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サスペンス小説「それいけミニモニ探偵団!!」

1 :大河好き:2001/04/29(日) 17:24 ID:0ss7tpk6
サスペンス小説書きます 手に汗握る展開に乞うご期待

130 :大河好き:2001/05/25(金) 16:47 ID:WYdK3wAM
>>111の続き

「全部しっとるんやで」
つんくのこ言葉に、後藤は戦慄が走った

別に後藤は完全犯罪などしようとなどとはハナから思ってなかった。

"いつしかバレることもあるだろう"と、殺人に対して覚めた感情を持っていた

松浦も決して憎くて殺したわけではない ただ今のうちに殺しておかないと後で後悔するかもしれない という曖昧な不安から殺したのだ

後藤は松浦亜弥のことを憎んではいなかった。むしろ好きだった。自分より下にいる限りは・・・

しかしあの日、ミュージックステーションでランキングが発表された日、松浦は自分より上にいた

「あたしの大好きな松浦があたしを追い抜いた・・・」
このジレンマが後藤の殺意に火を点けた。

いや『殺意』というよりは『復旧』といったほうがいいかもしれない

後藤の中では松浦を殺すことは、松浦を死なせることではなく、後藤真希が後藤真希であるために『復旧』することだった

後藤にとって松浦亜弥の殺害は、壊れたものを元にもどす作業に過ぎなかったのである

後藤はそんなふうにこの殺人を捉えていたようだ、無意識のうちに・・・

「バレてもかまわない」
後藤はそう思っていた

しかしそれは『自分の親しい人達によって』 というものであった

決して自分の嫌っている人 自分の憎んでいる人によって暴かれたくはなかった
「よりよって こんな人に・・・」
後藤は歯軋りした

つんくは後藤に言った
「わしな、見てもうたんねん お前がな、松浦叩き落とすトコ・・・」

131 :大河好き:2001/05/26(土) 19:41 ID:tnk.4S8s
>>130の続き

「わしな、お前が松浦をビルから落とすとこ見とったんや・・・」
このつんくの言葉に後藤は動じなかった
(こんなヤツ、今すぐブッ殺してやる!)

事件の事を知られてしまったのは別に構わない。しかしこの男が、自分に向かって嬉しそうにいっているのが気に食わなかった

後藤はバッグの方に目やった

(あの中には、まだモンキーレンチが入っている・・・)
後藤の頭のなかで、急速につんくの殺害計画が組み立てられていった

「わしがな、たまたまあの夜テレビ局から帰ろ思て車で走っとったんねん。そしたらあの工事現場の側通った時な、上からなんか声がしよったんねん・・・」
後藤はつんくの話しに全く耳をかた向けず、ただひたすらつんくの殺害計画を練っていた

どうやってつんくを殺すか、どうやってつんくの死体を始末するか・・・

「でな、最初は気にもせんと通り過ぎよう思たんやけどな、ちょっと気になったんねん。それで戻ってきたら例のあの光景や・・・トラックが派手に牽き殺しよったな」
このつんくの話しに後藤はただ黙っていた

しかし後藤の頭の中ではつんくの殺害計画がほぼ完成つれていた

「でもな、俺はな後藤・・・」
つんくの表情が重くなった
「何ですか?」

「俺な、この事はずっと黙ってよう思うねん」
と、つんくは言い放った

後藤の思考がこの時ピタッと停止した

132 :大河好き:2001/05/27(日) 06:28 ID:19Gxyyi6
>>131の続き

「わしな、この事ずっと黙てよ思うねん・・・」
つんくは言った

「松浦には悪い思うけどな、しゃーないやん? わしにとってな娘はやっぱ大事な存在や、こんな事で解散とかして欲しゅうないしな・・・」
後藤はずっと黙って聞いていた

「これは事故や、そうやろ後藤?」

後藤はどう返事したら良いのか判らなかった
ずっと黙ったままだった

つんくは俯いたままの後藤をじっと見ていた

後藤はつんくに目を会わせることなくゆっくりと立ち上がった

「わしなぁオーディションで後藤見た時からずっと考えとったんねん」

後藤は窓辺に立ちカーテンをそっと開けた
夜の東京が輝いていた

その時後藤の背中につんくが抱き着いてきた!
「なぁ後藤・・・わしの気持ちわかっとるやろ?」
後藤の全身に鳥肌が立った
つんくの熱い息が後藤の耳にかかった
後藤の額に汗が溢れ出した

「あっ・・・あっ・・・あぁ」
後藤の脳裏に忌まわしい記憶が蘇った
そう・・・あれはまだ後藤が小学生の頃
周りの小学生たちより少し大人になっていた後藤
胸の膨らみに戸惑いを覚えたあの頃
まだ心も体も清かったあの頃・・・

ある朝突然それは壊されていった
後藤か洗面台で歯を磨いていた時
黙ったままの父が後藤の後ろに立っていた
そして父はハブラシを持ったままの後藤に後ろから抱き着いてきた

小学生の後藤は恐怖した

体が動かなかった

父は後藤の耳に熱い息を吹きかけていた

その時、後藤の目の前には一本のカミソリがあった




「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
つんくは後ろに倒れ込んだ、顔は血で真っ赤に染まっていた

後藤の手には割れたグラスがつんくの血を滴らせていた

「ああぁぁぁ ああぁぁぁ!!!」
つんくは顔を両手で押えて床をのたうちまわっていた

後藤は冷たい目でつんくを見ていた

133 :大河好き:2001/05/27(日) 08:15 ID:ZIaMkoUw
>>132のつづき

どれ位時間が経ったのであろうか 一分なのか一時間なのかあるいは一日なのか

後藤には判らなかった

ただ気がついた時には後藤は血に染まったモンキーレンチを右手に持ち、頭を打ち砕かれたつんくをじっと見つめていた

後藤はまだ少し夢心地だった

「ああ また殺っちゃった・・・」
後藤はかつて父親にもした時のことを思い出した
「あの時は気がついたら耳も鼻も唇もなかったわね・・・」

トントン

誰かがドアをノックした

辻希美は後藤真希に明日のスケジュールを連絡しなければいけなかった
「もう さっきから全然返事がないわね!」
辻はこの部屋のカードキーを取り出した
「きっとマキちゃん寝ちゃってるのね! 勝手に入っちゃおっと!」
辻はサッとカードを引き、そしてそーっとドアを開けた
「お邪魔しまーす!」
辻は部屋の中へ入った

「暗いわね やっぱりマキちゃん寝てるんだね」
辻はスタスタと中へ入って行った

辻はベッドルームに入って行った
「マキちゃんおっはよー!」
辻は思いっきりベッドのシーツを矧いだ
「あっ!!」
そこには後藤真希はいなかった

替りに顔の潰れた死体が横たわっていた

「ツジちゃん・・・」
部屋の角から後藤の声がした
「マキちゃん・・・」

後藤はまだ右手に血の着いたモンキーレンチを持ったままだった

「マキちゃん これって一体・・・」

後藤はゆっくり辻に近付いた
「事故なのよ これは事故なの・・・」
後藤は夢を見ているように辻に言った

134 :大河好き:2001/05/27(日) 13:36 ID:19Gxyyi6
>>133の続き

「ツジちゃん・・・わかるでしょ」
後藤は辻にゆっくりと歩み寄った 右手にまだ血塗のレンチを握ったまま

辻希美は後藤に催眠術でもかけられたように体が動かなくなってしまった

後藤は膝を着き、辻を柔らかく抱きしめた
「これは事故なの・・・」
そういって後藤は辻の喉元をゆっくりと嘗め廻した

辻の顔は恐怖で青ざめた、しかしやがて後藤の舌使いに辻の顔はしだいに恍惚に変っていった

そして後藤は辻の唇に自分の唇を合わせた
「口を開けなさい・・・」
辻はこの後藤の囁きに、口をそっと開いた

後藤は辻の小さな口に自分の舌を入れた

暫く二人は舌先のやりとりをしていた

「はあっ・・・」
辻はため息をついた

「さあツジちゃん あたしの言う事を聞きなさい」
辻は朦朧としながら小さくうなづいた
後藤はつんくの死体をベッドから引きずり下ろした
そしてその死体を窓際まで寄せると・・・

ガシャン!!

レンチで窓ガラスを割った
「さあツジ この死体をここから落とすのよ!」
後藤は辻にそう言うと、死体にレンチを握らせた

「ええ・・・でも」
辻はためらった

「アタシの言う事が聞けないの! 」
後藤は叫んだ
「ここから落として自殺に見せかけなきゃ、あたしは刑務所に入れられてしまうのよ それでもいいの!」

後藤と辻の二人はつんくの死体を引きずり、そしてホテルの窓から外へ放り投げた

レンチを握った死体は夜の東京に消えていった

135 :名無し娘。:2001/05/27(日) 18:40 ID:G36.lc0Y
え?ミカが出ないのはいいとして、ミニモニ探偵団なのに辻が共犯?
題名ミスったと思ってるでしょ。>大河好き

136 :まだダメ:2001/05/27(日) 20:34 ID:nQywkWiQ
 ども。更新ペースいいDEATHね。

>>135
 スルドイ突込み(ワラ)?

137 :大河好き:2001/05/27(日) 21:49 ID:ZIaMkoUw
>>!35 ああっ そうかミカもミニモニに居たんだっけ
マジに忘れてたよ

どうやってと登場させよう・・・確かに題名ミスったな、イヤしかしなんとかなるでしょう

>>!36 いつもレスありがと さてこの後どうするべきか・・・行き辺りバッタリの小説であります

138 :大河好き:2001/05/28(月) 14:34 ID:2ZamZV8E
age

139 :大河好き:2001/05/28(月) 14:39 ID:2ZamZV8E
age

140 :大河好き:2001/05/28(月) 14:44 ID:2ZamZV8E
age

141 :大河好き:2001/05/28(月) 20:31 ID:gXrMmPhw
agannai

142 :大河好き:2001/05/29(火) 18:53 ID:PoG7HI8M
age

143 :大河好き:2001/05/30(水) 19:01 ID:6Ywrl6rQ
age

144 :名無し娘。:2001/05/31(木) 02:56 ID:CylYjMik
クソスレに認定されたのでしょうか?

145 :大河好き:2001/05/31(木) 06:13 ID:kCAyWv9M
>>134の続き

次の日の朝、ソニン刑事は松浦亜弥の指紋が検出された建
設現場に来ていた

「凄い工事現場ね、なんか『ビル建設』とゆう表現よりは
『都市建設』といったほうがいい感じね」

ソニンはここが再開発地区であるとはまだ知らなかった
「あのビルは完成したら一体どんなビルになるんです
ねぇ?」
ソニンはこの工事現場を案内してくれている現場監督に尋
ねた

「あれはですね、用途は一様ではないのですが、主に『大
使館』として使われる予定です」
監督は現場の中でもひときわ大きなこのビルを指さして
言った

「大使館ですか、ええっとつまり貸し事務所みたいな感じ
の大使館が中に入るわけですね?」

「そうです、詳しい話しは私共も聞いてはいないのです
が、この東京は不動産が高いですから、貧しい発展途上国
の大使館なんてのは土地を買うことを諦めて、皆、都内の
安いビルの中の一室を借りて大使館を運営していたみたい
なんですがよ」
「ああ そうなんですか」
「でも、やはり不便だったんでしょうね、みんな都心から
遠い所に大使館を置いていたんですよ。でも皆さんは、な
にか緊急の連絡などがあった場合、すぐに外務省やら総理
府に駆け込めるくらいの近いところに大使館を作りたがっ
ていたんですね、それで政府の指示でこれらの大使館を優
先的にこのビルを使わせるようにしたんですよ」

「ああ なるほどね確かにここは霞ヶ関にも永田町にも近
いですからね」
ソニンは頷いた

その巨大なビルに、これまた巨大なクレーンが鉄骨を持ち
上げていた
「なんか巨人の国に来ているみたい」
ソニンはまだ、鉄の鋼がむき出しのビルを見て言った

ウィィィィィン

その時サイレンが鳴った
「ん? まだお昼には早いのでは?」
ソニンは言った

「これはお昼のサイレンじゃないんですよ」
監督が言った
「これはお祈りの合図です」

現場で働いていたイスラム系の労働者たちが一斉にひざま
づいた

146 :大河好き:2001/05/31(木) 08:06 ID:.VHmxmz.
>>145の続き

「あのビルを拝んでいるんですか?」
ソニンは労働者達がビルに向かって一斉に頭を下げている様を見て言った

「いえいえ、そうじゃないんですよ、あのビルのある方角が彼らの聖地『メッカ』のある方角なんですよ」

その建設現場は巨大な礼拝所と化していた
「壮観ね・・・」

その時ソニンの携帯電話が鳴った
「はい、ソニンですけど」

労働者達の短い祈りが終わり、また建設現場が動き出した。
大使館ビルにまた巨大な柱が持ち上げられていた

「はいっ はいっ あっそうなんですか!!」
ソンンのこの言葉に監督は只ならぬものを感じた
「どうしましたか?」
ソニンは携帯を切ると言った
「ええ今大変な事が起こったんです 殺された松浦のプロデューサーのつんく氏が自殺したそうです この近くのホテルで・・・」
ソニンは急いで携帯をしまうと走り出した
「じゃどうも、ありがとうございました!」

ソニンが走り出したその時

「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

労働者達が一斉に叫んだ

なんとクレーンで持ち上げた鉄柱に死体がぶら下がっていたのだ

酒ビンを握ったその死体は空中をゆらゆらと揺れていた

147 :大河好き:2001/05/31(木) 12:29 ID:.VHmxmz.
>>146の続き

矢口真里はずっと気になっていた
いつもはすぐに矢口に絡んでくる辻が、今日はなぜかとても大人しいのだ
遊び相手の加護に対してもなぜか虚ろな態度しか見せていなかった

「ツジ、今日は体の調子とか悪いの?」
矢口は辻の肩にそっと手を置いた
辻希美はハッとしたように顔を上げた
「いいえ そんなことないですよ・・・」
まだ辻の目は虚ろなままだった

「あっそう ならイイけど」
矢口はキッと辻を睨んだ
「今日の生本番、ミスっちゃダメよ ミニモニの新曲なんですからね!」

今日は『ミュージックステーション』の出演の日だった。矢口 辻 加護そしてココナッツ娘のミカの4人は、今日はミニモニとして出演するのだ

「今日は応援しに来てくれているのよ」
矢口は辻に言った
「ああ そうなんですか・・・」
辻はまだ朦朧としていた
「誰が来ていると思う ツジ?」
「うぅぅ わからないです」

「ごっちんよ」
この言葉に辻の目の焦点がさっと矢口の顔に定まった
矢口はこの辻の変化を見逃さなかった
「後藤さんですか・・・」
辻の顔が蒼ざめていった

辻は急に周りをキョロキョロ見回しだした
「今、来てるんですか?」
辻は矢口に尋ねた
「まだよ、ごっちんが来るのは本番が始まってからよ」

「じゃちょっとアタシ、タモリさんとこに挨拶に行ってくるわ」
矢口は部屋から出ようとした
「待って下さい!!」
辻が叫んだ
「どうしたのツジ?」

「ツジも一緒に連れてって下さい」
辻希美は矢口真里の袖をギュッと握りしめていた

148 :名無し娘。:2001/06/01(金) 00:21 ID:3/zxLby.
ムスリムの人達は話に関係あるの?
それとも、富山の事件を絡ませてるのか?

149 :大河好き:2001/06/01(金) 03:20 ID:6PprRCqE
age

150 :大河好き:2001/06/01(金) 11:28 ID:tKF9dvu6
>>148 いや富山の事件とは関係ないが、この工事現場にムスリムが多いという状態を、なんらかの形で事件解決に結びつける予定です

う~んわれながら厄介な伏線を張ってしまったかもしれない

151 :大河好き:2001/06/01(金) 12:06 ID:6PprRCqE
>>147の続き

矢口と辻は『ミュージックステーション』の司会者タモリの所へと挨拶をしに行った

「こんにちは」
矢口がタモリに言った
「ああ 今君達の事話してたんだよ!」

タモリは楽屋でソファーに座り、テレビに見入っていた
「つんくが自殺したんだってな!!」

「えっ!!」
矢口は言葉を失った
テレビには、まだつんくがシャ乱Qで活躍していた頃の写真が、つんくの本名の『寺田光男』を添えて画面に映っていた

『享年 三十二歳でした・・・』
アナウンサーの声はしんみりと名プロデューサーの死を伝えていた

「あたし全然知らなかったわ・・・」
矢口はポツリと言った
「辻も知らなかったのか?」
タモリは辻に尋ねた

「・・・・・・」
辻は黙ったままだった

タモリもマズイ質問をしてしまったと思いサッと話題を変えた
「まあ 本当に大変な事になったけど、今日の歌頑張ってな!!」
タモリはミニモニを励ますことで話しを打ち切った

帰りの廊下で矢口は辻に言った
「大変な事になっちゃったわね」
「・・・はい」
辻は小さな声で言った

「もしかしたら、うちらミニモニの曲がつんくさんの遺作になっちゃったのかもしれないわね・・・」
矢口はそう言うと、辻の方をチラっと見た

辻の顔は恐怖で蒼くなっていた

「おつかれさまです!」
辻の目線の先には後藤が立っていた

後藤はまだつんくの死を知らないのだろうか
笑顔で後藤は手を振っていた

152 :大河好き:2001/06/01(金) 16:01 ID:tKF9dvu6
>>151の続き

辻は後藤の姿を見て体を凍らせた
「ツジ どうしたの?」
矢口は震える辻に声をかけた

辻の脳裏に、後藤に喉元を嘗められた記憶が蘇った

あのときの後藤は辻の喉元を嘗めていたというよりは 喉元を噛み切らんとしている猛獣のように見えた

後藤が笑顔で辻を見ているその目は、いまにも襲いかからんとしている猛獣の目になっていた

「ツジ どうしたの震えて?」
矢口は辻の肩をゆすった
「うう ううんなんでもない」
辻は首を振った

「辻ちゃん ちょっとお話しがあるの来てくれる?」
後藤は笑顔で辻に話し掛けた
「はっ・・・はい」
辻は顔を蒼くしたまま言った
「じゃ一緒に行きましょう あっちの部屋へ・・・」
後藤は辻の肩に手を回した

「ちょっと待って!!」

矢口真里が声を上げた
「ちょっと待って後藤!!」
矢口は辻の手を引いた

「どうしたの突然、矢口さん?」
後藤は言った
「辻は今すぐリハーサルに行かなきゃいけないの 話しは後にしてちょうだい!!」
矢口は辻の手を引いて、ツカツカとその場を立ち去った

「矢口さん・・・」
辻はつぶやいた
「辻! あたしに全部話すのよ 全部」

153 :大河好き:2001/06/01(金) 19:41 ID:6PprRCqE
>>152の続き

ソニン刑事はクレーンで地中から引き上げられた死体を見つめていた。
「誰かがこの死体をここに隠したのかしら?」
ソニンは死体がぶら下がっていた鉄柱を見た

「この柱はどれくらいこの現場に置いてあったものなんですか?」
ソニンは現場監督に尋ねた
「そうですね 約一か月位です」
監督は答えた
「いつ頃から、地中に埋めてあったんですか?」
ソニンは尋ねた
「そうですね、約一週間位前からです」

ソニンは更に聞いた
「あの死体に見覚えはありますか?」
「いいえ ありません」
ソニンは頭を抱えた ここの労働者ではないのに、なぜここに死体があるのか

その時一人のイスラム系の男の労働者が言った
「刑事さん 大丈夫ですよ この死体が地中から出てきたとうことは、犯人が現れるのも、もうすぐですよ」
と男は言った
「唯一の神がこの男を掘り出したのです」

154 :名無し娘。:2001/06/01(金) 22:40 ID:xEt2aRYM
>>150
おいおい、考えてないのかよ。
ちゃんと解決するか心配になってきたぞ(w

155 :名無し娘。:2001/06/01(金) 23:50 ID:V/u8VORU
>>154
まぁ何とかなるとおもうっぺよ。
ただ、>>153の最後はちょっと無理が・・・・。

156 :大河好き:2001/06/02(土) 11:18 ID:2slGdrNI
>>154 もうストーリーを考えるのも面倒くさくなってきたので、この辺で一気にエンディングまで持って行きたいと思います 果してどれだけの伏線を使うことができるのやら

>>155もうそのとうり 言い訳しません

157 :大河好き:2001/06/02(土) 12:03 ID:sVVO69S2
>>153の続き

後藤真希とミニモニは、テレビ朝日のスタジオにいた

「ミニモニと後藤にはね、ほんとに今日は残念な一日に
なってしまいましたが・・・」
司会のタモリは慎重に語った

つんくの死についてタモリもミニモニも後藤も、具体的に
『自殺』という言葉は使わなかった

「ええ 本当につんくさんはアタシたちの恩人ですから
ね」
矢口真里も、しめやかに語った

「後藤も本当に残念だったよね」
タモリは今度は後藤に振った
「ええ ほんとに 今でもどうしてこんな事になってしまっ
たのか、わかんないですね・・・」
後藤は目に涙を浮かべながらつんくを偲んだ

「ではさっそくミニモニに歌ってもらいましょう これが
恐らくつんくの遺作となるんでございましょうかねぇ?」
タモリは矢口に尋ねた
「そーみたいですね 」と矢口は言った

「つんくさんも まさかこれが最後の曲になるとは思わな
かったでしょうね」

誰が言った?

後藤はこの言葉にハッとなった
(今の言葉を言ったのは誰?)
後藤はミニモニのメンバーを見た

辻か いや違う 矢口? 加護? いやそれも違う

「この曲が最後になるとは思わなかったでしょうね つん
くさん」

ミカが言っていた あの太陽のようなまぶしい笑顔で、そ
の言葉をミカが言っていた

(辻のやつミカに話したな いや他のメンバーにも話したか
もしれない)

後藤の胸の中は、なにかドス黒いものが渦巻いていた

「では曲の方、お願いいしまーす 曲のタイトルはなんで
したっけ?」
タモリはアシスタントの武内アナに尋ねた
「このミニモニの新曲のタイトルはですね当初は『地球は
デッカイかくれんぼ』というタイトルだったんですが、今
日ミニモニのメンバーの希望によりましてですね『ホントの事を知ってるよ!!』というタイトルに変更してお送りします」

この武内アナの言葉に、後藤はまたピクッと反応した

158 :大河好き:2001/06/02(土) 14:33 ID:2slGdrNI
>>157の続き

ミニモニの歌が始まった
つんくの曲によくある独特なコミカルなイントロだった
「みなさ~ん ミニモニがみんなを探しちゃうよ~」
矢口真里がイントロに合わせて言った


みなみ十字星 北斗星 地球でお星がかくれんぼ
はよせい しゃらくせい まだかいな お日様沈んで始めよう

ぼくはアフリカ きみハワイ
イグアス滝にかくれよう

サハラ砂漠を乗り越えて ガラパゴスペンギンこんにちは

で~も で~も 知ってるんだよ~ん
本当の事を知ってるんだよ~ん

チグリス川に隠れてる あしあとがついてるよ
お猿さんみたいに(モンキー!)


「モンキー・・・」
この曲を聞いた後藤は黙ったまま席をたった

後藤は別に事件のことがミニモニに知られていることに焦りはなかった

ただその事件をネタにして自分をおちょくっているのが死ぬ程許せなかった

後藤はスタジオの廊下を歩きながら、ポケットか細い針金を取り出した

その針金を確認すると、またそれをポケットにしまった。
そして後藤はミニモニの控室に入っていった

後藤は椅子に腰かけてミニモニが帰ってくるのを待った

ふとテーブルの上に目をやると、封筒が置いてあった
『後藤へ』
後藤は慎重にその封筒を開けた


159 :大河好き:2001/06/02(土) 14:44 ID:2slGdrNI
>>158の続き

一方ミニモニは歌い終わっても控室には戻らなかった
「矢口さん このあとどうなるんですかねぇ?」
加護は矢口に尋ねた
「後藤を問い詰めるのよ」
矢口は言った

ミニモニの4人はスタジオが外に出て松浦の殺されたビルへと向かった

「でもうちら4人が問い詰めてもダメなんじゃないですかねぇ?」
辻は矢口に言った
「大丈夫 あたしらが問い詰めても自白しないかもしれないけれど・・・」
「へ?」
「殺された松浦亜弥になら問い詰められるんじゃない?」
「ん? ええっと それは一体?」
辻は首をかしげた

160 :大河好き:2001/06/02(土) 19:09 ID:2slGdrNI
>>159の続き

後藤は松浦亜弥を殺したビルに来ていた
暗いビルの廊下を後藤は歩いていた
「明かりはどこかしら?」
後藤は手探りで壁に複数あるスイッチを押してみたが、どれを押しても明かりがつかなかった

エレベーターで7階まで上がり いよいよ松浦の最期をみた部屋へと近付いていった

後藤はさの部屋のドアの前に立った
(矢口はもう来てるかしら?)
後藤は封筒に書かれていた内容を思い返した

『後藤へ、大事な話しがあるの今すぐ千代田ビルの7階の一番奥の部屋へ来て』

千代田ビル 松浦の死んだビル 7階の一番奥の部屋 松浦の死んだ部屋

矢口は知っている 恐らく辻と加護の話しから推理したのだろう

後藤はポケットの中にピアノ線があるかどうか、手でまさぐり確認した

この部屋には窓ガラスが外側だけでなく廊下側にもあった
廊下側のガラスは摺ガラスになってた

後藤は摺ガラス越しに部屋の中を覗いてみた 当然中の様子はわからない

ただビルの外にある街の明かりが見えるだけだった

後藤はそーっとドアを開けた 部屋は暗かったが、外の明かりのおかけで、かろうじて中の様子が伺えた

中には誰もいなかった

後藤は部屋の中に入り矢口を待つ事にした

161 :大河好き:2001/06/02(土) 21:21 ID:sVVO69S2
>>160の続き

後藤は部屋の明かりを点けようと、入口の脇にあるスイッチを押してみた

が、しかしここもつかなかった
「きっとメインのスイッチが切られているのね」
後藤はドアの鍵をかけると、暗い部屋の中のソファーに腰をかけた

「あたしの人生も もうここで終わりね・・・」
後藤はソファーに深く体を埋め天井を見上げた
「もうバレるのも時間の問題よ・・・」

後藤は今までの自分の人生を振り返った
「いいことなんて何ひとつなかったわ」
後藤は母親のことを思い描いた
「あたしが何か問題を起こす度に、あたしをかばってくれたわね・・・」

後藤の胸に急激な切なさが襲いかかった
「お母さんゴメンナサイ・・・」
後藤はポツリと言った



「おかあさん・・・ごめんなさい」

後藤はビクッとして目を開けた
「誰!?」
後藤は体を起こした

すると摺ガラスの向うに黒い人影があった

暗くてはっきりとは見えない しかしそこに得体の知れない人影があった
「矢口さん?」
後藤は尋ねた

しかしその人影は返事をしなかった ただ・・・

「おかあさん・・・ごめんなさい」

後藤の体に戦慄が走った

162 :大河好き:2001/06/02(土) 21:39 ID:2slGdrNI
>>161の続き

「まさか・・・」
後藤は全身が汗でびっしょりになった

「矢口さんでしょ!!」
後藤は叫んだ

しかしその不気味な人影はドアの前で立ち止まったまま何も答えなかった

カチャッ・・・カチャッ

ドアノブが鳴った

そして声が・・・

「いま そっちにいくからね・・・」

後藤はこの声に恐怖した

「これが このビルに出る幽霊!?」

後藤は部屋の角で震えていた

カチャッ カチャッ

後藤はドアノブを体を震わせながら見ていた

すると

チリン

後藤はハッとした
「ははん これは・・・」
後藤はこの音にニヤッとした

後藤はスッと立ち上がると、ポケットからピアノ線を取り出した
「今 開けてやるよ!!」

後藤はバーン!!と戸を開けた

163 :まだダメ:2001/06/03(日) 06:37 ID:vUkOXVJw

 更新、お疲れ様DEATH。
 大河師匠、この度わたくし、この板から抜けさせて頂く事になりました。

・・・「ねんちゃくん」がいますが、めげずに。

164 :大河好き:2001/06/03(日) 15:50 ID:1..tiGjM
>>163 ななな何があったというのだ!? 抜ける? そりゃ一体どういうことだ!!

165 :大河好き:2001/06/03(日) 19:04 ID:L01rRQ0s
>>162の続き

「これでよし!!」
公衆トイレで矢口真里は、加護亜衣にメイクをしていた
「これで松浦さんに見えますかねぇ?」
加護はトイレの鏡を見ながら言った
「何よカゴ だったらどうすればいいの?」

加護は黒いペンを取り出すと、そのペンで鼻の穴を大きく書いた
「ほら、これで亜弥ちゃんにソックリになった」
矢口は加護の顔を鏡越しにみた
「だめよ それじぁ 後藤を怖がらせなきゃいけないんだから 消しなさい!」
加護はシブシブ鼻の穴のメイクを消した

今度は辻が赤い口紅を取り出した
「オバケなんだから、これくらいしとかないと・・・」
辻は松浦亜弥に化けた加護の口から血が溢れ出してるメイクをした

「ツジ あんたセンスあるわね マジで怖いわコレ」
矢口は辻にOKのサインをした
「よし! じゃ さっそく行くわよ!!」

ミニモニの4人は公園の公衆トイレから飛びだして、後藤の待っているビルへと向かった



「加護! あんただってのは判ってるのよ!!」
後藤真希はサッとドアを開けた

そして・・・

恐怖が後藤の全身を凍らせた
「ギヤャャャャャャャャャャャャャャャャ!!!!!!」



「ハアハア このビルよ 後藤がいるのは!」
矢口は息をハアハア言わせながら千代田ビルを指差した
「ハアハア 行くわよ!!」
矢口がそう言ったとたん後藤の叫び声が聞こえた
「何 今の!?」

「あっあれ見てください」
お化けの松浦亜弥のメイクをした加護が上を指差した
ミニモニ全員は一斉に 7階の窓をみた

「助けて!!」
なんと後藤が顔を蒼くしてガラス窓にへばりついていた
「なにかしら!?」
矢口はガラス窓を叩く後藤を見て言った
「トリアエズ イキマショウ!!」
ミカは言った

ミニモニの4人は大急ぎでエレベーターに飛び乗った

チン!

エレベーターが7階につくと4人は駆け足で一番おくの部屋へと飛び込んだ
「後藤さん!!」

166 :最終回:2001/06/04(月) 01:22 ID:hVaZIycE
>>162の続き

ソニン刑事は矢口真里に尋ねた
「それで後藤さんは一体どうなったのですか?」

矢口は暫く考えてそして言った
「私たち4人が部屋の中に入った時には、後藤は既に窓から飛び降りていたんです」

「どうして後藤さんは飛び降りたのかしら?」
ソニンは尋ねた
「いえ・・・どうしてだか 何も・・・」

「後藤さんが、どうして窓ガラスを割って7階から飛び降りたのか・・・ホントにあなたたち知らないの?」
ソニン刑事は疑り深く4人に尋ねた

「ホントなんですホントに何も知らないんです!!」
矢口は必死に訴えた

「後藤真希の顔は恐怖で歪んでいたそうよ」
この言葉に加護亜衣はドキッとした
「加護さんアナタ後藤さんを脅かそうとしていたらしいじゃないの、お化けのかっこうで」

「いえ これとそれとは全然違うんです ホントなんです」
加護は苦しい言い訳をした

「それで後藤は今どうなっているんでしょうか?」
矢口はおそるおそる後藤の安否を尋ねた

ソニン刑事は言った
「重体です」
この言葉に矢口の顔が曇った

ソニンは続けていった
「重体ですが、体の状態以上に精神面で状態の方がより重症です」
矢口は黙ってその話しを聞いていた

数日後ミニモニの4人は長い取り調べを終えて解放された
悲劇の舞台となった千代田ビルはこの事件のあと取り壊された

しかしこのビルの向かい側に出来た大使館ビルでは、夜中になると松浦亜弥の幽霊が出るという噂が立った

「おかあさん かえりたい・・・」

幽霊は訪問者にそういうらしい




ーーーー「それいけミニモニ探偵団!!」終わりーーーー

167 :名無し娘。:2001/06/04(月) 06:21 ID:8rJQhksk
救われない終わり方だな(w
タイトル違和感アリまくり

168 :名無し娘。:2001/06/04(月) 22:34 ID:O8sSGpkI
何か尻つぼみだね。
途中は面白かったんだけど。

また書いてね!

169 :大河好き:2001/06/04(月) 23:35 ID:Q1Hps6mA
>>167 たしかに 完全に後藤が主役のお話しになってしまった ミニモニも推理とかしなかったし・・・反省

>>168 書き始めたときは、すっごい面白いお話しになる予定だったんだけど、何だか前回よりレベルが落ちてしまったかもしれない

次回作に期待してね!

170 :名無し娘。:2001/06/06(水) 17:57 ID:7bxbRZtI
age

171 :名無し娘。:2001/06/09(土) 00:16 ID:wr1P1mQw
あなたの自信家振りには、こちらも驚かされます。
やっぱ、量より質です。
次回作は頑張って。

172 :大河好き:2001/06/10(日) 05:55 ID:TWdIlMTk
>>171 ごもっともです 質が大事ですよね

他の小説スレはなんであんなにうまく書けるのやら・・・

173 :名無しです。:2001/06/11(月) 20:21 ID:jH7Hk1gw
警察は、後藤さんがどうして7階の窓から落ちたのか、見解不明のような?

174 :名無し娘。:2001/06/13(水) 22:59 ID:5olE4CcE
age

175 :名無し娘。。。:2001/06/13(水) 23:21 ID:.UJcLaRc
一、第十六師団

 比島派遣第十四軍隷下の第十六師団が、レイテ島進出の命令に接したのは、
昭和十九年四月五日であった。師団長陸軍中将飯田圭織は、北海道室蘭市出身、
陸士二六期卒、第二十九聯隊長、第五軍(牡丹江)参謀長などを勤めたことがあったが、
主として教育総監部関連の経歴を辿り、昭和十七年十月以降は、陸軍予科士官学校長
であった。十九年戦局逼迫に伴い、三月一日、第十六師団長を拝命、十二日ルソン島
ロスバニヨスの師団司令部に着任したばかりであった。

176 :名無し娘。 :2001/06/18(月) 01:29 ID:N9SX1lQw
梨華は先程までアーム・カールをするために持っていたダンベルを
ダンベルラックに戻すと、バーベルを持ち出しデッド・リフトを始めた。
そのバーベルには25キロのプレートが左右合計で4枚セットされていた。

異様な光景だった。
40キロ程度の細身の少女が独りジムで100キロを超えるバーベルを
軽々と取り扱っている。
その細い腰にはまるで高密度に、幾重にも重ねられた筋肉が備えられているようにも見えた。

177 :名無し娘。:2001/06/18(月) 01:52 ID:N9SX1lQw
20×3回のノルマをこなし、やっとインターバルに入る。
インターバルの時、梨華はモーニング娘。に加入してからの事を思い出していた。

加入時につんく♂から「身体を使うバラエティーでは全力を出すな」と言われた事を。

それから梨華は『ドジで非力なお嬢様』を演じ続けた。

178 :名無し娘。:2001/06/19(火) 15:10 ID:AzJ2.Azs
>>175
室蘭出身は、なっちだと思われ。

179 :名無し娘。:2001/06/23(土) 03:39 ID:ENYeZQw6
漢字やカタカナばかり使って、一人で悦に入ってるやつはドキュソ

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