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陰陽師みちよ

1 :平家ヲタの:2001/08/25(土) 01:44 ID:sepDp88M
十二の干支を百度遡り、桓武天皇 山城にて平安の地を築き
闇が闇として色濃く残る時代を飄々と雲が漂うがごとく
生き抜く、女の物語。
陰陽師みちよ これにてはじまりでございます。

2 :名無し募集中。。。:2001/08/25(土) 01:44 ID:YWaMagrY
>>1
小説?

3 :平家ヲタの:2001/08/25(土) 01:44 ID:sepDp88M
第壱話 童の遊戯にて思う事

4 :平家ヲタの:2001/08/25(土) 01:45 ID:sepDp88M
慈悲なく照りつける太陽から、少しでも身を守ろうと背を丸め
二条大路を東に向かう 烏帽子を身に付けた小柄な人陰が
靴を鳴らし陽炎をかき分け歩を進める。
遠くの油蝉の鳴き声が暑さを更に掻き立てる。

5 :平家ヲタの:2001/08/25(土) 01:45 ID:sepDp88M
「がぁ〜 あっづぃなぁ。大体 都は盆地に有るからいかんねん。
 こんなもん 上から蓋したら、餃子も焼けるっちゅうねん。まじで」

口の悪いこのお人が、この物語の準主役 中澤裕子、
烏帽子を付けてる事からも分かる様 偉い人である。

6 :平家ヲタの:2001/08/25(土) 01:46 ID:sepDp88M
「なんで、あの子はうちと反対側に住んでんのや 遠いっちゅうねん」
暑さで苛立つのも分かるが 全く大きなお世話である。

愚痴を言いながら西洞院大路を北に折れて 少し歩いた所が目的地
大きく開け放たれた門をくぐり 辺りを見回しため息を付く。

「相変わらず ここの庭はエライ事なっとるなぁ....」

7 :平家ヲタの:2001/08/25(土) 01:47 ID:qq6SfqJI
そのため息の原因はこの庭の荒れ様であった。
しかし 荒れているからと言って見苦しいわけでは無い。
名も知らぬ草が生命力を誇示し、その間からまだ青々とした背の高い
ススキが顔を出し、朝顔が明日の為に眠りに付いている。
立派なクヌギにはツタが絡み その先にはヘチマがたわわに実を付け
藤の木は秋に向けて紫の花の準備をゆっくりと始めている。

後にその道の宗家は
「生け花は野に有るごとく活けるが極意」と言ったが
ここの主は知ってか知らずか手入れをしていない。
もちろんこの人は全く理解はしていない

8 :平家ヲタの:2001/08/25(土) 01:48 ID:qq6SfqJI
「ほんま まるで荒れ寺やな。物の怪の一つも出そうやわ。」

そこに足下へと小さな黒影が走った!
「うわぁ...... なんやネズミかいな ビビらすなちゅうねん」

「はは、ごめんな。ゆうちゃん待ってたで 裏の縁側にいてるから はよきてな。」
と小さな熊ネズミが 裕子に語りかける。

9 :平家ヲタの:2001/08/25(土) 01:49 ID:qq6SfqJI
「・・・ ね...ネズミがしゃべりよった.... あ あいつの仕業なんやろうな...」
小さな口をパクパクさせ 接地感のない足でよろよろと裏へ向かう裕子。

裏の縁側になんとか辿り着き、腰をおろした所 屏風の奥から銚子と膳を持った
細身で狐顔の人物が姿を現し、裕子の横に腰を降ろす。

10 :平家ヲタの:2001/08/25(土) 01:50 ID:qq6SfqJI
「さっき そこでネズミがしゃべったで。あれもあんたの式神か?
 ちょっと、自分 聞いてるか?」

裕子がそう言って 相手の肩に手を触れると、ヘナヘナと縮み
人形の紙切れと姿を変えた。

11 :平家ヲタの:2001/08/25(土) 01:50 ID:sepDp88M
「・・・」
驚く裕子の後ろからクスクスと笑い声が。 裕子が振り返ると
先ほどの人物が満面の笑みを浮かべ 座った裕子を見下ろしていた。

「ちょっと!みっちゃん!あんたは本物なんやろうな!」

12 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

13 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

14 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

15 :続きは下がった 明日にでも:2001/08/25(土) 01:51 ID:sepDp88M
そう。この人物こそがこの物語の主役 平家みちよである。
ついでに詳しく説明しておくと 陰陽師で朝廷の陰陽寮に
所属し 実力から行けば陰陽頭に成るべき人物なのだが
何故か 冷遇されていて権力者が表立って頼めないような
仕事を主に受け持っている。
みっちゃんいい子なのにね( `◇´)

16 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

17 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

18 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

19 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

20 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

21 :名無し平家:2001/08/25(土) 01:53 ID:NOUtgi66
     ∧ ∧_     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   /( `◇´)/\ < あーとにかくがんばるんやで〜
 /| ̄ ̄ ̄ ̄|\/   \__________
 〜|____|/

22 :名無し娘。:2001/08/25(土) 01:53 ID:G4wY67Gg
面白いけど
読みにくいよ…
もう少し現代語訳で…

23 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

24 :名無し娘。:2001/08/25(土) 01:53 ID:qXuZCPaE
sageとくか。

25 :ゆきねずみ:2001/08/25(土) 01:55 ID:Ag2k4pR.
sage

26 :名無し平家:2001/08/25(土) 01:57 ID:NOUtgi66
     ∧ ∧_     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   /( `◇´)/\ < 漢字がいっぱいやなーまあ解るけど
 /| ̄ ̄ ̄ ̄|\/   \__________
 〜|____|/

27 :ゆきねずみ :2001/08/25(土) 01:58 ID:Ag2k4pR.
sage

28 :名無し娘。:2001/08/25(土) 02:02 ID:aH1Rj892
いや、このぐらい硬めのの文章も味があっていいもんだ。
リズムがいいからそんなに読みにくくないし。
頑張ってくれ

29 :名無し娘。:2001/08/25(土) 11:28 ID:qq6SfqJI
前回 >>1-11 >>15
嵐は完全放置でお願いします。 感想上等でもsageで。
dat防止の為、毎日ちょっとづつ書きます。
気長に待って下さい。大体0時過ぎが定時カキコ予定で。

30 :あげてもうた 鬱:2001/08/25(土) 11:29 ID:qq6SfqJI
「まぁまぁ そう怒らんと、ホンモンやがな。焼き椎茸で一杯やろうや。」

「今日は酒飲みにきたんちゃうねん。ちょっと困った事があって相談にきたんや」

「でも、酒を断わりに来たわけでもないやろ?」

「うまいこと言いよんなぁ。まぁ飲もか(w」

31 :平家ヲタの:2001/08/25(土) 11:30 ID:sepDp88M
まぁそんなこんなで酒盛りを始める居酒屋シスターズ。
日も傾き 心地よい風が頬をなで、ほろ酔いの良い気分になった所で

「なぁ ゆうちゃん?さっき相談がどうのゆうてへんかった?」
と平家が裕子のバカ話しの合間を見計らって口火を切る

32 :平家ヲタの:2001/08/25(土) 11:31 ID:sepDp88M
「あぁ 忘れとった。あんなみっちゃん 上加茂神社の横を通る小路しってるか?」

「ん? 知ってんで」

「あそこにな 最近 出るんよ。物の怪が。」

「へぇ そんでうちの所に相談するように主上に言われたと」

「せなんよ。 なんでも背の高い女と三人の童子の姿してるらしい」

「そんなん 陰陽寮に頼んだらエエやん」

「いや 最初たのんだんやけど 退治に行った一人が童子に押さえられた所
 背の高い女に首をはねられたんよ。ほんでこれは手に負えんゆうてな...」

33 :平家ヲタの:2001/08/25(土) 11:32 ID:sepDp88M
「はぁ うちはいっつも損な役回りばっかりやなぁ。
 一人で仕事させて貰ってるのはええんやけど たまには日の当たる仕事したいわ」

「まぁまぁ、ぼやかんと。ほんでいつ行く?」

「せやなぁ、三日後にしよか。満月やし」

「じゃぁ 日の落ちた頃に来るわ。で まだお酒ある?」

(あんた 最初 酒飲みにきたんちゃう、ゆうてへんかったか?......)

34 :名無し娘。:2001/08/26(日) 00:15 ID:Ad/mNHbg
そして刻は流れてあれから三日。
南東の空にぽっかりと大きく蒼い月が都を優しく照らしだした頃、
舎人を連れた牛車で裕子が平家の家を訪れる。

35 :平家ヲタの:2001/08/26(日) 00:16 ID:Ad/mNHbg
「今日は、何にもでてけぇへんやろな..」
辺りを見回す裕子 すると奥から瓶子を下げた平家が姿を現す。

「みっちゃん......本物か?」
おそるおそる 二の腕を突ついてみる裕子

「当たり前やがな 何回もおんなじネタつかわへんって」
と裕子の後ろから声がする。
振り返るとそこにも平家の姿が........

36 :平家ヲタの:2001/08/26(日) 00:16 ID:Ad/mNHbg
「え?....もうええかげんにしいや!同じネタつことるがな!嘘つき!」
怒りをあらわにし、後ろから声をかけた方の平家の肩をトンと付くと
またもや 人形の紙へと姿をかえる。

「・・・」

37 :また明日:2001/08/26(日) 00:17 ID:Ad/mNHbg
「だから ゆうたやん。うちがほんもんやって」

「あんた おもろい?」ちょっと 呆れて聞く裕子。

「うん ごっつおもろい」
いたずらっぽい満面の笑みで答える 平家

「こんどやったら 泣いたる」

「絶対やったろっと」

「根性 わるっ」

そんなやり取りを聞いていた従者は一抹の不安を感じるのであった
「今日、生きて帰れるんかな....」

38 :名無し平家:2001/08/26(日) 04:51 ID:rXCvIUuk
ガンガレ!ホゼム

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