌「ふーん…」
父「それで娘だけ残ってな……」
昌「娘だけ?他は?」
父「他の家族も死んでしまったよ……」
昌「はぁ…………」

 俺はまだ親父が何が言いたいのかさっぱり分からなかった。

昌「……で大事な話ってなんだよ?」
父「ん?ああそうだったな、
 実はなその生き残った娘さんを引き取ろうと思ってな。」
昌「引き取る?!」
父「いや、引き取るって言ってもただここに住ませるだけだ。
  養子とかそんなことじゃない。」
昌「(何だ……)その娘の親戚とかは?」
父「それも考えたんだが彼女が高校を卒業するまで
 ここにいさせようと思ってな。」
昌「(高校生なんだ…)俺は別にいいけど?」
父「いいのか?良かった安心したよ。てっきり反対すると思ってたよ。」
昌「母さんはいいの?」
母「ええ、別にかまいはしないよ。」

 家族が一人増えるというのに僕は何て軽率な発言をしたのだろうと思う。
 もしかしたら何か下心かあったからかもしれない……

 しかし、その日は何も考える事無く床についた。

560 :名無し娘。suzuka:2001/06/06(水) 23:05 ID:S4.Ja/ZY

―そして次の日の朝、

 俺は学校へ行く直前にふとこう訊ねた、

昌「ねぇ………その娘っていつここに来るの?」
父「えっと………いつだっけ?」

母「………あっ、今日じゃないっけ?」
昌「きょう!!」
父「ああ、そうだったな。」
昌「え、ええええ……」

母「ほら、早く学校に行きなさい、昌。」
昌「え、あ、う、うん………」

 今日やって来るという言葉に激しい動揺を覚えながら学校へ向かった、
 もちろん授業なんて耳に入りはしなかった。

 そんな精神状態のためかあっという間に放課後を迎えた、

昌「じゃあな。」
友人A「も、もう帰るのか……?じゃあな……」

 俺は授業が終わると同時に学校を飛び出し家へ向かった、
 まったく道草をせずに真っ直ぐ家へ帰った。

昌「母さん、来た?」
母「早いね?どうした?」
昌「来たの?」
母「まだだけど?」

 俺はその言葉を聞き一目散に自分の部屋へ向かい滅多にしない掃除を始めた、
 まるで自分を落ち着かせるように………

561 :名無し娘。suzuka:2001/06/06(水) 23:07 ID:S4.Ja/ZY

 そして数時間後、

母「ご飯よー」

 我を忘れ掃除をしていたためか、かなりの時間がたっていたようだ、
 掃除を終わらせ慌てて1階の食卓へ向かった。

母「掃除終わったの?」
昌「終わらした。」
母「綺麗にしといた?」
昌「したよ。」

 母親の邪険な質問をかわし、ドキドキしながら食事をとっていると……


 ガラガラ、

父「さぁ、入って。」

 どうやら親父と一緒に来たみたいだ。
 俺は早くどんな人か見たくて出迎える母親と一緒に玄関へ向かった。

父「紹介しよう、吉澤ひとみさんだ」

 俺は一瞬自分の耳を疑った、

昌「…えっ?」
吉澤「あっ!」
母「??何驚いてるの、知り合い?」

 そりゃ驚くよ……吉澤とは同じクラスなんだから………

562 :名無し娘。:2001/06/06(水) 23:49 ID:Osw7/hUU
ここで吉澤か・・・GOOD!おもしろくなって来た!(まだこれからだろ・・・)

563 :名無し娘。:2001/06/07(木) 00:41 ID:gfFjAmCQ
やっと始まったか。期待しとります。suzuka殿

564 :名無し娘。:2001/06/07(木) 00:41 ID:gfFjAmCQ
すまんあげてもた・・・

565 :名無し娘:2001/06/07(木) 00:44 ID:AiXn9T/s
suzuka復活マンセー!

566 :名無し娘。:2001/06/07(木) 00:45 ID:gfFjAmCQ
俺がいうのもなんだがあげたらだめよ・・・(;´Д`)

567 :名無し娘 :2001/06/07(木) 01:22 ID:lPfTjmMs
これは萌える…

568 :名無し娘。:2001/06/07(木) 06:28 ID:6ZNKOL/Y
これは萌える続きキボーーーン

569 :名無し娘。 :2001/06/07(木) 06:44 ID:nc1gXJXI
も、萌へ〜

570 :名無し娘。:2001/06/07(木) 08:26 ID:0Ld2.BIg
同棲するのが同じクラスの女の子。しかも吉澤とは・・・イイ!

571 :名無し娘。:2001/06/07(木) 17:12 ID:Z357M7.c
「なあ、おにーちゃん、はよ起きて〜。今日買い物行くって言ったやん」
「・・・・・ん・・・・・うるさいなぁ。もうちょっと寝かせろよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

諦めたかと思い安心したその瞬間・・・・。
ボスッ!!何かが腹に命中した。

「ぐはっ・・・・・」

布団から顔を出すと、バットを持った亜依がすごい形相をしていた。

「分かったよ・・・。起きるから・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」ぶんっ!!
「うわっ!!ちょっと亜依、起きるって言ってんだろ。」

とその時、亜依の手からバットがするりと抜けて蛍光灯に・・・・・。
パリンッ!!

「きゃあ〜!!」
「あ、危ない・・・・・・!!」

俺はとっさに亜依に覆い被さる形になった。
下を見ると亜依の顔がすぐそこに。
不覚にもドキドキしてしまった・・・・・。

「大丈夫か・・・・・?」
「う、うん・・・。・・・・・ごめんなさい・・・・・・・」
「・・・もういいから。俺も悪かったんだし・・・・・」

やばい、亜依が泣きそうだ・・・・・

「あ、亜依。出かけるんだろ・・・。早く着替えてこいよ。」
「う、うん・・・・・」

元気無く部屋を出て行く亜依。
これから出かけるってのに、どうしたらいいんだろう・・・・・

572 :名無し娘。suzuka:2001/06/07(木) 19:30 ID:5SgLhG7w

昌「……」

 何で俺、自分の家で吉澤と一緒に飯食ってるんだろう、
 すっげぇ不思議な感覚。

母「へぇ、昌と同じクラスなの」
吉澤「1年の時から一緒なんですよ。」
父「しっかし昌と同じ学校だ何て知らなかったなぁ」

 親友の娘の事ぐらい知っとけよ、
 って言うか今まで親を通じて吉澤と知り合うことがなかったことが
 不思議でならない。
 ホントに親友だったのかよ……

昌「…ごちそうさん」
母「あら早いわね。」

 俺は母親の問いを無視して自分の部屋へ向かった。

昌「全く何で吉澤と一緒なんだよ……」

 俺は自分の部屋に入りベッドに倒れこみながらこう呟いた。

昌「(あーっ!イライラするなぁ…)」

 実のことを言うと俺は吉澤が嫌いだ、
 別に理由はない。
 何と言うか…………………生理的に嫌い。
 なぜか。

 だから1年の時も全くといっていいほど話していないし、
 2年の今でも話した記憶なんて俺の頭の中には存在しない。
 嫌いと分かった時からずーっと無視してきた。

昌「(…周りには内緒だよな………)」

 同級生の中には吉澤がいいと言うやつがかなり多い、
 確かにやつのルックスは学校の中でずば抜けていると俺でも思う。
 でも俺は嫌い。

 俺と吉澤がひとつ屋根の下で住んでいる事はいつかばれる事とは思うが
 なるべくばれるのは先延ばしにしたい。
 ばれた日には大変なことになるのは容易に予想がつくからだ。

昌「(……ど…うしよ……………………………)」

 俺はそんなことを考えてるうちに眠りについてしまった。
 まあ卒業するまでの辛抱だ………

573 :名無し娘。suzuka:2001/06/07(木) 19:32 ID:5SgLhG7w

―そして次の日の朝、

母「2人とも行ってらっしゃい」
吉澤「行って来ます。」
昌「ああ。」

 俺の家はあまり人目のつかない辺鄙(へんぴ)な所にある、
 そのおかげで吉澤が俺の家から出るところを見られずにすんでいる。
 "不幸中の幸い"という言葉を身を持って学んだ瞬間だ。

吉澤「じゃあ学校でね。」
昌「…ん。」

 俺は適当な返事をして自転車を走らせた。
 俺は自転車で登校、アイツは電車で登校、お互い登校の手段は違う。

―そして学校、

 俺は自分の席についてふと思った、
 そういえば吉澤は最近、1週間くらい学校を休んでいたような気がしたし、
 それと、持ち物が異様に真新しいような気がした。

昌「(あと、吉澤の家が火事になったって噂が立ってたしな……)」

 あと他にもいろいろ周りが何か言っていたが覚えていない、
 別に興味はないから。

昌「……(なんだぁ?)」

 何か周りの女子が俺のほうを見てニヤニヤしている。
 俺の顔に何かついてんのか?

昌「(まあいい……寝よ。)」

 あと1分くらいで授業が始まるというのに俺は眠りについた。

574 :名無し娘。suzuka:2001/06/07(木) 19:33 ID:5SgLhG7w

―6時間目、

 今の時間は自習、みんな課題を適当に終わらせ喋ったり、
 一部の男子は大貧民をやっている、
 6時間目のせいか帰るやつも出てきた。
 俺は朝買ってきた雑誌を読んでいた。

 とそこに一人の女子が俺に近づいてきた。

某女子「ねぇ、田仲君ってさぁ、よっすい〜と一緒に住んでるんだって?」

 この一言に多少騒がしかった教室は一気にシンとなった。

 ………は?何でもうばれてんだ?

昌「…何で知っているの?」
某女子「え、よっすい〜から聞いたんだけど」

 ………あの馬鹿オンナ、何喋ってんだ。

某男子「えっマジ!吉澤?!」
吉澤「うん、ホントだよ。」

 吉澤のこと一言に教室が沸いた、
 と同時に俺の周りに一気に人が集まってきた。

昌「(……何してんだよ…)」

 俺は人ごみの僅かな隙間から吉澤を睨んだ、
 が、吉澤は笑顔で返してきた。

 もちろん俺はむかついた。

575 :名無し娘。suzuka:2001/06/07(木) 19:36 ID:5SgLhG7w

 授業が終わると同時に俺は周りからのくだらない質問から逃れるため
 即家へ帰った。

「何で住んでるの?」
 アッチ(吉澤)に聞けよ。

「変なことすんなよ」
 お前がな。

「俺も住んでいいか?」
 帰れ。

「もうヤッたか?」
 氏ね。

 …………やれやれ、

昌「帰ってきたらちっと言っとかねぇとな…」

 台所で麦茶を飲みながら吉澤の帰りを待っていた。

 とそこに、

吉澤「ただいまー。」

 どうやら帰ってきたようだ、

昌「おい、テメエ何ここに住んでるって喋っているんだよ。」
吉澤「え?悪かった…?」
昌「ワリィーに決まってんだろ!迷惑なんだよ!」
吉澤「だって…どうせばれるじゃん……」
昌「だったら言っていいか俺に断りを入れるのが筋だろ!」
吉澤「…………ごめん…」

 俯いている吉澤を横目に俺は、

昌「どけよ。」

 と言い、吉澤を突き飛ばし2階の自分の部屋へ上がった。

昌「全くバカがいると疲れるなぁ。」

 俺のイライラは初日から募る一方だった。

576 :名無し娘。:2001/06/07(木) 19:39 ID:fQ6j4RnU
同居している吉澤にフロの戸を開けられてぼーぜん。
でも吉澤は笑顔で、
「まあまあかな。」
こんなのもいいかな、と。

577 :ポルノ:2001/06/07(木) 19:49 ID:RbbcFaJ2
名無し娘。suzukaさん始まってたんだねえ。
おもろいので、続き期待。

578 :名無し娘。:2001/06/07(木) 20:10 ID:uM1c3YYQ
主人公と吉澤の関係がこれからどうなるのか、
とっても気になるよ。

579 :名無し娘:2001/06/07(木) 21:23 ID:la8J8f9A
suzukaさん、ありがとう。続きが楽しみです。

580 :名無し娘。:2001/06/08(金) 23:32 ID:m2XSV4Fw
現在、飯田で妄想中。ピピーガガー。

581 :ゴビンダ28号:2001/06/09(土) 03:40 ID:/5mnC2.s
つ、続きが読みたい…。

582 :名無し娘。:2001/06/10(日) 03:06 ID:N3sWoiJk
保全(w

583 : 下がってるYO!:2001/06/10(日) 03:24 ID:REV1GxXw
age

584 :名無し娘。アキラ:2001/06/10(日) 05:39 ID:21Qmj/No
「もうバカッ!!!!!!」
その瞬間、俺の聴覚内に真希の甲高い声がこだました。
と、同時に部屋中にクッションやら洋服やらが宙を舞う。
「ご・・・ゴメン・・・!!!別に真希を攻めてるわけじゃ・・・ウグッ!!!!」
弁解の余地がないまま真希の拳が俺目掛けて飛んでくる。
スラリとした細身の体から投げ出されるパンチはさほど痛くは無く、
それよりも拳の向こうにハッキリと見える真希の泣き顔の方が俺には
ダメージが大きかった・・・。おい・・・そんなに泣くなよ・・・
「もう○○なんて大っ嫌い!!!!!」
そう言い残して真希は周りに散らばった自分の荷物を忙しなく拾い上げ
バタバタと部屋から出て行ってしまった。目には沢山の涙を浮かべて・・・・

床に転がった時計の針は時刻をpm9:15分を刻んでいた。

(うっわぁ〜〜〜ヤバイ事になったぞぉ・・・・どうしょう・・・どうしょう・・・)
そんな感情を交差させながらに俺は部屋中に散らばった洋服達をかき集め
クローゼットに押し込んだ。
部屋はいつも以上にシンと静まりかえっている。

  ・・・・真希・・たくさん泣いてたな・・・

事の発端は数時間前。
久々に真希が俺ん家に来ての何気ない会話からだった―

「なぁ、真希明日って会える?」
「ぇ・・・ぁ・・・ごめんね・・・明日は収録が・・・」
  チェ・・またかよ・・・
「じゃあ明後日は?」
「あー・・・ゴメン。その日も撮影と収録が両方あって・・・」
「マジでー?じゃあ今週の土日は?時間ないの?」
「うんと・・・土日は番組のロケで大島まで行かなきゃなの・・・」
  オイオイ・・・それってどんなロケだよ・・・。
そう言ってゴニョゴニョと小さい声で断る真希に少し腹が立ってきた。

585 :名無し娘。アキラ:2001/06/10(日) 05:43 ID:21Qmj/No
初です。スマセン
suzukaさん書き中だし乱立してダメかな?
いちようまだ続きあります

>>200
石川吉澤の監禁物の続き読みたいっす〜〜。
かなぁ〜〜り萌えぇぇ・・

586 :名無し娘。:2001/06/10(日) 10:24 ID:4bZ8Twcg
>>名無し娘。アキラさん
いや、新しい作者が表れるのはいいことだと思うのでこれからも頑張ってください。

587 :名無し娘。:2001/06/10(日) 11:26 ID:CruIEIrs
どんどん書こうYO!今まさに妄想してる人もいるはず。

588 :名無し娘。:2001/06/10(日) 14:36 ID:da5yLh5E
徐々に復活してきたね

589 :名無し娘。アキラ:2001/06/10(日) 20:04 ID:21Qmj/No
「ごめんっ・・○○ごめんねっ・・・いつか埋め合わせするからさっ・・・ね?」

真希は仕切に俺の顔を覗き込み大きく笑って謝っている。
  ・・・いつかっていつだよ・・・チクショー・・・

そりゃ、なんたって天下のモーニング娘。だ、当たり前に忙しいだろう。
俺みたいに学校とバイトの往復で暇を持て余してる貧乏学生とは違うと思うけど
でも、ちょっとくらい「私だって一日中○○と居たいよぉ」とか「仕事より○○」
とかって俺に甘えてくれたっていーじゃん!!!!!!言ってくれたっていーじゃん!!!!

「んもぉ、急に黙り込まなくたっていいじゃん!!!○○?○○?」
でもそんな恥ずかしい事言える筈もなく・・・

「ねぇ!!○○ってば!それよりもご飯食べに行こうよぉ〜」
でも真希えお束縛したい気持ちは抑えきれず・・・・

こう・・口から出てしまった。言ってはいけないタブーの言葉。
「もう、モーニング娘。なんて辞めちまえ!!!!!!!!」
  ア・・・・、言っちゃった・・・(アセッ)
勢いに任せて出た言葉は、目の前のさっきまで愛らしく笑っていた
真希を激しく憤慨させた。
「・・・!?なっ・・・何それ!!!酷い!○○なんでそういう事いうの!?」
「うっうるせぇ〜!!真希だって仕事仕事って・・・!?」
「そんなのしょうがないじゃん!!!仕事は仕事だしっっ・・・!!!」
「でっでも・・!?もう少し俺に・・・あっ・・・甘え・・・・・・」
  ・・・ちくしょ〜〜そんな恥ずかしい事言えるか・・・!?・・・クッ・・






 

590 :頬袋:2001/06/10(日) 20:57 ID:CruIEIrs
( ゜皿゜)<ピピーガガー・・・川゜〜゜)‖<カオリはね〜

飯田の妄想小説はダメなのか!?
書きたいのだがッ!

591 :S.A.S 第二話:2001/06/10(日) 22:15 ID:rawSTozI
今日は久しぶりの部活でかなりしごかれた。テストも無事、終わって、
久しぶりの活動だったということもあるが、やたらと最近先輩からしごかれ
ているような気がする。これも期待されているからだろうか・・・。
クタクタになりながらも家についた頃には既に8時を回っていた。

「ただいまー」
誰に言うとでも無く言う。
「あら、お帰りなさい。今日は部活だったの?」
珍しく亜依ではなく、母が出迎えてくれた。
「うん。テストも終わったしね。亜依は?」
「今日は仕事で遅くなるの。悪いけどアキラさん迎えにいってくれるかしら?」
「うん。いいよ。じゃ、着替えてからすぐ行ってくるね」
疲れてクタクタだったのだが顔にはださずに二階の自分の部屋へと向かった。
前に亜依を迎えに行って以来、度々僕が亜依を迎えに行くようになった。
父も忙しい身だし、何より亜依が喜ぶらしい。僕も頼りにされて悪い気分ではなかった。
着替えを済ますと、僕は亜依を迎えに行くべく玄関へと向かった。
母も僕を見送るために玄関に来てくれた。
「今日はアキラさんと亜依が好きなハンバーグだから楽しみにしておいてね」
「亜依にも伝えておきますよ。じゃ、行ってきます」
「くれぐれも気を付けてね」

592 :S.A.S 第二話:2001/06/10(日) 22:15 ID:rawSTozI
初めて来たときとは違い、このテレビ局に来るのもだいぶ慣れてきた。
顔パスとはいかないものの警備員さんにも顔を覚えてもらったようだ。
前のように変に警戒はされない。

いつも亜依(他のモーニング娘のメンバーも)が待機している部屋へと向かう。
すると、途中で亜依のマネージャーさんに会った。
「いつもお世話になってます。亜依はもういますかね?」
「あらあら、お兄さん、今日もわざわざご苦労様。それが亜依ちゃんはもう少し
かかりそうなの。控え室で待っててくれるかしら」
「わかりました。後どれくらいかかるでしょうか?」
「30分もかからないと思うわ。ごめんなさいねー」
マネージャーさんは急いでたのか会話が終わると、僕が今着た道を走って行った。
その背中を見送った後、僕はマネージャーさんが言っていた控え室へと向かった。
控え室に入ると今は誰もおらずシーンとしている。一人寂しく僕は待った。

593 :S.A.S 第二話:2001/06/10(日) 22:15 ID:rawSTozI
10分程待っているとだんだん眠気が襲ってきた。部活の疲れなどが一気に来たような
感じだ。まさかこんな所で眠るわけにもいかないので、睡魔と闘っているとガチャリと入り口のドアから音がした。ようやく亜依が来てくれたのだと安心していたのだが
そうは問屋がおろさなかった。なんと入ってきたのは後藤真希だった。

正直、僕はこの後藤真希が苦手だった。僕よりも年下なのに(といっても1歳だけだが)妙に大人っぽいし、雑誌やニュースとかでも良い噂はあまり聞かない。(亜依はいい人だとは言ってたけど)
しかし、苦手だからといって無視するわけにはいかない。
「こんばんは。お邪魔してます」
無難に挨拶をした。
「こんばんはー。今日も加護のおむかえ?」
「ええ。時間が時間なんで」
何回も迎えに来てるおかげか、メンバーにはすっかり顔は覚えられた。
矢口さんにいたってはなぜか携帯の番号まで知っている。(かけたことは無いが)

594 :S.A.S 第二話:2001/06/10(日) 22:15 ID:rawSTozI
しかし、なぜここに後藤真希がいるのだろう。メンバー用の控え室は
他の場所のはずだ。
「なんで、後藤さんがここにいるんですか?メンバー用の控え室はここ
じゃないはずですけど」
会話のネタもないので、年下の後藤真希にぎこちない敬語で聞いてみた。
「そうそう。今日はね、加護のお兄さんに用っていうか、頼みがあるの」
そう言うと彼女は僕が座っている椅子の隣に座った。間近で見ると
本当に大人っぽくてドキドキしてしまう。今の心境を悟られないように
なるべく平常心を保ちながら聞き返した。
「頼み?僕が役にたてそうなことなんて無いと思うけど・・・」
「そんな大変なことじゃないの。今日から日曜日までの間だけ
私の恋人になって欲しいの」

595 :名無し娘。:2001/06/10(日) 22:15 ID:GZBS3SJc
>>590
思う存分書きなはれ

596 :豆。:2001/06/10(日) 22:33 ID:knkH9Ejc
おお!!
SAS第2話!!
期待してますぞ。

597 :ポルノ:2001/06/10(日) 22:53 ID:fTNPeg7s
やった♪やった♪
S.A.Sふっかつー♪

598 :名無し娘。suzuka:2001/06/10(日) 22:54 ID:kQFrhYMw

 吉澤が家に来て1ヶ月ちょっと経った。

昌「(何だ家でも話さなきゃいいんじゃん)」

 俺は吉澤が家に来て少々戸惑い気味だったが、
 学校のように無視しとけば何て事ない。

 夜、俺は自分の部屋で1学期の期末テストに向けて勉強していた。

昌「(よ〜し、おしまい。)」

 俺は適当にテキストを片付け、今日の勉強を終わらせた。

 と、


 コンコン♪

昌「あ〜?だれ?」
吉澤「………私です、入ってもいい?」

 あ?何だ?

昌「何のよう?」

 俺はドア越しから吉澤に質問をぶつけた。

吉澤「勉強……教えて欲しいんだけど……」

昌「ワリィ俺今終わったんだ、もう寝るから明日学校で誰かに聞いてくれ。」
吉澤「ちょっとだけだから…お願い……」
昌「ヤダ。おやすみー」

 俺は吉澤の懇願を無視しそのままベッドに入った。

吉澤「(………今日もだめだった……何で話してくれないんだろう…?)」

 そんな吉澤の必死のコミュニケートもいざ知らず俺は眠りについた。

 だから俺は吉澤が嫌い、気づけよ。

599 :名無し娘。:2001/06/10(日) 23:02 ID:YnRdhJYM
続編ラッシュ!ワッショイ!

600 :名無し娘。:2001/06/10(日) 23:29 ID:0qjfQJXI
勉強を教えたついでに夜の勉強も・・・

601 ::2001/06/11(月) 00:44 ID:e/f9L.Xc
>>598
吉澤が気にし始めてるYO!

602 :くそったれ娘。:2001/06/11(月) 00:46 ID:aGzuOjpM
吉澤なら抱かれても吉

603 :頬袋:2001/06/11(月) 01:10 ID:/yFGGFvI
今日も俺はあの人の写真を見ている。大好きなあの人の写真を。
いつまでも忘れたくないから・・・

「わっかんないかな〜、この問題。うーん、カオリの教え方が
悪いのかな〜?」
「へっ?あ、違う違う!俺が飲み込み遅いからさ、ホント、
カオリ姉ちゃんは悪くないよ」
「そう?ま、今日はこの位にしときますか」
「さっすが、カオリ姉ちゃん!」

俺が高一の夏、母は、家庭教師をつけたほうがいいんじゃないかと言ってきた。
正直、勉強は大嫌いだったが、その家庭教師がカオリ姉ちゃんだと知ると、
俺はその話を二つ返事でOKした。カオリ姉ちゃんは小さな頃から俺の面倒を
見てくれていて、本当の兄弟と同じぐらい仲良しだった。
俺が今通っている高校を受験したのも、カオリ姉ちゃんが
いるからに他ならなかった。

604 :ふぁーすと。:2001/06/11(月) 01:59 ID:n5S6VFSU
SAS第2話、後藤が主役期待しています。

605 :一緒暮ら娘。小説委員会:2001/06/11(月) 02:01 ID:Ht0Wd.oE
あまりにも心無い放置が多いのでここに勝手ながら基本的な約束事を規定したいと思う。

小説を書く作者様は責任を持って完遂して頂く事を切望ス。
もし次回更新が長引くなら一言でいいからレスを望ム。
もし辞める場合も一言でいいからレスを望ム。

すなわち真性放置は絶対禁止。これはある意味、小説の内容よりも大事な事。

いい作品が多々在るにもかかわらず小説放置スレとしての名前の方が有名。
このスレのファンとしてはこれほど悲しい事はない。
作者様、少々堅苦しくなるとは思いますがこの旨よろしくお願いいたします。

606 :名無し娘。:2001/06/11(月) 02:02 ID:HG0Ik57o
保田を魔避けにする。飯田を妻にする。石川を側室にする。

607 :名無し娘。:2001/06/11(月) 02:05 ID:cYtVMaws
>>605
ハァ?ここってネタスレだろ

608 :モー娘。板に名無しさん(羊):2001/06/11(月) 02:06 ID:Kni5Ifj.
>>605
あと読む側のモラルも考えたい。基本的に小説系はsage進行ではなかったのか?
確かに多くの人に読んでもらいたいというのはわかるが、
ageて荒らされたらそれこそ書き手がいなくなるのでは?
その辺どうよ?

609 :名無し娘。:2001/06/11(月) 02:16 ID:903EXaEQ
>>607
どうみても最早小説スレじゃん

610 :名無し娘。:2001/06/11(月) 02:20 ID:SOfKsFWo
保田。
新メンバーが入りもうそろそろ暇になるようなんで、
ウチで飼います。

611 :名無し娘。:2001/06/11(月) 02:23 ID:RgHJhp1U
ちゃんとみんなさげてるよ。たまに知らない人があげてるけど。
それに605はちゃんとさげ入れてるぞ。

612 :モー娘。板に名無しさん(羊):2001/06/11(月) 02:29 ID:Kni5Ifj.
>>611
いや、>>605が約束事を作ろうって言ってるからこんなのもついでにどうよ?って意味だったんだが…
あと、荒らしじゃないがわかっててageるやつもいるんで。

613 :名無し娘。:2001/06/11(月) 02:38 ID:aoMenAfQ
>>612
あの文面だと605あげんなって言ってるようにしか見えないよ。
まぁ大体の人はさげってのは分かってると思うよ。

>荒らしじゃないがわかっててageるやつもいるんで

これはどういうケースを言ってるの?保全あげの事?

614 :名無し娘。suzuka:2001/06/11(月) 13:06 ID:.8jjAaYk

 そのテストも終わり俺は部屋で一息ついていた。

昌「(…ん〜こんなもんか)」

 俺は赤点を取らない勉強を心がけているためいい点は取っていない、
 別に大学なんて行く気ないし。

吉澤「ねえ、テストどうだった?」

 部屋にいる俺に吉澤が声をかけてきた、

 あ、部屋のドア開けっ放しだった。

昌「別に〜」
吉澤「え〜教えてよぉ。」

 くどい。

吉澤「…まあいいや………でも部屋綺麗なんだね。」

 と、吉澤が俺の部屋に入ろうとした、

昌「勝手に入ってくんな。」
吉澤「じゃあいい、入って?」

 もちろん俺の返答は

昌「やだ。」

 いつまでも俺にまとわりつく吉澤がうざかったので
 俺は吉澤の事などお構いなしに部屋のドアを思いっきり閉めた。


 バン!

吉澤「キャッ!危ないでしょ!」

 そんな吉澤の抗議も無視し、俺はパソコンをいじっていた。

 気付けよいいかげんに。
 

615 :名無し娘。suzuka:2001/06/11(月) 14:59 ID:.8jjAaYk

 そして夏休みに入った。
 よく考えたら休み中にもかかわらず吉澤と顔を合わせなきゃならないなんて
 何てことだ。

昌「(………9時か…………)」

 俺は9時ごろ起きて洗面所に向かった。
 朝起きたら顔を洗いに洗面所へ行くのが俺の日課だ。


 ガラガラ、

吉澤「キャッ!」

 なんとそこには裸の吉澤がいた。

昌「(え?え?)」

 俺はあまりもの突然のことに慌てて洗面所を出た。
 洗面所のドアを閉めこう尋ねた。

昌「おい、何でお前がいるんだよ?!」
吉澤「ご、ごめん……シャワー浴びてたの……」
昌「はぁ?」

 よく考えると吉澤は悪くないのだが寝起きというせいもあってか
 なぜが俺はかなり腹が立った。


 バーン!

吉澤「(ビクッ!)」

 俺は無言で洗面所のドアを思いっきり蹴り、また自分の部屋に戻って寝た。

 俺のイライラは頂点に立とうとしていた。

 もちろんそれから吉澤は朝、シャワーを使わなくなった。

616 :名無し娘。:2001/06/11(月) 16:26 ID:1xERNs4o
おいおい、昌はかなりヒドイ奴だな。
いくら嫌いでも、親が死んだんだからもっと気を使うだろ、普通。

617 :名無し娘。:2001/06/11(月) 16:58 ID:P3fBZdUA
晶君もっと良い方向に行って欲しい・・

618 :名無し娘。:2001/06/11(月) 17:05 ID:2Ta9Ru5M
うむ。少女漫画の典型的な展開にモエル

619 :モー娘。板に名無しさん(羊):2001/06/11(月) 17:33 ID:/bx4.JBA
よすぃ子…ハァハァ

620 :名無し娘。:2001/06/11(月) 18:14 ID:cE6mLuuc
いやいや、タメたほうがいいぞ!そんなに簡単にくっついちゃつまらん!
スズカマンセー

621 :名無し娘。suzuka:2001/06/11(月) 19:15 ID:ZWDIyV7U
みんなレスありがとう、
がんばるよ。

なんかage・sageでちょっともめてたけど
俺の第1段作品なんてあげっぱなしだったぞ<(_ _)>

>>617
○昌君
×晶君

ね、気をつけてね。

622 :豆。:2001/06/11(月) 19:18 ID:dNuLTqWY
昌くんにどういうきっかけがあるのか楽しみ。

623 :モー娘。板に名無しさん(羊):2001/06/11(月) 19:59 ID:/bx4.JBA
>>621
スレ汚しスマソ。応援してるんで頑張って書いて下さい。

624 :ラック:2001/06/11(月) 21:10 ID:gbVK2.HQ
昌君は、ひとみちゃんを好きになるのでしょうか?

625 :名無し娘。suzuka:2001/06/12(火) 11:17 ID:Z2VpabuA

 来るべき日がきてしまった、

 それはまだ暑い夏の日だった。

昌「ただいまー」

 俺はゲーセンから帰り荷もつを置きに自分の部屋へ向かった。

吉澤「あっ………お帰り…」

 なぜか俺の部屋には吉澤がいた。

昌「何してんの?」
吉澤「いや………あの……その…」
昌「お前なに人の部屋に勝手に入っているんだよ!」
吉澤「あの……ご…」
昌「黙れ!俺はお前の部屋なんか入ったことネエゾ!」

 ついに俺はブチ切れた、もう止まらない。

昌「俺の部屋に用があるのなら俺に一言言うのが筋だろ!」
吉澤「そんなこといってもダメって言うくせに……」
昌「ウッセェ黙れ!だからって黙って入るやつがあるか!」
吉澤「……ごめ…」
昌「大体テメエは何様のつもりだ!居候のくせに!」
吉澤「……」
昌「独り身になったら国から生活保護を受けるなりすれば一人で生活できるだろ!
 お前がここに来るって分かってれば俺は絶対に反対していたからな!」

 まだ続く、

昌「大体テメエはなれなれしいんだよ!俺はお前が大っ嫌いなんだよ!」
吉澤「…何で私をきら………」
昌「うるせェ!嫌いなものは嫌いなんじゃあ!出てけ!」
吉澤「……謝るか…………」

 パーン!

 俺は吉澤が喋っている途中にもかかわらず吉澤を思いっきり殴った。

昌「うるせェ!まだなんか言うか!?」
吉澤「………」

 吉澤は無言のまま出て行った。

 そういえば右手で目のあたりをこすっていたような気がした。

626 :豆。:2001/06/12(火) 16:14 ID:lLGrcXaI
しかし、昌くんはよすぃこがよっぽど嫌いなんだね。
そうとう凄いことしてるよね。

627 :豆。:2001/06/12(火) 16:15 ID:lLGrcXaI
スマソ。
あげてもーた。

628 :名無し娘。:2001/06/12(火) 16:52 ID:F/KkzRZc
このまま終り・・・?

629 :名無し娘。:2001/06/12(火) 18:04 ID:QRCYktos
>>628
んなこたないだろ(w
しかし続きが気になる・・・

630 :名無し娘:2001/06/12(火) 22:38 ID:ecq5OKR2
よっすぃーがかわいそう。悲しすぎる・・・。見てられない・・・。
でも続きがとても気になる・・・。

631 :bevel:2001/06/12(火) 23:45 ID:8oaXkmvs
キンコーン。

ドアベルの音に、私は吸いかけの煙草を消して玄関に向かう。
時計は21時10分前を示している。約束の時間より少し速い

「はーい。」
扉の向こうに呼びかけながら、私は一応覗き窓から外を見てみる。誰も見えない。
私は安心して鍵を外し、ドアを開ける。

「おーっす。」
いつもの元気な声と笑顔。彼女がそこに立っていた。
「おーっす。今日は早いね。」
「ちょっと急いで来ちゃったからね〜。あははっ。」
明るく笑いながら、私の靴を揃え、その横に自分の靴を揃えながら、彼女は私を見上げる。
孤独なワンルームが一瞬に華やぎ、私の体温は少し上昇する。

「座ってよ。何か飲むだろ。オレンジジュースと牛乳があるけど、どっちにする?」
「もー。オレンジジュース頂戴。」
「ハイ、今日も一日お疲れさん」
彼女にオレンジジュース・オン・ザ・ロックを手渡し、私も彼女の傍らに座る。。
「ありがとー。」
そういって彼女はグラスを一気に空にする。
「ぷは〜」
「真里、おやじくさいぞ」
「だぁってー、、、」
と呟きながら彼女は私ににじり寄り
「・・・・・」
私の肩にもたれ掛かる。

束の間、私と真里との幸福な一時。

632 :bevel:2001/06/13(水) 00:32 ID:t7TZHxoI
数刻後、彼女が身を離す。
「お腹すいちゃった。なんかある?」
私からやや視線を外したままの真里の頬が紅潮しているように見える。
「残り物だけど、待ってて、今用意するよ。」
そう言って手早く食事を一人前用意する。この辺は一人暮らしで慣れたものだ。

「今日の仕事は?」
「今日はグラビア撮影だけ。まぁー楽な方かなぁー。」
味噌汁を飲んで、真里が答える。
「え、九人全員で、何か雑誌とか載るの?」
「んーん、今日は7人祭の撮影。」
「じゃあ楽だったってのは…」
「そうそう・・・」
正しい箸の持ち方でおかずを突きながら、真里のペースも上がってくる。
「辻加護もいないし、平家さんがいるからか、全部スムーズにいってさー」
私はおとなしく聞き役だ。
「みんなきちんとしててさー、ごっつぁんとか柴っちゃんとかも。っていうか、騒がしいココナッツを
 平家さんがうまくまとめてる感じかなー?」
「へー。何かうまくまとまってるじゃん。」
「でもまだ最初だからねぇー。また中間管理職になっちゃうのかなぁー。でもまあ、モーニング娘。の
 中だとごっつぁんは一緒にやり易いね。」
「え、そうなんだ。」
「うん。10人祭なんか、ホント大変だって圭ちゃん言ってた。」
「うーん、何かわかるかな・・・」
「石川はそろそろネガティブになってきてるし」
「3人だけだからね」
「しかも一番年上だし、あははっ。」

結局、いつも取り留めの無い話しで、時はあっという間に過ぎてしまう。
気が付けば、そろそろ日付が変わりそうだ。

「そろそろ送ってくよ」
「もうこんな時間かぁー。もうちょっといいでしょ?」
「明日、大丈夫なの?」
「ううん、ちょっと早い・・・」
小声になってしまう真里。

真里を家まで送っていくために、私達は車に乗り込んだ。

633 :名無し娘。:2001/06/13(水) 01:16 ID:jKcmLagM
やっすーは微だよ。

634 :びちくそ:2001/06/13(水) 01:18 ID:lK9YLBlw
好きだ。今の娘。はやはり何か物足りない。

635 :ななっすぃー:2001/06/13(水) 01:44 ID:69cAh9fo
エンディングが酌だし
再び鬱・・・

636 :ななっすぃー:2001/06/13(水) 01:45 ID:69cAh9fo
げ、スレ違いだ。
ごめんなさい・・・

637 :信長:2001/06/13(水) 01:56 ID:LBJ0isBI
ageてはならねと申しておるに
余の言う事、まだ判らぬか、たわけが!!

638 :名無し娘。:2001/06/13(水) 06:35 ID:pGBiKZic
ははぁっ!すみませぬ、殿!
みなの物ももうageてはならぬぞ!よいな!

639 :名無し娘。suzuka:2001/06/13(水) 14:18 ID:w4.gJTZM

 そしてその日の夜のことだった、

母「ひとみちゃん、ご飯よ〜」
吉澤「……具合が悪いのでいいです。」
母「そう?風邪?」
吉澤「…いや、そうじゃないんですけど……」
母「う〜ん…じゃあなんかあったら言ってね」
吉澤「はい………」

父「どうしたの?ひとみちゃん?」
母「何かねぇ具合が悪いからいらないって」
昌「………」

 多分俺が原因で来ないのだろう。

母「そういえばなんか目を赤く腫らしていたけど……」
父「ほう…おい昌、お前何か知らないか?」

 ドキッ、

昌「……目に虫でも入ったんじゃないの?」
父「そうかぁ?」
母「そうかも知れないねぇ、ひとみちゃん我慢してるかもしれないし」
父「じゃあ…後で目薬もっていってやれ」

 親父は俺に向かってそう言った。

昌「やだよ、母さん行けばいいだろ。」
母「別に私じゃなくても……」
昌「俺じゃなくてもいいだろ?ご馳走さん、風呂入るわ。」

 俺は母親の言葉を無視し風呂場へ向かった。

640 :名無し娘。suzuka:2001/06/13(水) 14:23 ID:w4.gJTZM

 吉澤と全く話さなくなって(顔も殆ど合わせていない)数ヶ月たったある日、

某女子「ねーよっすぃ〜、田仲君って家ではどうなの?」

 昼休み、教室の前の廊下を通ったところこんな会話が聞こえてきた。

吉澤「う〜ん……とね………」

 どうせ馬鹿にしたことを言うのだろう、
 だって俺が馬鹿にしたようなことをしているのだから。

某女子「学校じゃあ本ばっか読んでて暗いよね〜」

 うっさい。

吉澤「えーそう?結構いろんなこと知っているから
  知識の幅が広いくてすごいと思うけど。」

 雑学系の本ばっか読んでるからな俺。


 ……………………え?

某女子「んーまー確かにたまに話すと”何でこんなこと知っているんだろ”
   っていうのあるよね。」
某女子'「そうそう、確かにすごい時あるよね。」
吉澤「でしょ〜。」

 …………何で吉澤が俺のフォローしてんだ?

吉澤「学校じゃああんなんだけど、家では優しいよ。」
某女子「えー、田仲君よっすぃ〜のこと好きなんじゃない?」
某女子'「逆だってば、1年時の“あれ”以来よっすぃ〜の方が……」
吉澤「も〜何言ってんのよ!」

 1年の時の“あれ”?
 ああ、あのことか、そんなくだらないことで吉澤が俺のこと好きになるかっつーの。

某女子「でも学校ではあんまり話してないよね、田仲君と。」
吉澤「ああ、ちょっと私が昌君に失礼なことしたから。」
某女子'「何したの?」
吉澤「言えるわけないじゃ〜ん。」

 何で吉澤は俺に対してこんなに好意的なんだ?
 わけわかんねぇ。

641 :名無し娘。:2001/06/13(水) 20:08 ID:wLRDmuqg
続きめちゃくちゃ気になるなぁ。

642 :名無し娘。:2001/06/13(水) 20:47 ID:pGBiKZic
吉澤、けなげというか、一途というか・・・

643 :代打名無し娘。(背番号88):2001/06/13(水) 20:49 ID:4gCEhRlg
1年の時のアレが気になるなぁ〜

644 :ポルノ:2001/06/13(水) 21:02 ID:ebfSxvLE
昌!早くよっすぃ〜にやさしくしてやれ!!

645 :ラック:2001/06/13(水) 21:11 ID:ZZKUwpBM
どうして昌はあんなに可愛いヨッスィ〜に
酷くできるんだYo〜

646 :豆。:2001/06/13(水) 22:55 ID:zDaBOBOI
を、昌がよすぃこの事気にし始めるか?

647 :名無し娘:2001/06/13(水) 23:34 ID:YaT/nvPU
楽しみ楽しみ!

648 :石沢常光:2001/06/13(水) 23:51 ID:wsxoDjWc
suzukaさんは本当に一作品ごとに上手くなりますよね!

649 :名無し娘。:2001/06/14(木) 06:10 ID:NVF/j2FE
昌君、だんだん女を分かってきたようだね(w

650 :名無し娘。suzuka:2001/06/14(木) 11:49 ID:PnuymiDg

 さて、さっき出てきた1年の時の“あれ”と言うのは……

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 去年の今頃、ちょうど3時間目が体育で4時間目が始まった直後のことだった。

某女子「あれ?財布がない?!」
某女子'「あ、私も!?」

 クラスの殆どが財布やウォークマンなどのいわゆる貴重品を盗られていた。
 俺もMDウォークマンが取られていた。

担任「おい何やってんだ、授業始まってんぞ。」

 そこにうちのクラスの担任が入ってきた、
 もちろんクラス全体でこの盗難事件を担任に伝えた。


担任「そうか、じゃあ体育の時間ここの教室に来たというやつはいるか?」

 クラスの女子全体が吉澤の方に目線を向けた。

担任「お前3時間目の途中にここに来たのか?」
吉澤「はい……カードを取りに……」

 クラス全員の目線が痛いほどに吉澤を見つめる、
 担任が少し考え込んだあと…

担任「吉澤、ちょっと教務室まで来い。」

 その言葉にクラスの疑いの目が完全に吉澤に向けられた時のことだった、

昌「先生、それなら吉澤の荷もつをチェックした方が早いんじゃないの?」

 と俺はこう言った。
 もし吉澤が犯人ならまだ身近なところに盗品を置いてあると俺は思ったからだ。

昌「それで盗品が出てこなかったら吉澤を連れて行く必要はないんじゃない?」

 また担任が少し考え込んだあと、

担任「そうだな田仲の言う通りだな、吉澤いいか?」

 こう担任は吉澤に尋ね、早速吉澤の荷もつ検査に入った。

651 :名無し娘。suzuka:2001/06/14(木) 11:52 ID:PnuymiDg

担任「自分の物があったと言うやつはいるか?」

 しかし誰の物も吉澤の荷もつからは出てこなかった。

高山「別にさぁここにおいてあるとは限らないんじゃない?」

 と俺の隣の席の高山が喋った。

昌「じゃあどこにあるんだ?その荷もつは?」
高山「そんなのどうにでもなるだろ。」

昌「そりゃそうか…………………あ、そうだお前カッター持ってるか?」
高山「カッター?ああほらよ。」

 高山はポケットからカッターを取り出し俺に手渡した。

昌「どうも。」


担任「………吉澤、一応教務室に来てくれ。生活指導の先生と話し合うからさ。」
某女子「先生別にいいんじゃない?何も出てこなかったから。」
担任「いやな、別に吉澤が犯人であろうと犯人じゃなかろうと
  高山の言う通り学校のどこかに盗品があるかも知れんからな。」
某女子'「じゃあよっすぃ〜は別にいいんじゃない」
担任「いちおうだ、いちおう。」

 そう言い、吉澤が立ち上がろうとしたその時、

昌「ねー先生、面白いこと発見したんだけどさぁ、ちょっといい?」

 俺は吉澤を連れて行こうとした担任にこう言った。

652 :名無し娘。suzuka:2001/06/14(木) 11:55 ID:PnuymiDg

担任「何だ田仲?」
昌「俺の鞄のチャックってさぁ、ちょっとコツがいるのよ開けるのに。
  たぶん犯人はそのことを知らないで俺の鞄のチャックを
  開けようとしたんだろうね、
  3Cmくらいで開かなくなってそのままにしているから。」

 まだ俺の話は続く、

昌「それで豪を煮やした犯人は何か刃物を使って俺の鞄を斬って中身を
 物色したみたいなんだ。」

 こう話すと担任がおれの鞄を手に取った。

担任「…確かにチャックはこれ以上開かないな………
  …………コリャヒデーなぁ、バッサリ斬られてるよ。」

 担任が確認すると俺は再び話し始めた、

昌「それで俺の鞄の中からそのときに
 使ったと思われる刃物の破片が出てきたんだ。」

 俺はその破片を担任に見せた。

担任「ああ本当だな、カッターか何かの破片だな。」

昌「その破片がさぁ…………………
 …………なぜが高山のカッターの欠けている所とピッタリ合うんだよね。」

 クラス全体が虚を突かれたのか、シンとに静まった。

担任「どれどれ………ああ、ピッタリだな。」
高山「……」

 と、某女子が高山の隙をついて高山の荷もつを物色し始めた。

高山「テメェ…何してんだ!」
某女子「(ガサゴソ………)ねぇ、このMD誰の!?」

昌「………あ、俺のじゃん。」

 この俺の一言に暮らす全員が騒ぎ始めた。

高山「お…俺じゃない!!」

 その口ぶりには明らかに動揺の色が見られていた。

担任「なあ高山、言い訳はじっくり教務室で聞いてやるから来い。」
高山「ふざけるな!…俺じゃあ………」

 担任は半ば引きずるように高山を連れて行った。

653 :名無し娘。suzuka:2001/06/14(木) 12:02 ID:PnuymiDg

某女子「田仲君すっごーい!どうして高山が犯人って分かったの?!」

 クラスの大半が俺の方に目をやり、聞き耳を立てていた。

昌「ん…確かアイツ常時カッターを持ち歩いていたし……
 あとカッターが入っていた右ポケットを
 やたら気にしていたように見えたからかな……?」

某女子'「でも何でよっすぃ〜が犯人じゃないと思ったの?」

昌「もし吉澤が犯人なら身近に置いてある荷もつに
 盗品が入っていると思ってたが何も出てこなかった。
 ここのクラスの大半が被害を受けていたから30〜40人近くの財布とかを
 持ち歩くのってどうしても鞄にでも入れないと隠しておけないだろ?
 それに犯人が自分の目に付かないところに盗品を置くとは考えられないから。」

吉澤「何で?」

昌「だって自分の目に付かないところに置いてあったら
 “誰かに見つかるかもしれない”っていう
 心理が働くと思ったから盗品は犯人の身近なところにあると思ったの。」

全員「ああ……」

 ため息にも似た感嘆の声がクラス全員の口から聞こえてきた。

某女子「でもカッターを持っている人なんていっぱいいるのに何で高山だったの?」
昌「やつの左手にちっちゃい“血豆”があったからかな…」
某女子「血豆?」

昌「うん、何かチャックで挟んだみたいな痕があったし、
 2時間目には無かった血豆が出来ていたし、
 こいつカッターを常備しているし…………といろいろ重なったからかな…」

某女子'「はぁぁ………こりゃすげー、参ったよ。」
吉澤「田仲君かっけー」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

654 :名無し娘。suzuka:2001/06/14(木) 12:04 ID:PnuymiDg

 …とまあこういう事があった、

 それから俺はクラス全員に話し掛けられるようになった。
 吉澤に至っては俺のことを“昌君”と呼ぶようになった。
 普通、名前に“まさ”があると苗字やあだ名で呼ばれるものなんだけどね。

 例:中居正広(中居君)・田代まさし(マーシー)

 …でも時が経つに連れてこのことはみんなの頭の中から消えていったみたいで
 だんだん1人2人と俺に話し掛けなくなっていった。

 でも吉澤は変わる事無く俺に話し掛けてきた。
 しかし、冒頭に言った通り俺は吉澤が嫌いだったから
 あまり俺の方から話し掛けていない。
 今に至っては殴る始末だ。

 別にこのことだけで吉澤が俺を好きになるとは考えにくいけどなぁ………

 ねぇ?

655 :ラック:2001/06/14(木) 13:32 ID:PPOXf1Mo
そりゃ〜ひとみちゃんは昌を好きになるよ〜

656 :名無し娘。:2001/06/14(木) 13:38 ID:.oVEeIx.
>>suzuka
あっちの学園物もいいけど、こっちもいい!

657 :名無し娘。:2001/06/14(木) 14:03 ID:1mma6FO6
>>653
>田仲君かっけー

ワラタ

658 :657:2001/06/14(木) 14:04 ID:1mma6FO6
ageちまった・・・。
鬱だ詩嚢

659 :名無し娘。suzuka:2001/06/14(木) 14:11 ID:PnuymiDg
>>656
アッチって (・_・ ) ( ・_・) ドコ ?

>>650
×俺もMDウォークマンが取られていた。
○俺もMDウォークマンが盗られていた。

660 :名無し娘。:2001/06/14(木) 19:28 ID:juxop8Pw
ついでに>>652

×この俺の一言に暮らす全員が騒ぎ始めた。
○この俺の一言にクラス全員が騒ぎ始めた。

すまんねー・・・
wノノハw
(。^〜^。) <ベーグル、たべる?
    っ◎

661 :名無し娘。suzuka:2001/06/14(木) 20:00 ID:Bf2T4Igk
>>660
(→o←)ゞあちゃー

◎ヽ(T T )ベーグルモライマス…

662 :名無し娘。:2001/06/14(木) 21:37 ID:g8zxF/7w
他の作者さんの続きも読みたい・・・

663 :光秀:2001/06/14(木) 22:52 ID:yS8QeqCQ
て…敵は…、>>637にage…

664 :名無し娘。:2001/06/14(木) 23:46 ID:k6DByfNc
suzukaさん面白すぎ。私の続編はまた後日・・・

665 :代打名無し娘。(背番号88):2001/06/15(金) 00:00 ID:4V1kDeGU
昌といえば、山本昌を連想する……

666 :名無し娘。:2001/06/15(金) 01:07 ID:kYkGCV2w
マンションの一室。男が顔を真っ青にし、壁に背を着けながら「誰か」に
懇願している。
「う・・・うわぁぁぁ!!」
「俺が悪かったよ・・・あ、あいつの嫉妬する顔が面白くて、
 ただそれだけで・・・あの女にはなにも・・・」
その言葉を聞いているのかいないのか、男が話し掛けている「誰か」は、
男に一歩近づいた。
「・・・ひぃっ!・・・」
             ビシュッ
「・・・かお・・・り・・・」

667 :名無し娘。:2001/06/15(金) 01:11 ID:kYkGCV2w
僕は今日こそは逃げ出そうと思っていた。大学の先輩との飲み会から。
「ホレ行けグッと!それそれ!!」
先輩達は半ば強引に僕に酒を進めた。
仕方なく僕はジョッキのビールを飲み干した。
「・・・プハーツ!・・・って、もーっ止めて下さいよ先輩!
僕は下戸だって言ってるでしょ!?」
「おいおい、二十歳にもなってまだ童貞じゃサマにならんぞお前」
「ほっといて下さい!」
「まぁそれはそうとホラ、この間言った件・・・俺の妹だがよ、
 会ってみる気、まだならねーかな?あいつがあんな本気になったの
 初めて見たんだよ・・・先月お前が俺んち来た時よ、アイツ一目惚れ
 しちまったらしくて・・・お前スゲーいいヤツだし、お前なら、
 思ったんだけどな・・・」
幾ら先輩の妹さんと言え、そう簡単に返事する事は出来なかった。

668 :名無し娘。:2001/06/15(金) 01:13 ID:kYkGCV2w
僕がそうやって返事に困っていた時、先輩の友人が飛んできた。
「ちょっとちょっと大変だぞ!となりのマンションで殺人があったんだって!」
「内臓が散乱してるんだと。見てきたやつが便器とお友達してる」
「で、捕まったのか犯人は?」
「いや、それがまだみたいでさ。警察犬連れたお巡りさんが
近所を捜索してるよ」
「げげーっ、物騒だなー。早く帰った方がいいんかもなー」
どうやら殺人事件があったらしい。とは言ってもその時の僕は、
あくまでも自分と関係のない話だと思い、さらりとその話を聞き流していた。
しばらく後、僕は居酒屋を出て、夜の街を歩いていた。
そう、その時だ。「彼女」と出合ったのは。

669 :名無し娘。:2001/06/15(金) 01:14 ID:kYkGCV2w
真っ直ぐビル街を通り抜けたと思った瞬間、「彼女」が
角から出てきたのだ。予想もしない所から人が出てきたのだから、
当然僕と「彼女」はぶつかってしまった。
「あっ!!す、すいませ・・・」
僕の方を見た彼女の長い黒髪、絶対に忘れはしないだろう。
そして、大きく、何かしらの強い意志すら
感じられる瞳も。その瞳を見た時、思わずゾクッとしてしまった。
しかし僕は彼女の目に吸い込まれそうになりながら、彼女の手に異常が
あるのを発見した。「彼女」の手からは血が流れていた。綺麗とも言えるほど
その血は赤かった。

670 :名無し娘。:2001/06/15(金) 01:15 ID:kYkGCV2w
「その手、怪我・・・」
「そこで・・・野良犬に噛まれたの・・・」
彼女は先程まで瞳の印象とは打って変わって、
俯いたまま静かに言った。

671 :名無し娘。:2001/06/15(金) 01:16 ID:kYkGCV2w
「イゾルトー!!イゾルトー!!」
深夜のビジネス街に響く声。叫んでいるのは警察犬を
連れて殺人犯を捜索中の警官。
「どうしたんだ?」
「警察犬が一頭いなくなって・・・」
「何だ!?こっちは逃げた犯人探しで手一杯なんだ!
逃げた犬なんか放っとけ!」
「いやぁ、それがアイツ何か嗅ぎ付けたらしくて
 すごい勢いで走って行っ・・・!!
 へっ・・・イ・・・イゾルト!?」
「う・・・うわぁぁぁぁ!?」
警官たちが見つけたもの、それは、
バーの看板の上に、まるでオブジェのごとく乗せられた、
血まみれの警察犬の頭だった。

672 :名無し娘。:2001/06/15(金) 01:17 ID:kYkGCV2w
僕は彼女を近所の小さな街医者まで連れて行った。
連れて行く間、彼女は一言も発さなかった。
そして、病院の前まで来て、僕が医者に話をつけてくると
言った時、彼女はやはり何も言わなかった。ただ、その表情には
拒否を意味する感情が込められていた。それに今更ながら気付いた僕は
結局自分のアパートまで連れてきてしまった。

673 :名無し娘。:2001/06/15(金) 01:19 ID:kYkGCV2w
「・・・はいっ!」
「・・・どうも・・・ありがとう・・・」
僕は一応の応急処置を施した。とは言え素人の仕事だ。次の日こそ
医者の所に行ってもらわないと、と思い自分の方から話し掛けてみた。
「明日は必ず病院に行ってくださいね。そうそう、家はどこです?
 送りますから・・・」
やはり彼女は何も言わなかった。すでに彼女が自分の方から喋る
タイプではないと分かっていた為、僕の方からどんどん話し掛ける事にした。
「さっきは引き下がったけど今度はダメですよ。家の方が心配しますからね」

674 :名無し娘。:2001/06/15(金) 01:20 ID:kYkGCV2w
きっと僕はその時少しばかり浮かれていたのだろう。
台所で酔いを覚ますための水を飲みながらも僕の顔はにやけていた。
「早くしないと終電でちゃうナー・・・」
自分で思い出すだけでも恥ずかしい。明らかに「今夜は逃がさない」
という、狼の意気込みが丸分かりの言葉だ。
「おまけに殺人犯がウロついてるし・・・
キミみたいな綺麗な人だったら余計に・・・」
続きを言い終える前に僕は飲んでいた水を噴出しそうになった。
いつの間にか、彼女の手が後ろからするりと伸び、僕の体を
抱いていたのだ。

675 :名無し娘。:2001/06/15(金) 01:22 ID:kYkGCV2w
「・・・!?・・・」
一瞬何事かと思った。が、次の彼女の言葉が、その行動の意味を語っていた。
「いくところが・・・ないの・・・」
その言葉を聞いて、僕はしばらく動けなかった。

676 :名無し娘。:2001/06/15(金) 01:23 ID:kYkGCV2w
時計を見ればもう1時。言うまでもなく、彼女は僕のアパートで
一晩を過ごす事となったのだが、いくらなんでもさっき会ったばかり
の男女が、同じ屋根の下寝るのはマズイだろうと思い、その場しのぎで
カーテンを敷居代わりにし、眠る事にした。
僕が寝間着に着替えている最中。ようやく「彼女」が名前を言ってくれた。

677 :名無し娘。:2001/06/15(金) 01:26 ID:kYkGCV2w
スレ違いの小説だと言われそうですが、書き始めたからには
ちゃんと終わらそうと思っとります。今日はここまでで。

678 :ロシュフォート:2001/06/15(金) 01:34 ID:HbQMarTg
>>677
了解、期待しとります。
あと、なんかこのスレ用のコテハン付けた方がいいかもです。

679 :名無し娘。:2001/06/15(金) 01:44 ID:kYkGCV2w
>>678
やっぱり小説書く人間はコテハンつけたほうがいいですね。
そうします。あと、この小説、ずっと昔のマンガから頂いております。
これはちゃんと言っておかないとね。

680 :名無し娘。:2001/06/15(金) 06:43 ID:cvJlYq.w
今更だけど昌君の読み方って?

681 :竹中:2001/06/15(金) 13:11 ID:caDQwwkA
>680
山本昌の昌でいんじゃねえか?

682 :あと少し:2001/06/15(金) 13:15 ID:kzegFeaY
http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b10793221

http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b10830770

あと少し。よろしく

683 :名無し娘。:2001/06/15(金) 13:17 ID:aEfcrEwg
「まさ」
「しょう」
どっちか

684 :名無し娘。:2001/06/15(金) 13:21 ID:yiRVk6XE
「あきら」と呼ぶ言い方もあるね。

685 :みんなちゃんと読め!:2001/06/15(金) 16:54 ID:7fxdkbbE
>>350 >>683 >>684

559 名前:名無し娘。suzuka 投稿日:2001/06/06(水) 23:03 ID:S4.Ja/ZY

俺の名前は田仲昌(たなかまさし)
至ってフツーの高校生だ。(2年)

686 :名無し娘。:2001/06/15(金) 18:41 ID:clkllM8I
誰かエロ物書かないの?
つか、このスレは需要なし?

687 :代打名無し娘。(背番号88):2001/06/15(金) 21:31 ID:HNCyZKjE
昌が好投しましたな。

688 :名無しっぺ:2001/06/16(土) 01:33 ID:c3Al37Lc
>>676の続きです。

「わたし、『カオリ』っていいます・・・」
「僕は、○○大学の××って言います」
「ごめんね無理ばかり言って・・・でも・・・
 優しいんだね・・・見ず知らずのわたしなんかに・・・」
カーテン越しに見えるのは「カオリ」の艶かしい体のライン。
僕はいい歳こいて思わず赤面してしまった。

「い、いやぁ、やっぱり・・・『カオリ』さんみたいな
 女(ひと)からあんな頼まれ方したら断れないっす・・・」
喋り方までおかしくなっている。もしかしたら、僕はこの時点で
彼女の術中にはまっていたのかも知れない・・・。

689 :名無しっぺ:2001/06/16(土) 01:35 ID:c3Al37Lc
そう、幼い頃からひどい内気で、フォークダンス以外
異性の手も握った事のない僕が、突然知り合った女の人と
一つ屋根の下にいる・・・。こんな事故郷の親父が知ったら
赤飯炊いて喜ぶだろう。

そうやってあれこれ考えたものの、やはり、眠れない。
僕はどうしても「カオリ」が気になり、声を掛けてみた。
「カ、カオリさん・・・?寝ちゃったんスか?」
結局声をかけるだけでは収まらず、ちょっと見るだけなら・・・
と思い、カーテンを開けてみた。カーテンの向こう側には、
手当てした傷口を抑え布団に突っ伏している彼女がいた。

690 :名無しっぺ:2001/06/16(土) 01:38 ID:c3Al37Lc
「!!カオリさん!?もしかして、傷が痛みますか!?」
僕はすぐさま彼女の手を握り、彼女を起こした。
そして彼女の体がこちらを向いたと思った時にはすでに、
彼女は両手を僕の首に回していた。
「! カ、カオリさ・・・!?」
彼女の顔が目と鼻の先にあった。こんな時、
全く喋れなくなる自分が情けない。
「あっ、あのボッ・・・ボクは・・・ボクは・・・
 そっそんなつもりでは決して・・・ホントに・・・」
必死で拒んだつもりだったが、目の前の、彼女の潤んだ瞳を見て、
僕は彼女に抗えなくなった。そして、僕は、彼女を、受け入れた・・・。

691 :名無しっぺ:2001/06/16(土) 01:41 ID:c3Al37Lc
今日はここまでっす。

692 :6eZr:2001/06/16(土) 04:07 ID:a/QJtRKU
何のマンガ?

693 :656:2001/06/16(土) 05:25 ID:Q0Lk5q1s
>suzuka
殺人事件から始まるあの小説ですよ。
楽しみにしてます。

694 :名無しっぺ:2001/06/16(土) 20:56 ID:c3Al37Lc
>>690の続きです。
翌日、大学に行ってはみたものの、どうにも体がだるい。
「どうしたい?元気ないな?二日酔いか?」
友人も心配して聞いてきた。
「はは・・・二日酔いするほど飲めないよ・・・」
(おかしい・・・まるで自分の体じゃないみたいだ・・・
おまけに・・・昨夜の記憶がまるでない・・・あるのは、体中のそこかしこ
にある、カオリさんの感触だけ・・・)
その日僕はなんとか一日乗り切った。そして家に帰り、横になろうと思ったが、
テーブルの上には夕食が並んでいた。彼女が作ってくれたのだ。
しかし、用意された夕食は一人分。
「・・・カオリさんのは・・・?」
「ちょうど中途半端な時間に食べちゃったから今はいらない・・・」

695 :名無しっぺ:2001/06/16(土) 20:59 ID:c3Al37Lc
少し不思議に思ったが、本当に不思議に思ったのは彼女の手を見た時だった。

(治ってる!?一日二日じゃ治らないような怪我だったのに!?)

そんな疑問を抱いた僕に気付いたのか、珍しく彼女の方から聞いてきた。

「どうかした?」
「いや・・・いいんだ・・・いただきます・・・」

次の瞬間には、これを不信に思う感覚や興味が、
多分脱力感からだろう、すぐに消え失せていた。
食事を口に運ぶ作業さえ辛く感じるくらいに・・・。
しかし、それとは無関係に、僕は毎日彼女を抱いた。

696 :名無し娘。suzuka:2001/06/16(土) 21:33 ID:pUAe9Lx6

 それから月日が経ち年が明けた―

吉澤「昌君楽しみだねー修学旅行。」
昌「……ん………あ…あ………」

 3日後に沖縄への修学旅行を控えていた、
 俺と吉澤はその準備をしていた。

吉澤「ねぇどうしたの?具合でも悪いの?」
昌「……ああ……チョッとな。」
吉澤「…大丈夫?風邪?」
昌「だったら3日もありゃ治るから大丈夫だろ。」

 俺は少し体調が悪かった、でも別に気にしていなかった。

 そして次の日の朝、

母「まさしー!どうしたのー?」
昌「……何か具合悪い…」
母「えーっ?どれどれ……」

 母は右手を俺の額に当てた。

母「うわっ!何よこの熱!」

 母はすぐに1階に下り、体温計を取りに行った。

吉澤「どうしたんですか?」
母「何か具合が悪いみたい、先に行っていて。」
吉澤「えーっ……修学旅行近いのに大丈夫かな…」
母「まぁただの風邪でしょ、当日には治るわよ。」
吉澤「…そうですね、行ってきます。」

 俺も母親も吉澤もこの発熱を軽く見ていた。

 んが、

697 :名無しっぺ:2001/06/16(土) 21:33 ID:c3Al37Lc
それでも僕は残り僅かな正常な意識で、ついに病院へ検査に行った。

「脈拍も血圧も異常だよ!?一体何をやったら君みたいな
 若い者がこんなに・・・とにかく、入院の手続き取って下さいよ!?
 いいですね!?」
「出来ません・・・」
「な、なんだって!?君、そこまで衰弱して何を言っとるんだね!?
 金の問題じゃないんだぞ!こら!聞いとるのか!・・・」

僕は医者の再三の注意にも耳を傾けなかった。自分でも体が異常な状態
なのは分かっていた。だが、一番異常だったのは、それを分かって尚
入院を拒んだ自分の意思だった。いや、意思と言うより感覚なのだろうか。

698 :名無しっぺ:2001/06/16(土) 21:37 ID:c3Al37Lc
(彩と関わって以来、僕の体は分刻みに衰えていく・・・・・・
だけど・・・いやだ、そんな事信じたくない!!)
彼女の大きな瞳がそんな考えを起こす。
僕がふらつく体を何とか保ちながら病院の帰り道を歩いていると、
先輩が偶然僕を見つけ、話し掛けてきた。

「おい!お前・・・」
「せ・・・先輩・・・」
「どうしたんだ・・・?こんなにやつれちまって・・・
 なぁ、大学のみんなも心配してるんだぞ!?」
「・・・・・・もう、僕には構わないで下さい・・・」
夢か現実かも分からない、朦朧とした意識の中、
僕はふらつく足取りでアパートに帰った。

699 :名無し娘。suzuka:2001/06/16(土) 21:47 ID:pUAe9Lx6

医者「あーっ………これはインフルエンザだね。」
昌「え゛。」

 俺と母親は病院にきていた、もちろん学校は休んだ。

母「じゃあ2日後の修学旅行は……?」
医者「行くもんじゃないねー。」

 アイタ。

母「…修学旅行行けなってさ。」
昌「はぁ……じゃあ診断書もらった?」

 俺の学校はインフルエンザにかかった場合は“登校停止”となり、
 公欠として処分されるのだ、
 その際、学校に診断書を提出しなければならないのだ。


 そして家に到着し俺はすぐに寝た、
 別に行けなくてもいいや、
 どうせ公欠になるんだし………………

700 :名無し娘。suzuka:2001/06/16(土) 22:05 ID:pUAe9Lx6

 ふと目がさめた、
 …………………もう7時過ぎたのか……

 俺は関節が痛いのと高熱を我慢し1階へ降りようと部屋のドアを開けた、

 ガタッ(パサッ)、

昌「(ん?紙…?)」

 ドアに何か紙が挟まれていたのか開けたと同時に床に落ちた。

昌「(………手紙…?)」

 ―昌君へ、
  インフルエンザだって?残念。
  修学旅行行けないんだね……………
  一緒の班だったから楽しみにしていたのに……

  オット、\(^_\)ソレハ(/_^)/コッチニオイトイテ

  インフルエンザ、よ〜く休んで治してね。
 
  P.S
  ノートいつでもいいから見せてあげるよ。

  吉澤ひとみ


昌「………」

 何かスゲェ向こう気ぃ使ってるような…

昌「……………………まあいいや………寝よ。」

 吉澤の手紙を適当にその辺に放り投げ俺は再びベッドに横たわった。

701 :名無し娘。suzuka:2001/06/16(土) 22:08 ID:pUAe9Lx6
>>693
両方呼んでいる人がいるのかぁ。

どれくらいいるのかなぁ………

702 :名無しっぺ:2001/06/16(土) 22:56 ID:c3Al37Lc
>>701
どうやら途中で俺のが混じっちゃった模様で、スマソ。
タイミング悪いなぁ俺。鬱だ・・・

703 :名無し娘。:2001/06/16(土) 23:03 ID:f8GudgaQ
>>698
>(彩と関わって以来、僕の体は分刻みに衰えていく・・・・・・

「彩」って何?

704 :名無しっぺ:2001/06/17(日) 00:00 ID:eNUhPCxg
>>703
スマソ。それは下書きみたいな感じで書いた時の仮名です。
まだその頃は「カオリ」にしてなかったんで。
ああ、恥ずかしい・・・

705 :名無し娘。:2001/06/17(日) 00:05 ID:e9yiu5fg
>>701 suzukaさん、毎日まだかまだかと見ています。あ〜続きがまちどうしいです。
がんばってください。

706 :名無し娘。:2001/06/17(日) 01:25 ID:STJv1cMQ
SUZUKAさんも名無しっぺさんも毎日見てます。

707 :名無し娘。:2001/06/17(日) 04:12 ID:tcT0CPtA
suzuka age

708 :ラック:2001/06/17(日) 07:13 ID:7D8fN1nQ
suzukaさんの健気な吉澤に萌え〜〜

709 :杉作J太郎:2001/06/17(日) 08:12 ID:p1PU.h0g
ななしっぺさんの、なんか聞いたことのある作品なような気が・・・

710 :杉作J太郎:2001/06/17(日) 08:19 ID:p1PU.h0g
結末は忘れたけど
久しぶりに大学行って帰ってきたらいなくなってて警察に届けたら・・・ってやつみたい
似てるだけかな?

711 :名無し娘。:2001/06/17(日) 10:40 ID:U1ollL6A
修学旅行に行ってハプニングきぼ=ん

712 :名無し娘。:2001/06/17(日) 14:45 ID:22emZXwY
>>710
うるせー!続き言ってんじゃねーよ!マンガのアレンジって言ってんだろ!!

713 :名無しっぺ:2001/06/17(日) 16:20 ID:eNUhPCxg
>>698からの続きです。

やっぱりテーブルの上には一人分の食事。
「また、僕の分だけ・・・?君がここへ来て一度も
 一緒に食事を取った事がないね」
「・・・・・・そうかな?」
「夕方・・・外出した?」
「・・・え?・・・・・・
 ううん。ずっとここにいたけど・・・なんで?」
「・・・異変を感じた僕が逃げると思ったのかい?
心配しなくたっていい・・・。今の僕には自分から君を失う勇気はないよ」
もう僕は、彼女の存在がどういうものなのか、薄々感じていた。
「そしてその気持ちが一晩一晩生命を短くする魔性の妖力のせいだとも
・・思いたくないんだ・・・」
そして彼女もこちらの気持ちが分かったのか、
僕の思っていた通りの事を話し始めた。
「君、本当に優しいんだね・・・
 これまでの男(ひと)はカオリに生気を奪われる事に気付いて
 逃げる事はしても・・・君みたいな献身はなかったな・・・
 でも君の場合、その優しさや内気さは時として狂気と化す事を
 覚えて・・・いや・・・その必要はもうないね・・・だって、
 君は今夜・・・・・・死ぬんだもの・・・・・・」

714 :名無しっぺ:2001/06/17(日) 16:22 ID:eNUhPCxg
彼女は至って無邪気な顔でそう言った。それが当然の事のように。
そして僕もまた、そんな彼女に対し、ただため息しか出せなかった。
そんな僕を見ても、彼女は淡々と話し続けた。

「・・・この間、○○と初めて会った日に死んだ人ねぇ、
他に女が出来て、恋人をまったく面白半分に棄てたの・・・
結果、彼女は自殺したの・・・」

その時の彼女の顔は今でもよく覚えている。
うっすらと笑顔を浮かべながら話していた。大きな瞳を
相変わらず輝かせ、ぽってりとした厚めの唇は、怪しく濡れていた。

715 :名無しっぺ:2001/06/17(日) 16:24 ID:eNUhPCxg
「その前の人は、必死に告白した女の子の気持ちを逆手に取って、
 その気もないのに三年間も焦らしてたし・・・それから・・・」

「・・・君はいったい・・・何だ・・・?」

僕は、ついに、彼女に尋ねた。ずっと開けたくて開けられなかった
最後の扉を開いたのだ。すると、カオリは笑顔を保ったままこう言った。

「・・・私は・・・『カオリ』・・・『女』・・・それだけ・・・
 悔しくて・・・恋しくて・・・切ない心が・・・カオリを創るの」

彼女がその言葉を言い終わった瞬間、僕の頬に一筋の線が引かれた。
赤い線が。血だ。彼女の仕業なのか・・・?彼女の方を見ると、
彼女はただにっこりと笑っていた、が、瞳の中は吸い込まれそうなほど
黒く、深く、そして冷めていた。それを見て、
ようやく僕は現実に戻る事が出来た。

716 :名無しっぺ:2001/06/17(日) 16:35 ID:eNUhPCxg
「可哀相な女性(ひと)だ・・・あなたは・・・女の弱さ、そして
 優しさの集合体(かたまり)・・・」
           ガッ
「うっ!!」

一瞬の内に、彼女の手は僕の首を掴んでいた。

「う゛ぅっ・・・」

そのまま僕は本棚に体ごと押し付けられた。

「うふふっ、どうする?あの男みたいに内臓を引きずり出そっか?
 それとも犬みたいに首をねじ切ろうか?」

彼女の表情はあくまでも笑顔のまま。だがその手には明らかに女性には
ありえない力が加わっていく。僕は遠くなる意識の中懇願した。

717 :名無しっぺ:2001/06/17(日) 16:37 ID:eNUhPCxg
「き・・・きみが・・・人殺しだなんて・・・・・・
 やめてくれ・・・頼む・・・ううっ・・・」

それでも尚、彼女は僕の首を絞め続けた。

「・・・命乞いならもっと上手にやったら?」

そう言うと彼女はトドメとばかりに、更に力を強めた。

「ぐうぅっ!・・・」

(殺されるのか・・・?僕は?彼女に・・・?
 いや、それでもいい・・・彼女なら・・・彼女になら・・・)

僕は、恐らくこれが最後の言葉になるであろうと思い、
余力を振り絞って声を出した。

718 :名無しっぺ:2001/06/17(日) 16:39 ID:eNUhPCxg
「カオリ・・・・・・僕で最後にして・・・くれ・・・」

「・・・・・・」

その言葉を聞いて、カオリの表情に変化が起きた。あれほど
崩れなかった冷めた笑顔が消え、まるで何かを哀れむかのような
顔になったのだ。

719 :名無しっぺ:2001/06/17(日) 16:42 ID:eNUhPCxg
「愛せないなら・・・仕方ないよ・・・でも一番悲しくない
 方法を・・・とって欲しいだけ・・・」

言いながら、カオリの目には涙が浮かんでいた。最初で、
最後の涙。ずっと暮らしてて、初めて見る涙。
彼女は言葉を続けた。

「みんなあなたみたいでいてくれたら・・・カオリは、おだやかな
 優しいままでいられるのに・・・」

720 :名無しっぺ:2001/06/17(日) 16:44 ID:eNUhPCxg
次の瞬間、彼女の身体は空中に四散して、あっと言う間に消えた。
僕はそのまま本棚に背中を預けたままへたり込んでしまった。
一瞬何が起こったのか理解出来なかった・・・。
ただ、異様なまでの体の気だるさと、口の中の血の味と、
首の痛さが現実だったのを覚えている・・・。

次の日、僕は病院にいた。今回は自らちゃんと入院した。
もう、彼女の呪縛はないのだから。そう、切なくて、悲しい、
愛の鎖。
僕は一人きりの病室の中、窓から秋の空をぼんやり眺めていた。

721 :名無しっぺ:2001/06/17(日) 16:45 ID:eNUhPCxg
(カオリがなぜ僕のところへ来たのか。僕なんかの事を慕ってくれる
 女の子がいるって事だろう・・・誰・・・!?・・・優しさや
 内気さは時として凶器と化す。生半可な遠慮は優しさじゃない
 って事かい?確かにカオリ・・・君を失いたくなかった時の
 自分の気持ちを考えると、残酷な事だと思うよ・・・
 それから、二度とそんな事はないだろうけど、もし・・・もしも
 また君に会えるというなら必ず伝えたい・・・)
(優しい君が、好きだ)

722 :名無しっぺ:2001/06/17(日) 16:47 ID:eNUhPCxg
コンコン。ドアをノックする音が聞こえた。

「・・・は、はい?」

ガチャ。

「よーお!!○○!!」

「せ、先輩!」

正直驚いたが、一人で寂しかったのも事実。思わず歓喜の声を
上げてしまった。

「ほら、心配して損したなぁ。ピンピンしとるぞ!!
 照れないで入って来いよ!」

先輩は後ろを向いて誰かに話し掛けていた。誰だろう?
他の先輩?友達?しかし、僕の予想は外れた。

723 :名無しっぺ:2001/06/17(日) 16:54 ID:eNUhPCxg

「どうしても来るってきかないもんだからな・・・妹だ。
 前に一度会ってるよな?ほら、挨拶して!」

そう言われ、おどおどしながら参拝の妹は顔を上げて挨拶した。

「飯田、圭織です・・・」

僕の前に現れたのは、長い黒髪の、純朴そうな
少女だった。そう、「カオリ」と同じ名前、そっくりな顔。
ただ、その表情は、あの「カオリ」のように憂いを帯びては
いなかった。いや、そんな事はあってはいけない。

「先輩の後輩の、○○です。よろしく」

僕が、そうはさせない。その時、僕はそう心に誓った。



724 :名無しっぺ:2001/06/17(日) 16:57 ID:eNUhPCxg
えー、「おもしろくなかった」「ラストの方、話の展開見えた」
「ここで終わり?」「ここで飯田を出す意味は?」などと言った
声が聞こえてきそうですが、これで終わりです。
長いスレ汚しでしたね。ほな。

725 :代打名無し娘。(背番号88):2001/06/17(日) 17:11 ID:ZaWobwAI
おもしろかったYO!
お疲れさん。

726 :名無し娘。:2001/06/17(日) 17:13 ID:oepZfBrc
なんか書こうかな

727 :名無しっぺ:2001/06/17(日) 17:57 ID:eNUhPCxg
>>723
>参拝の・・・→先輩の
スマソ。ミスが多いな、俺。
( T▽T)<でもまた書きたいでーす♪

728 :名無し娘。suzuka:2001/06/17(日) 21:25 ID:yCsqibnI

―修学旅行の前日、

 1階のトイレに行ったとき両親と吉澤が話し込んでいたのが見えた、
 当然だろう。

 実は明日から両親も町内会の旅行でいないのだ、
 つまり、この家には明日誰もいない…………というのが
 本来の予定だったのだ。

 風邪程度ではなく、インフルエンザという病気にかかってしまった俺を残して
 旅行に行けないと思い話し込んでいるのだろう、
 さてどうするのか?

 まあ別に独りでも何とかすれと言うのなら何とかする、
 別に全く動けないというわけじゃないのだから(でも全く動けないに近い)

 修学旅行は4泊5日、町内会の旅行も4泊5日、
 どちらかが早く帰ってくるというわけでもなく、
 同時に帰ってくるのだから厄介なんだろうと思う。

 まあでも多分母親が残るのだろう、
 ごめんなさい……………母さん……………

 母親に謝罪をしつつ俺は眠りについた。

729 :名無し娘。suzuka:2001/06/17(日) 21:45 ID:yCsqibnI

―翌日の朝、

 俺は重い体を引きずりながら1階へ降りた、

昌「(ふう……母さんごめんな………)」

 今回の町内会の旅行は母親が行きたがっていた四国四県だったから
 ムチャクチャ鬱である。

昌「(何て言おうかな……)」

 俺は階段をやっとで下りながら母親に述べる謝罪の弁を考えていた。
 しかしこの体調じゃあうまい言葉が浮かばないのだが…

 1階に到着、

昌「………誰もいないや…」

 何だ?俺を置いてみんな行っちまったのか?
 ………まじかよぉ。

 俺はふてくされながらトイレに入った。

昌「……まさかみんな行っちまうとはネー。」

 母親は残ってくれると思っていた俺はものすごく裏切られた気分だった、
 しかし今の俺の体調では落ち込んでいる余裕もなかった。

昌「関節痛いよー」

 きしむ関節を我慢し俺は用を足していた。

 と、


 ガラガラ

昌「……?玄関を開ける音?」

 と同時に“ただいま”という声が聞こえた、
 何だちょっと出かけてただけか、あせったじゃん my mother.

 俺はほっと胸をなでおろしトイレを出た。


昌「どこ行ってたの、かあ………………………………えっ……………?」

吉澤「あ、起きたの?ちょっと待ってねご飯用意するから。」

 ………………何で吉澤がいるんだ?
 今ごろは飛行機の中じゃあ…………………………??

730 :名無し娘。:2001/06/17(日) 22:19 ID:X2bIwceY
うお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ついにこの時が来た〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

731 :名無し娘。 :2001/06/17(日) 22:23 ID:DXphgi5k
きたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

732 :名無し娘。:2001/06/17(日) 22:32 ID:Dd0HgIBY
まだ?まだ?

733 :名無し娘。suzuka:2001/06/17(日) 22:41 ID:yCsqibnI
>まだ?まだ?
催促ということなのかな?
今日はこれまでです。

734 :732:2001/06/17(日) 22:45 ID:Dd0HgIBY
あ〜そうなんですか、では明日以降の続きを待ってます。
どうもすみません、催促なんぞしてしまって。

735 :代打名無し娘。(背番号88):2001/06/17(日) 23:13 ID:wQfpk3/s
いよいよですね。
楽しみに待ってます。

736 :豆。:2001/06/17(日) 23:24 ID:XmKvL1Es
おお〜〜!!
よっすぃ〜がぁ!!

737 :名無し娘。:2001/06/17(日) 23:33 ID:CmUdzxy.
>名無し娘。suzukaさん
更新まっとります。続きがめちゃくちゃ気になる・・・

>名無しっぺさん
次回作できたらまた書いて下さい。気長に待ってますよ


738 :名無しっぺ:2001/06/17(日) 23:46 ID:eNUhPCxg
>>737
ありがとう。他の、俺の小説見てくれた人にも感謝。
漫画を元にしても、結構大変なんですね。絵だけで表現してる
とこを上手いこと文字で表現しなきゃならんかったり。
あと、今オリジナルのを考え中です。ちゃんと出来るか分かんないけど。

739 :名無し娘。:2001/06/18(月) 00:04 ID:ZqVT465g
昌って小学生?なんかそう見える
がむばってください

740 :ラック:2001/06/18(月) 00:48 ID:EblixPmU
やったぁ〜〜ひとみちゃんと二人きりだ〜〜

741 :名無し娘。:2001/06/18(月) 01:55 ID:87WWYlcU
@ノノハ@
 ( ‘д‘)<呼ばんかった?

742 :名無し娘。:2001/06/18(月) 01:58 ID:.Ouu9t6s
( ´D`)y-~~<呼んだれすか?

743 ::2001/06/18(月) 03:13 ID:6AdLHIa.
>>729
予想ができない。

744 :名無し娘。:2001/06/18(月) 06:21 ID:0DDGlwgc
よっしゃ〜。
4泊5日もあるんだから・・・

745 :名無し娘。suzuka:2001/06/18(月) 14:16 ID:CouoP0r2

昌「ちょっと待てよ。」
吉澤「ん?何?ご飯いらないの?」
昌「違うよ。お前修学旅行はどうしたんだ?」
吉澤「…………いいの。」

 やや俯き加減の吉澤が少し気になったが、
 俺は構わず吉澤に質問をぶつけた。

昌「お前楽しみにしていただろ?何で行かないんだよ?」

吉澤「…………授業料納入に回したの……積立金。」
昌「えっ・……」

 ヤバ、何かいけない事を聞いたような………

昌「あ…いや……わる…」
吉澤「いいの別に、昌君と一緒じゃない修学旅行なんて興味ないし。」

 え?

吉澤「アハハ、あんまし気にしないで。」

 何だジョークか、
 ふう…

吉澤「ほら、ご飯用意するから横になって待っていてよ。」
昌「あ………うん………」

 吉澤に言われた通り俺は居間のほうへ足を運び横になって待っていた。

昌「(アイツそんなにやばいのか………)」

 何か吉澤の懐事情を知ってしまった様でちょっと俺は鬱気味だった。

 と、

吉澤「お待たせ―できたよー。」

 吉澤がお粥を持ってきた。

 何だお粥か、
 まあ病人だから仕方ないな。

昌「(さて食いますかな…)」

吉澤「はい、あ〜ん。」

 (・・?) エッ。

746 :豆。:2001/06/18(月) 18:21 ID:ckwBiDvE
よすぃこよすぃこ!!

747 :バビロン補習:2001/06/18(月) 18:29 ID:JhzsJIyI
そんないいとこで終わり?
続きを早く!!!

748 :ラック:2001/06/18(月) 19:34 ID:EblixPmU
ヨッスィ〜に、あ〜んされてる〜

749 :モー娘。板に名無しさん(羊):2001/06/18(月) 20:23 ID:CKnkoJ36
あああああああ!!!!!よ、よっすぃ〜!!!!!
ヨッスィーハァハァ

750 :名無し娘。:2001/06/18(月) 20:34 ID:1xtq.xMA
早く続ききぼ〜〜〜ん

751 :名無し娘。:2001/06/18(月) 20:58 ID:ydAWicAA
いや〜ん、、、いいわ〜。。。すてき〜・・・

752 :名無し娘。:2001/06/18(月) 21:12 ID:xKIDjLa2
suzukaへ
たしか今週だったよな?
試験がむばれよ

753 :名無し娘。:2001/06/18(月) 22:05 ID:1Zf5gvHI
ヨッスィーあんだけ辛く当たられてもアーンするなんて・・・よっぽど昌が好きなんだね

>名無しっぺさん
オリジナル期待してますよ

754 :名無し娘。:2001/06/18(月) 22:05 ID:wODsZ5M.
ひっぱりますなぁ〜〜〜〜〜〜

755 :名無し娘。:2001/06/18(月) 22:07 ID:10J0z7K6
少しずつ彼の対応が優しくなったような気がする・・・。

756 :竹中:2001/06/18(月) 22:11 ID:sf4rIlcg
何か俺まで照れてしまった!!感動した!!

757 :名無し娘。:2001/06/18(月) 22:21 ID:Tmz.W2C.
昌、徐々に心を開き始めてるね・・・そして
それを見てる俺たちも・・・(W

758 :名無し娘。suzuka:2001/06/19(火) 10:00 ID:oqKRr/b.

 ………………何やってんだコイツ、
 飯ぐらい食えるっちゅーに。
 そもそも俺が(^O^)アーンとでもやると思ったか。

吉澤「どうしたの?食べないの?」
昌「……食うけどさぁ、ちゃんと独りで食えるよ。」

 俺は吉澤の持っていたれんげを取り上げ自分の手でお粥を食べた。

昌「ご馳走さん。」
吉澤「あら、もう食べたの?」
昌「食欲はあるから。」

 俺は片付けを吉澤に頼み自分の部屋へ向かった、
 やっぱり横になっていないと何かと辛い。

昌「ふう………動くのはやっぱ辛いなぁ…」

 と、

 コンコン

昌「何?」
吉澤「………………入ってもいいかな…?」

 別に断る理由も無かったので俺は

昌「入れよ。」

 吉澤に入室を許可した。

昌「何だ、吉澤?」
吉澤「あ………あの……」

 なぜか吉澤はもじもじするばかりでちっとも話そうとしなかった。

759 :名無し娘。:2001/06/19(火) 10:21 ID:5HBVqsfM
どきどきどきどきどきどきどきどきどきどきどきどきどきどき

760 :名無し娘。suzuka:2001/06/19(火) 11:13 ID:oqKRr/b.

昌「何だよなんか言えよ。」

 俺の部屋で突っ立ったままの吉澤をせかした。

吉澤「ん…とね………身の回りは私がするから…昌君しなくていいから…」

 何だそんなことか。
 別に俺はするつもり無いって言うか、出来ん。

昌「分かってるよ、お前に任せたよ。」
吉澤「うん、分かった。」

 そう言うと吉澤は出て行った。


―そしてその日の夜、

昌「じゃあ寝るわ。」

 俺の部屋にいた吉澤にこのことを伝え、部屋の電気を消そうとした

 が、

吉澤「ちょっと待って。」

 そう言い吉澤は自分の部屋へ向かった。
 何だ?

吉澤「…よいしょ……」

 吉澤は自分の部屋から布団を持ってきた、
 なぜ?

吉澤「私、昌君の部屋で寝るね。」

 なにぃ?

761 :名無し娘。suzuka:2001/06/19(火) 11:15 ID:oqKRr/b.
>>752
別にこっちにカキコしなくても、アッチでいいのに。

762 :おじゃる○:2001/06/19(火) 17:40 ID:IACltGFQ
そこはかとなくドキドキする話じゃ〜〜

763 :モー娘。板に名無しさん(羊):2001/06/19(火) 19:30 ID:3vLM7k1k
ぐはぁぁぁああああ!!!つ、ついにこの時が…
ヨッスィーハァハァ

764 :ラック:2001/06/19(火) 20:16 ID:79gTAZaU
昌、これは断れねえだろぉぉぉ〜〜〜

765 :名無し娘。:2001/06/19(火) 20:50 ID:GqJgihHI
んん〜、大胆ですなぁ、吉澤。

766 :名無し娘。:2001/06/19(火) 21:06 ID:o0hgijDw
つっ・・・つづき〜!!!!

767 :Ash:2001/06/19(火) 23:13 ID:nVonZbxM
俺はライブのリハーサルで疲れ果てたまま車を家へ走らせた。
家までは三十分ってとこかな。今お気に入りの曲を流しながら家についた。
今日もだるそうにドアのカギを開ける。「ガチャ」中に入ると見知らぬ女の子
がいた。彼女は全裸だった。とりあえずあわてて自分の服を着せる。
彼女には俺の服はやはり多き過ぎた。ダボダボどころか屈むと胸がのぞくだろう。
彼女をゆすって声をかけると意外と簡単に起きた。僕は「名前は、どうして
ここに居るの?」などと聞くと「矢口、矢口真里」と言った。どうやら自分の
名前以外はなにも覚えていないらしい。こうして矢口と僕の生活は始まった。

768 :名無し娘。:2001/06/20(水) 00:19 ID:cTHf.hts
新作だぁ〜!まりっぺ登場なのね。わくわく!

769 :Ash:2001/06/20(水) 09:14 ID:l9F4kA3o
俺は疲れていたのでそのまま眠りについてしまった。
小鳥のさえずりが聴こえる。どうやら朝がきたみたいだ。
俺は昨日のことは全く覚えていなかった。「トン、トン、トン」
何故だかキッチンの方で音がする。俺はそーっとキッチンに入ると、
「あっ、起きたんですね。おはようございます。」と、矢口は飯を作っていた。
(そういえば、昨日帰ってきたらこの子がいたんだよな)びっくりしたのを
隠しながらパソコンを起こしてぼーっとニュース欄を見ていると、
「はい、できましたよ。」と一言。食べてみる。あまり美味くは
なかった。(まあ、昨日来たばっかだしな)そう感じながら飯をたいらげた。
そしてまたパソコンを見ていると「お仕事行かなくていいんですか?」と矢口が
言った。そうだ、今日は某音楽雑誌のインタビューを受けるんだった。
急いで洋服に着替え玄関のとこまで行くと矢口が見送りをしてくれた。
「いってらっしゃい。」となにげない一言俺は今までどうしてもやってみたい事が
あった。勇気を出して言ってみた。「い、いってらっしゃいのキスは?」

770 :名無し娘。suzuka:2001/06/20(水) 12:37 ID:lIcFHuOU

吉澤「一緒の部屋で寝れば、もし昌君が夜中に何かあっても大丈夫でしょ?」
昌「………別に大丈夫だよ…お前自分の部屋で寝ろよ。」
吉澤「何よ、なんか私がここで寝るとなんか悪いの?」

 …って言うかさぁ、男と一緒に寝るって抵抗感無いのかい?
 俺はあるんだよ。
 (俺がお前になんかしたらどうするんだよ……・………しねぇけどさぁ…)

昌「何か…………やだ。」
吉澤「そんな子供みたいなこと言わないの、体調悪いんだから…」
昌「………」

 何かいつものように吉澤に強いことが言えない……
 体調悪いからかな…

吉澤「はい、寝よ寝よ。(プチッ)」

 吉澤は電気を消し、そのまま眠りについた。

 最初俺は寝付けれなかったが、しばらく時間が経ったらいつの間にか寝てた。

771 :名無し娘。suzuka:2001/06/20(水) 12:39 ID:lIcFHuOU

昌「(………………ん………今何時だ…?)」

 夜中俺はふと目がさめた。
 吉澤は寝てる。

昌「(………体が………)」

 急に体が痛くなり、熱っぽくなった。

昌「………うっ…………」

 あまりもの辛さに思わず声が出てしまった、
 やばい。

吉澤「…………………………どうしたの……?」

 俺の声に気付いたのか吉澤が起きた。

昌「……………」

 あまりもの苦しさに吉澤にかける声が出ない。

吉澤「……だから言ったじゃない………どこが悪いの?」

 急に体が痛くなり、熱っぽくなったことを何とか吉澤に説明した。

吉澤「……ちょっと待ってね……水枕換えてくるから………」

 そう言い、吉澤は俺が枕にしていた水枕を持っていった。

昌「………………………………………(早く来ないかな)…」

 実際4分くらいで吉澤は帰ってきたのだが、
 俺はその4分間が非常に長く感じられた。

昌「(早く来てくれ…………吉澤……)」

772 :名無し娘。suzuka:2001/06/20(水) 12:41 ID:lIcFHuOU

吉澤「はい、換えてきたよ。」

 吉澤が帰ってきた、待ちわびたよ。

 そして吉澤は汗だくの俺の顔・体を濡れたタオルで拭き始めた。
 別にそこまでしなくてもいいと思ったのだが、今の俺には喋る気力も無く
 吉澤のされるがままだった。

吉澤「すごい汗だくだよ…………着替えないと……」

 そう言うと吉澤は手早く俺の上半身を裸にし、着替えさせ始めた。
 俺はまるで着替えが出来ない幼稚園児みたいに吉澤に服を着せてもらっていた。

 さすがに下まではやらなかったみたいだ。

吉澤「あとは?」

 もうここまで来たら吉澤にとことん甘えよう………って言うか俺は何も出来ない。

 俺は体の痛い所を伝えその所を揉んでもらい、
 なおかつおでこに当てていたタオルを変えてもらっていた。

昌「………………うっ………」
吉澤「大丈夫だよ、私がいるから。」

 とまあ俺が苦しむたびに吉澤が間髪いれずに声をかけてきた。

 そんなことを吉澤は俺が眠るまで続けてくれた。

773 :名無し娘。:2001/06/20(水) 12:45 ID:TsxZZkaE
↑この作品が毎日更新されるのが楽しみでしょうがないよ〜
最高だね!
昌はもう吉澤の事が嫌いではなくなったんやね
最初は超ー嫌ったけど・・・
早く更新されんかな〜

774 :名無し娘。:2001/06/20(水) 16:15 ID:Xp4ntSdE
ちっくしょう、また小説スレ、いくつか消えちまったぜ。
はぁ、続き書かないのかなぁ。ここは毎日誰かがレスするなり
小説書くなりしてるから大丈夫だろうけど。
しかし、ホント突然だったべ。

775 :ベタファン:2001/06/20(水) 16:19 ID:ZVwcZjN6
頑張って。age

776 :名無し娘。:2001/06/20(水) 23:35 ID:IPhTWQIA
ヨッスィーの看病イイ!

777 :代打名無し娘。(背番号88):2001/06/21(木) 00:32 ID:XiERlopo
献身的なよすぃこ萌え〜(;゜〇゜)

778 :ラック:2001/06/21(木) 01:02 ID:7mJvf2eM
よっすぃーインフルエンザうつちゃうよ〜〜

779 :名無し娘。suzuka:2001/06/21(木) 12:03 ID:NsjFITYg

 ―そして朝

昌「(……………朝か…)」

 カーテンから漏れる日差しで俺は目がさめた。

昌「(…………痛くない…)」

 まだ熱はあったが、体の痛みはすっかり引いていた。

昌「(……吉澤は……………………………………?)」

 ではその吉澤はと言うと


吉澤「(……スー………………スー………)」

 自分の布団ではなく、俺のベッドに寄りかかって寝ていた。

昌「……………………悪かったな吉澤…………………ゆっくり寝てくれ…」

 俺は寝ている吉澤に声を掛け、ベッドに寄りかかっている吉澤を布団まで動かした。

昌「おやすみぃ…………」

 俺は吉澤を起こさないようにそぉーっと部屋を出て行った。
 

780 :ゴビンダ28号:2001/06/21(木) 17:44 ID:O/KGQy3U
昌君、いままでいじめた分、いっぱいやさしくしてやれyo!

781 :ラック:2001/06/21(木) 18:31 ID:ghh6.5MQ
昌君が、よっすぃーに優しくなってきた〜

782 :名無し娘。:2001/06/21(木) 19:34 ID:csF4ST6A
どう考えても、吉澤に伝染るだろうな。
昌、ちゃんと看病してやれよ。

783 :名無し娘。suzuka:2001/06/21(木) 20:35 ID:B0cP3AAQ

 俺は独りで朝食を取り、居間でくつろいでいた。

昌「ふぅ……………」

 一体吉澤は何時ぐらいまで俺の面倒を見ていたのだろう?

昌「…………?」

 わかんねぇ、分からないことだらけだ。

昌「そもそも…………」

 そもそもなんであそこまでして俺のことを………

昌「…………わかんねぇ…」

 だよな、分かるわけねェよな…

 そんな悩んだって分かるはずが無いことを考え悩んでいると…


吉澤「まさしく〜ん………いるの?」

 吉澤が起きてきたようだ。

昌「おう、起きたか。」
吉澤「朝食は?」
昌「食ったよもう。」
吉澤「ごめん…………起こしてくれればよかったのに…」
昌「何言ってんだよ………いいよ、もう。」

 さすがにこの時ばかりは吉澤を責めるわけにはいかなかった。

784 :名無し娘。suzuka:2001/06/21(木) 20:36 ID:B0cP3AAQ

昌「悪かったな、夜中に……」
吉澤「ううん、病気なんだから仕方ないよ…」

 ………ん?そういえば俺、

 吉澤にわびを入れたことって……初めてだよな…

吉澤「で、体のほうは大丈夫なの?」
昌「いや、まだ熱のほうはある。
 でもな、体の痛みもお前のおかげで無いし、
 さっき座薬入れたから熱のほうも何とかなるだろう。」
吉澤「そう…………よかった。」

 ほっとする吉澤を見て俺は胸の詰まる思いがした。

 なぜだ?

昌「寝てろよ………あんまり寝てないんだろ。」
吉澤「ううん平気、大丈夫だから…」
昌「そんな無理したら今度はお前が体壊すぞ。」
吉澤「そーなったら今度は昌君に面倒見てもらおうっかな?」
昌「ハハハ………そうだな…」

 ………吉澤に対しての態度が変わりつつあった俺だが、
 会話中はずーっと吉澤の胸ばかり見ていた。


 何でかって?


 ………………だって2つほどなんか“突起物”があったんだもん………

785 :名無し娘。:2001/06/21(木) 20:39 ID:xpbC9NZk
こらっ!そんなとこ見てるんじゃない!俺も見たいのに!

786 :豆。:2001/06/21(木) 21:38 ID:aySgFADk
あらやだ。
昌ったらよっすぃ〜を女として見始めてるのね。。。

787 :名無し娘。:2001/06/21(木) 23:09 ID:gjTx06jo
たまりません・・・・。

788 :ラック:2001/06/21(木) 23:14 ID:ghh6.5MQ
よっすぃーの胸ポチか〜
たまんね〜〜〜〜〜

789 :名無し娘。:2001/06/21(木) 23:15 ID:gjTx06jo
まさか、ソフトエロに突入してくれるとか・・・・?

790 ::2001/06/22(金) 00:31 ID:V1ctw2s6
まさかの展開はやめてくれ。
吉好きだから。

791 :Ash:2001/06/22(金) 02:34 ID:X5LR5DVs
769の続きです。

「いってらしゃいのキスは?」と俺が言うと「えっ、なにそれ?」と返されて
しまった。(そうか、昨日来たばっかなんだからな・・)矢口はキスなんて
知るはずもなかった。俺は少し残念に思いながら玄関を出た。
でも矢口が満面の笑顔で俺を見送ってくれたから別によかった。

792 :名無し娘。:2001/06/22(金) 06:17 ID:woxd0i2c
激エロはやめてくれ。
せめて軽いエロに・・・

793 :おじゃる○:2001/06/22(金) 19:28 ID:Wbqsg2Us
待ちきれないでおじゃる〜〜〜

794 :名無し娘。:2001/06/22(金) 23:53 ID:Qx2ZRwuo
美しいエロに・・・・

795 :名無し娘。:2001/06/23(土) 00:45 ID:7RFB4TEI
そろそろ、新スレ移行時期がきたな。
過去(放置中)の作者さんもついて来るように(ワラ

796 :名無し娘。:2001/06/23(土) 04:19 ID:qiD452mM
吉澤には「もう何見てるのよ」とか言って恥ずかしそうに胸を隠して欲しい

797 :代打名無し娘。(背番号88):2001/06/23(土) 13:12 ID:0yaksRxY
それで
「……みたい……?」とか言って欲しい

798 :名無し娘。:2001/06/23(土) 13:26 ID:VEgXoHwI
そろそろ新スレ立ち上げ?

799 :名無し娘。:2001/06/23(土) 14:47 ID:/44q9GRw
ベタage

800 :名無し娘。suzuka:2001/06/23(土) 17:55 ID:OyDSIsRs
( 0^〜^0 )<800げっとぉ〜

801 :名無しっぺ:2001/06/23(土) 18:22 ID:HJBTSvxc
中澤で、新しいのが出来たけどいかーっすか?
現実の姐さんとはえらいキャラかわってもうてますけど。

802 :名無し娘。 :2001/06/23(土) 19:26 ID:Fu1cQjY2
>>801
全然OK。楽しみに待ってるぞ!

803 :名無し娘。:2001/06/24(日) 01:28 ID:Bb/OWtzk
>>800
ゲットもいいけど、更新してくれ(w

804 :名無し募集中。。。:2001/06/24(日) 09:53 ID:T2nk4Zc2
期待上げ

805 :マニア:2001/06/24(日) 10:05 ID:F8GJnn.k
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806 :医者:2001/06/24(日) 11:48 ID:vQ549Ac.
>>772
汗だくになってるなら熱はないはずです。
昌君は仮病を使っています。

807 :名無し娘。:2001/06/24(日) 12:13 ID:gZzEYhW.
>>806
気にしない、気にしない

808 :名無し娘。suzuka:2001/06/24(日) 17:01 ID:fllGOmlg
>>806
ごめんね表現が的確じゃなかったみたいだね。

“汗ばんでいる”という表現が正しいかな?

(昔インフルエンザになったことがあるけど…)

809 :名無し娘。:2001/06/24(日) 17:48 ID:Ug6nar8s
800逝ったし、そろそろ新スレ立ててはいかがかな?

810 :名無し娘。suzuka:2001/06/24(日) 18:17 ID:fllGOmlg

 その後俺の熱もだいぶ下がり平熱近くにまでなり、
 その日の夜のことだった。

昌「俺寝るわ。」

 体の痛みも引き、熱も下がったが、さすがにまだ普通に生活は出来なった。

吉澤「まってぇ〜」
昌「ん?なんだぁ?」

 俺が2階に行こうとしたら吉澤が呼び止めた、

 と同時に俺も吉澤に言うことがあったことを思い出した。

昌「あのさぁ、まだ復調とはいかないけどもう大丈夫だからさぁ……」
吉澤「うん?何?」
昌「お前はもう自分の部屋で寝ろよ。」

 まぁ一応そう言ってみた。

吉澤「何いってんのよ、まだ不安があるんだから昌君の部屋で寝るよ。」
昌「……って言うかさぁ、お前にインフルエンザが移ってないか不安だよ…」

 インフルエンザの俺に付き添っていたのだからそう思っていたというのと、
 移らないようにという意味で俺はこう言った。

 だが、

吉澤「へーっ、心配してくれてんだぁ……」
昌「(………そうとらえるのかよ…)」
吉澤「と・に・か・く、まだ完治してないんだからね!」

 そして今日も吉澤は俺の部屋で寝た。


新スレ
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811 :名無し娘。:2001/06/27(水) 19:36 ID:.MTO8pnk
aaa

812 :くそったれ娘、:2001/07/01(日) 00:28 ID:S3LrEHDA
( ´D`)y-~~<晒しage

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